ガイス復帰のシャルケがリーグ戦6試合ぶりの勝利《ブンデスリーガ》

▽ブンデスリーガ第15節シャルケvsハノーファーが4日に行われ、3-1でシャルケが快勝した。シャルケの内田、ハノーファーの清武、酒井宏らはそれぞれ負傷や病気のため欠場している。

▽リーグ戦5試合勝利のない8位シャルケ(勝ち点21)と、前節の勝利で連敗を2で止めた14位ハノーファー(勝ち点14)の一戦。ガイスが5試合の出場停止処分から復帰したシャルケは、2列目に右からL・サネ、マックス・マイヤー、チュポ=モティングと配置する[4-2-3-1]の布陣を採用した。

▽そのシャルケは序盤、出足の鋭いハノーファーの前にボールを落ち着かせることができない。それでも、徐々にポゼッションを高めていくと、27分に決定機を演出する。ボックス右に侵入したL・サネの折り返しを受けたマックス・マイヤーがシュート。しかし、枠の左に外してしまった。
▽立ち上がりのリーターとの接触でソビエフが交代を強いられたハノーファーに対し、押し込むシャルケは40分にフンテラールが反転からシュートに持ち込めば、前半終了間際にはスルーパスを引き出したL・サネがボックス右からシュートに持ち込む決定機を演出。だが、この場面はGKツィーラーの好守に阻まれ、15本のシュートを打ちながら前半はゴールレスで終えた。

▽しかし迎えた後半開始5分、ガイスの縦パスを受けたフンテラールがボックス内で反転しかけたところでマルセロに倒されてPKを獲得。これをガイスが枠の左隅に決めてシャルケが先制した。▽主導権を握るシャルケは続く73分、左サイドに流れたマックス・マイヤーのクロスをフンテラールがボレーで叩き込んで加点に成功した。その後、81分にマクシミンのミドルシュートで失点したシャルケだったが、直後に右サイドからのクロスボールがルーズになったところをボックス右のディ・サントが頭で押し込んで突き放し、勝負あり。シャルケがリーグ戦6試合ぶりの勝利を飾っている。