イリチッチ2発とクバの復活ゴールでフィオレンティーナがパレルモに競り勝つ《セリエA》

2016.01.07 01:00 Thu
▽フィオレンティーナは6日、セリエA第18節でパレルモのホームに乗り込み、3-1で競り勝った。
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▽2015年最終戦のキエーボ戦を2-0で制し、首位インテルを1ポイント差で追う3位フィオレンティーナ(勝ち点35)が、16位パレルモ(勝ち点18)の本拠地に乗り込んだ一戦。カリニッチを最前線に、イリチッチとボルハ・バレロをシャドーに配す[3-4-2-1]の布陣で臨んだフィオレンティーナは、アグレッシブな入りを見せたパレルモを受け止めると、13分に先制する。イリチッチが単騎突破でボックス右に侵入し、右足でGKの守るニアサイドを射抜くシュートを決めた。
▽先制後、ポゼッションして試合をコントロールするフィオレンティーナは、33分にFKからストゥルナに決定的なシュートに持ち込まれるも、GKタタルサヌが好守で防ぐと、43分に追加点を奪う。イリチッチがボックス手前左から放ったコントロールシュートがゴール左上に決まった。

▽2点をリードして迎えた後半、パレルモの圧力を受け止めていったフィオレンティーナは、60分にイリチッチに代えて負傷明けのブワシュチコフスキを投入する。さらにベルナルデスキを下げる余裕を見せたフィオレンティーナは77分、ジラルディーノのヘディングシュートで失点したものの、1点のリードを保っていく。そして後半追加タイムにブワシュチコフスキの復活ゴールが決まったフィオレンティーナが2016年初戦を制して、この後試合を行う首位インテル(勝ち点36)、2位ナポリ(勝ち点35)にプレッシャーをかけている。

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