今季10度目のウノゼロならず、インテルがAT被弾で痛恨の2戦連続ドロー 長友は後半途中に出場《セリエA》
2016.01.25 01:04 Mon
▽インテルは24日、セリエA第21節でカルピを本拠地のジュゼッペ・メアッツァに迎え、1-1のドローに終わった。インテルの長友は76分から途中出場している。
▽開始早々の2分、カウンターから抜け出したムバコグにネットを揺らされるも、ムリージョへのオフェンスファウルがあったとして失点を免れたインテル。その後は一方的にボールを保持し、敵陣に侵攻し続けるが、自陣に引くカルピの守備網を崩しきれない。逆にカウンターからゴールに迫られる機会を何度か許してしまう。
▽19分にはボックス付近のルーズボールをファン・ジェズスから競り取ったムバコグにボックス右から豪快なシュートを打たれるも、これはGKハンダノビッチの正面を突く。その後はカルピの中盤からのタイトな守備に苦しむが、セットプレーから決定機を創出。26分、右CKをニアサイドのイカルディが頭でフリックし、ファーサイドのパラシオが角度のない位置からヘディングで狙うが、ゴールライン手前でクリミにクリアされた。
▽31分にも右CKからムリージョ、ペリシッチと合わせるが、ボールは枠の左に逸れていく。引いた相手を崩せないインテルだったが、カウンターから先制点を奪う。39分、自陣からロングカウンターを発動すると、ボックス内のペリシッチのシュートがスアゲルに当たり、こぼれ球を拾ったパラシオがゴールに流し込んだ。先手を取ったインテルは44分、イカルディのポストプレーからボックス左に抜け出したペリシッチが左足でシュートを放つも、これは左サイドネットに飛んで前半を終えた。
▽そのインテルは49分、ボックス手前からペリシッチが右足で強烈なシュートを放つも、これはGKベレツに何とか阻止される。その後はミランダを中心にカルピの反撃を阻んで1点のリードを保つと、76分にはモントーヤを下げて長友を投入。システムを再び[4-4-2]に戻し、長友を右サイドバック、ファン・ジェズスを左サイドバックに置いた。
▽試合を締めにかかるインテルは81分、セットプレーからメロとパラシオが決定的なシュートを立て続けに放つも、いずれもGKベレツのビッグセーブに阻止される。追加点を奪いきれないインテルだったが、82分にカルピのパッシューティが2枚目の警告を受けて退場となり、数的優位を得る。
▽このままインテルが今季10度目のウノゼロで試合を終わらせるかに思われたが、後半アディショナルタイムに悲劇。追加タイム2分、R・ビアンコのスルーパスからボックス左に抜け出した途中出場のラザーニャにシュートを決められ、土壇場で同点に追いつかれてしまった。結局、1-1のドローで試合は終了。土壇場の被弾で勝利を逃したインテルは、2戦連続のドローに終わり、フィオレンティーナと同勝ち点で4位に後退した。
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▽前節のアタランタ戦をGKハンダノビッチに助けられて1-1のドローで終えた3位のインテルは、ミッドウィークのコッパ・イタリア準々決勝でナポリを撃破。マンチーニ監督は来週のミッドウィークに控えるコッパ準決勝1stレグのユベントス戦を見据えてか、控え選手を数人起用。ミランダや長友、メデルらをベンチスタートとし、ファン・ジェズスやモントーヤ、パラシオらを先発に加えた。また、4試合の出場停止が解けたメロがスタメン出場を飾っている。▽19分にはボックス付近のルーズボールをファン・ジェズスから競り取ったムバコグにボックス右から豪快なシュートを打たれるも、これはGKハンダノビッチの正面を突く。その後はカルピの中盤からのタイトな守備に苦しむが、セットプレーから決定機を創出。26分、右CKをニアサイドのイカルディが頭でフリックし、ファーサイドのパラシオが角度のない位置からヘディングで狙うが、ゴールライン手前でクリミにクリアされた。
▽31分にも右CKからムリージョ、ペリシッチと合わせるが、ボールは枠の左に逸れていく。引いた相手を崩せないインテルだったが、カウンターから先制点を奪う。39分、自陣からロングカウンターを発動すると、ボックス内のペリシッチのシュートがスアゲルに当たり、こぼれ球を拾ったパラシオがゴールに流し込んだ。先手を取ったインテルは44分、イカルディのポストプレーからボックス左に抜け出したペリシッチが左足でシュートを放つも、これは左サイドネットに飛んで前半を終えた。
▽迎えた後半、マンチーニ監督が早くも動く。後半の頭からA・テレスに代えてミランダを投入し、システムを[4-4-2]から[3-5-2]に変更。ムリージョ、ミランダ、ファン・ジェズスの3バック、モントーヤとペリシッチを両ウイングバックに置き、リャイッチをトップ下に配する。
▽そのインテルは49分、ボックス手前からペリシッチが右足で強烈なシュートを放つも、これはGKベレツに何とか阻止される。その後はミランダを中心にカルピの反撃を阻んで1点のリードを保つと、76分にはモントーヤを下げて長友を投入。システムを再び[4-4-2]に戻し、長友を右サイドバック、ファン・ジェズスを左サイドバックに置いた。
▽試合を締めにかかるインテルは81分、セットプレーからメロとパラシオが決定的なシュートを立て続けに放つも、いずれもGKベレツのビッグセーブに阻止される。追加点を奪いきれないインテルだったが、82分にカルピのパッシューティが2枚目の警告を受けて退場となり、数的優位を得る。
▽このままインテルが今季10度目のウノゼロで試合を終わらせるかに思われたが、後半アディショナルタイムに悲劇。追加タイム2分、R・ビアンコのスルーパスからボックス左に抜け出した途中出場のラザーニャにシュートを決められ、土壇場で同点に追いつかれてしまった。結局、1-1のドローで試合は終了。土壇場の被弾で勝利を逃したインテルは、2戦連続のドローに終わり、フィオレンティーナと同勝ち点で4位に後退した。
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