14年ぶりに復帰したサビオラがリーベル退団を発表…クラブ・ワールドカップには出場せず
2016.01.08 10:11 Fri
▽昨年のFIFAクラブ・ワールドカップ(FCWC)にも出場したリーベル・プレートは7日、元アルゼンチ代表FWハビエル・サビオラ(34)がクラブを去ることを決断したと発表した。
▽10歳の時にリーベル・プレートの下部組織へ入団し、1998年にトップチームへ昇格したサビオラは、その後、バルセロナやモナコ、セビージャ、レアル・マドリー、ベンフィカなど欧州のクラブを渡り歩き、昨年8月に14年ぶりとなるリーベル・プレート復帰を果たしていた。
▽しかし、復帰後はアルゼンチンリーグで13試合(先発10試合)の出場に留まっており、昨年12月に日本で開催されたFCWCでは来日メンバーに含まれていたものの、出場機会を得ることができず、古巣・バルセロナとの対戦もかなわなかった。
▽サビオラは「僕はコーチングスタッフと僕の状況を分析した結果、リーベル・プレートでプレーを続けないという難しい決断をしたことをここに記します」と声明を発表。自身が育ったクラブを去ることを決断したと明かした。
「僕はリーベルへ復帰するにあたって、ここでキャリアを終えようと思っていました。でも、望んでいた夢が叶わないこともあります。それにもかかわらず、僕は優れた仲間を作り、重要なタイトルを勝ち取り、そして常に最高のファンと一緒にいました。自分が育ったクラブで幸せな時間を過ごしました」
▽10歳の時にリーベル・プレートの下部組織へ入団し、1998年にトップチームへ昇格したサビオラは、その後、バルセロナやモナコ、セビージャ、レアル・マドリー、ベンフィカなど欧州のクラブを渡り歩き、昨年8月に14年ぶりとなるリーベル・プレート復帰を果たしていた。
▽しかし、復帰後はアルゼンチンリーグで13試合(先発10試合)の出場に留まっており、昨年12月に日本で開催されたFCWCでは来日メンバーに含まれていたものの、出場機会を得ることができず、古巣・バルセロナとの対戦もかなわなかった。
「僕はリーベルへ復帰するにあたって、ここでキャリアを終えようと思っていました。でも、望んでいた夢が叶わないこともあります。それにもかかわらず、僕は優れた仲間を作り、重要なタイトルを勝ち取り、そして常に最高のファンと一緒にいました。自分が育ったクラブで幸せな時間を過ごしました」
「彼らのサポートと僕が戻る可能性を与えてくれたクラブに感謝します。リーベルが最高の結果を残すことを常に祈ります。リーベルはいつも僕の心にあります」
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