A・アイェウの放出を否定するスウォンジー 「冬の移籍市場で誰も失う気はない」

スウォンジー・シティのアラン・カーティス監督は、ガーナ代表FWアンドレ・アイェウ(26)がサンダーランドへ移籍する可能性を否定し、冬の移籍市場では誰も選手を放出しないという姿勢を強調している。

今季マルセイユからスウォンジーに加入し、チームが苦しいシーズンを過ごす中でも好プレーを見せてきたA・アイェウに対しては、サンダーランドが獲得に向けたアプローチを行っていると報じられていた。

だが、スウォンジーにチーム得点王を手放す気はないようだ。18日に行われたプレミアリーグ第22節ワトフォード戦の試合後にカーティス監督が次のように語ったとしてイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「彼がサンダーランドへ行くとか、オファーが届くとか言われていた。だが私の知る限りでは、我々はそういう話を楽しむことすらないよ。我々にとって重要な選手の一人だし、この移籍市場で誰も失いたいとは思っていないからね」

「チームに新たな誰かを加えたいと思っている。だがそれができないとしても、誰も出て行かないようにすることが大事だ」

12月に解任されたギャリー・モンク前監督の後任としてカーティス氏がチームを率いてきたが、18日にはフランチェスコ・グイドリン監督の就任が発表された。今後も新監督とともに仕事を続けていくカーティス氏は、イタリア人指揮官の就任を歓迎している。

「誰かを連れて来る必要があるとクラブが考えるなら、私はそれで満足だといつも言っていたとおりだ。もっと勝てていれば不要だったかもしれないがね。パフォーマンスは素晴らしかったが、それに見合う結果を出すことはできていなかった」

「あと4ポイント、5ポイント、6ポイント、あるいは7ポイントでも取れていたかもしれない。だが経験豊富な監督を迎えることで、そういうパフォーマンスを勝ち点につなげることができるだろうね」


提供:goal.com