内紛騒動のパレルモ、今季2度目の監督交代 元アルゼンチン代表のスケロット氏を招へい
2016.01.12 14:30 Tue
パレルモは11日、クラブの公式ウェブサイトで、新指揮官にギジェルモ・バロス・スケロット氏(42)を招へいしたことを発表した。ダヴィデ・バッラルディーニ監督(52)を解任した形。パレルモは今季2度目の監督交代となる。
11月にジュゼッペ・イアキーニ氏を解任し、バッラルディーニ氏を招へいしたパレルモだが、低迷から脱却することができず。9日にはチームの支柱である主将ステファノ・ソッレンティーノとの確執が騒がれた。
10日のセリエA第19節ヴェローナ戦で1-0と勝利したパレルモだが、試合後にソッレンティーノが「僕らは自分たちだけで勝った」と指揮官を“解任”する発言。チームとバッラルディーニ氏の溝が浮き彫りとなっていた。
これを受け、マウリツィオ・ザンパリーニ会長はバッラルディーニ氏を見切ることとなった。当初はイアキーニ氏の復帰も報じられていたが、折り合いがつかなかったようだ。そこで、ザンパリーニ会長は新体制に移行することを決断した。
パレルモはバッラルディーニ氏の下でセリエAの7試合を戦い、2勝1分け4敗で現在16位。また、コッパ・イタリア4回戦では3部のアレッサンドリア相手に敗退を余儀なくされている。なお、パレルモはイアキーニ氏を解任したのも、キエーボ戦で勝利した後のことだった。
ザンパリーニ会長が11日の会見で明かしたところによると、スケロット氏は来季から招へいする計画だったが、現状を受けて6カ月予定を早めたという。
スケロット氏はヒムナシア・ラ・プラタやボカ・ジュニアーズでプレーした元アルゼンチン代表。2011年に現役を引退し、2012年から昨年12月までラヌスを率いた経験を持つ。イタリアには初挑戦ということもあり、ザンパリーニ会長はスケロット新監督のアシスタントとして、イアキーニ氏のアシスタントも務めたファビオ・ヴィヴィアーニ氏を呼び戻している。
パレルモは17日のセリエA第20節でパレルモと敵地で対戦する。
提供:goal.com
11月にジュゼッペ・イアキーニ氏を解任し、バッラルディーニ氏を招へいしたパレルモだが、低迷から脱却することができず。9日にはチームの支柱である主将ステファノ・ソッレンティーノとの確執が騒がれた。
10日のセリエA第19節ヴェローナ戦で1-0と勝利したパレルモだが、試合後にソッレンティーノが「僕らは自分たちだけで勝った」と指揮官を“解任”する発言。チームとバッラルディーニ氏の溝が浮き彫りとなっていた。
これを受け、マウリツィオ・ザンパリーニ会長はバッラルディーニ氏を見切ることとなった。当初はイアキーニ氏の復帰も報じられていたが、折り合いがつかなかったようだ。そこで、ザンパリーニ会長は新体制に移行することを決断した。
パレルモはバッラルディーニ氏の下でセリエAの7試合を戦い、2勝1分け4敗で現在16位。また、コッパ・イタリア4回戦では3部のアレッサンドリア相手に敗退を余儀なくされている。なお、パレルモはイアキーニ氏を解任したのも、キエーボ戦で勝利した後のことだった。
ザンパリーニ会長が11日の会見で明かしたところによると、スケロット氏は来季から招へいする計画だったが、現状を受けて6カ月予定を早めたという。
スケロット氏はヒムナシア・ラ・プラタやボカ・ジュニアーズでプレーした元アルゼンチン代表。2011年に現役を引退し、2012年から昨年12月までラヌスを率いた経験を持つ。イタリアには初挑戦ということもあり、ザンパリーニ会長はスケロット新監督のアシスタントとして、イアキーニ氏のアシスタントも務めたファビオ・ヴィヴィアーニ氏を呼び戻している。
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