ホンジュラスで悲劇…代表選手が何者かに射殺される 五輪や親善試合の日本戦にも出場のMFペラルタ

2015.12.11 14:58 Fri
ホンジュラスで痛ましい事件が発生した。同国代表選手だったMFアーノルド・ペラルタが何者かに射殺されたことが伝えられている。ペラルタは26歳だった。

ホンジュラス保安省による発表として各国メディアが伝えたところによれば、ペラルタは故郷の都市ラ・セイバのショッピングセンター駐車場で遺体で発見されたとのことだ。

犯人は特定されておらず、動機も不明。所持品を奪われてはおらず、強盗ではないとの見方が伝えられている。

ホンジュラスではギャングによる犯罪が横行し、世界で最も治安の悪い国の一つだとされている。殺人事件発生率は人口10万人あたり年間約90件に上り、日本(約0.3件)の約300倍にもなる計算だ。

ペラルタは2011年に22歳でホンジュラスA代表にデビュー。2012年ロンドン・オリンピックでは同グループだった日本との対戦にも交代出場していた。

2014年ブラジル・ワールドカップでは当初23名のメンバーに招集されたが、その後負傷のため欠場を強いられることになった。日本代表がホンジュラスに6-0で大勝した同年11月の親善試合には交代で出場。A代表で計26キャップを記録していた。

クラブレベルでは、2013年にスコットランドのグラスゴー・レンジャーズに加入。破産により下部リーグからの再起を強いられている名門を3部から2部に引き上げるのに貢献した後、今年1月に母国のクラブへ戻っていた。


提供:goal.com

PR

U-24ホンジュラス代表の関連記事

アルゼンチン代表は23日、ホンジュラス代表との国際親善試合を3-0の快勝で飾った。 今年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)が刻々と迫るなか、今月のインターナショナルマッチウィークをアメリカで過ごすアルゼンチン。予行演習の第一戦として、マイアミのハードロック・スタジアムでホンジュラスと対戦した。 先発は 2022.09.24 12:45 Sat
信じがたい環境下でワールドカップ予選が行われていた。 異常事態が起こったのは、3日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の第11節、アメリカ代表vsホンジュラス代表の一戦だ。 この試合はアメリカのミネソタ州セントポールにあるアリアンツ・フィールドで行われた。 スタジアムは通常の屋 2022.02.04 19:30 Fri
U-24ホンジュラス代表のミゲル・ファレロ監督が、U-24日本代表戦を振り返った。 12日、キリンチャレンジカップ2021でU-24日本代表と対戦したホンジュラス。東京オリンピックに向けての調整試合となった中、前半に吉田麻也と堂安律にゴールを許し、2点ビハインドで試合を折り返す。 ハーフタイムに5人の選手交 2021.07.12 22:42 Mon
東京オリンピックに臨むU-24日本代表は、本大会前の親善試合を2試合実施。そのうちの1試合である、U-24ホンジュラス代表とのキリンチャレンジカップ2021を12日に行う。 大会初戦は22日のU-24南アフリカ代表戦。5日から静岡県で合宿をスタートさせ、大学生との練習試合を2試合実施。10日に大阪へと移動した。 2021.07.12 13:20 Mon
U-24ホンジュラス代表のミゲル・ファレロ監督が、12日に行われるU-24日本代表とのキリンチャレンジカップ2021の前日会見に出席した。 東京オリンピックに参加するU-24ホンジュラス代表。同グループのU-24韓国代表を想定して日本との一戦に臨む。 オリンピックには4大会連続5度目の出場となるホンジュラス 2021.07.11 13:40 Sun

U-24ホンジュラス代表の人気記事ランキング

1

ホンジュラス代表MFガリードに悲劇! 衝撃的な右足の負傷で1年以上の離脱へ

▽ホンジュラス代表MFルイス・ガリードが、17日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)北中米4次予選第2節のメキシコ戦(ホンジュラスが0-2で敗戦)で右足の4つのじん帯を損傷する重傷を負った。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。 ▽この試合に先発出場したガリードは、前半終了間際にメキシコMFハビエル・アキーノと激しく接触。直前にホンジュラスの選手と競り合って体勢を崩したアキーノが、ガリードの伸ばした右ヒザに勢いよく倒れ込んできた結果、アキーノの全体重が乗ったことで負荷に耐えられなかった同選手のヒザは、あらぬ方向に曲がってしまった。 ▽そして、苦悶の表情を浮かべたガリードを起こそうと手を差し伸べたメキシコMFホセ・グアルダードがすぐさま異変に気付き担架を要請。タオルを噛んで必死に痛みに耐える同選手は、そのままピッチを後にした。 ▽その後、現地の病院に緊急搬送されたガリードの容態についてホンジュラス代表のチームドクターは、右ヒザ前十字じん帯の断裂を含め、4つのじん帯に重大な損傷が見られ、復帰には1年以上を要する見込みだと語った。 ▽なお、耐えがたい重傷を負ったガリードだが、搬送されたセメサ病院で同選手を担当したセリア・ガルシア看護師は「彼は酷いケガを負ったにも関わらず、穏やかな様子だったわ」と、同選手の姿勢を称賛していた。ガリードの目を覆いたくなる負傷映像は以下のURLからチェックできます。 ◆ガリードが衝撃的な負傷に見舞われる https://www.youtube.com/watch?v=yEhVfPF9Zdw 2015.11.18 13:40 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly