昨季まで宮市在籍のトゥベンテ、欧州カップ戦への出場資格が3年間禁止

2015.12.17 00:05 Thu
▽オランダのエールディビジに所属するトゥベンテが16日、欧州カップ戦への出場資格を3年間にわたって禁止されることになった。オランダサッカー協会(KNVB)が発表している。

▽KNVBの発表によれば、トゥベンテは選手の移籍金権利を投資家グループに売却する取引に関し、KNVBを故意に欺いたとのこと。特に、トゥベンテとドイエン・スポーツ(投資会社)の関係を調査した結果、11月に行われた取引の報告がなかったという。

▽また、トゥベンテには4万5250ユーロ(約603万円)の罰金処分も科された。なお、同クラブは今回の処分に関して控訴しない模様だ。トゥベンテは現在、リーグ戦を16試合消化し、降格圏内の16位に沈んでいる。
▽なお、トゥベンテは深刻な財政難に苦しんでおり、先月にはクラブ破産を免れるため、投資家グループと接触。その際にKNVBの定める規則を違反する不適切な行為がなされたという疑惑をかけられ、ファン・デル・ラーン会長が責任を執る形で辞任していた。さらに、当該の不正行為に関し、KNVBから調査を受けていた。

▽トゥベンテには、現ザンクト・パウリのFW宮市亮が2014-15シーズンに在籍し、公式戦11試合に出場していた。

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