【J1昇格プレーオフプレビュー】Road to J1~最終決戦~
2015.12.06 09:30 Sun
▽6日、ヤンマースタジアム長居で、2015 J1昇格プレーオフ決勝戦が行われる。J1昇格の最後の切符を懸けて、リーグ戦3位の福岡(勝ち点82)と、4位のC大阪(勝ち点67)が激突する。
DF:田村友、濱田水輝、堤俊輔
MF:中村北斗、中原秀人、末吉隼也、亀川諒史
MF:城後寿、酒井宣福
FW:ウェリントン
▽今季の福岡はシーズンを通して、4バックと3バックを併用している。今季のC大阪戦では、2試合とも3バックを採用しており、今回の一戦でも3バックで臨む可能性が高い。スタメンは、基本的に長崎戦と変わらないと思われるが、負傷明けの金森が万全であれば酒井に代わって起用される可能性もある。
DF:田中裕介、茂庭照幸、山下達也、丸橋祐介
MF:関口訓充、山口蛍、橋本英郎、パブロ
FW:田代有三、玉田圭司
▽大熊新監督の下での2試合は[4-4-2]を採用しており、決勝戦でも同様のフォーメーションで臨むと見られる。準決勝の愛媛戦から変更があるとすれば左サイドハーフ。同試合では楠神が務めたが、今回は勝利が必要な状況だけに、より攻撃的なパブロが起用される可能性もある。
▽両チームの今季初対戦は、レベルファイブスタジアムで行われた。ホームの声援を受ける福岡が立ち上がりから攻勢に出ると、13分にCKから酒井がヘディングシュートを突き刺して先制に成功する。しかし、後半は一転してC大阪がペースを握り、福岡は自陣に押し込まれていく。それでも集中した守備を見せてC大阪の攻撃をシャットアウトした福岡が2試合連続完封勝利で無敗記録を8に伸ばした。
▽ヤンマースタジアム長居で行われた2度目の対戦も、福岡が激しいプレスから主導権を握る展開となった。前半は良いところなく終わったC大阪だったが、後半は裏へのロングボールから深さを作れるようになり福岡を押し返す。それでも、57分に一瞬の隙からウェリントンにゴールを許し、再び0-1で敗戦を喫した。
▽自動昇格の2位・磐田と勝ち点でならび、4位のC大阪に勝ち点差15をつけた“最強の3位”福岡が、C大阪に3度目の“ウノ・ゼロ”でプレーオフ史上初となる3位クラブとして昇格を目指す。
▽2トップを組むと見られる田代と玉田は補完性も良く、高さがある田代がしっかりと競り合ってつなぐことで、玉田が前を向いた状態でボールを受けられる。得点が必要なC大阪だけに、この2人のコンビネーションが1つのポイントとなるだろう。また、リーグ戦の2試合には玉田が出場しておらず、福岡にとっては気をつけなければいけない選手となる。
★残り1つの切符を手にするのは?
▽最後に笑うのは5シーズンぶりの復帰を目指す福岡か、それとも1年での復帰を目指すC大阪か―――。意地とプライドを懸けた注目の一戦は、6日15時35分にキックオフを迎える。
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▽29日に行われた準決勝では、6位の長崎(勝ち点60)と対戦した福岡が、ウェリントン弾を守り切り、今季の代名詞とも言える“ウノ・ゼロ”で公式戦9連勝を達成。5位の愛媛(勝ち点65)をホームに迎えたC大阪は、ゴールレスドローで試合を終え、リーグ戦上位のアドバンテージを活かして決勝に駒を進めた。【予想スタメン】
アビスパ福岡[3-4-2-1]
(c) CWS Brains、 LTD.
GK:中村航輔DF:田村友、濱田水輝、堤俊輔
MF:中村北斗、中原秀人、末吉隼也、亀川諒史
MF:城後寿、酒井宣福
FW:ウェリントン
▽今季の福岡はシーズンを通して、4バックと3バックを併用している。今季のC大阪戦では、2試合とも3バックを採用しており、今回の一戦でも3バックで臨む可能性が高い。スタメンは、基本的に長崎戦と変わらないと思われるが、負傷明けの金森が万全であれば酒井に代わって起用される可能性もある。
セレッソ大阪[4-2-3-1]
(c) CWS Brains、 LTD.
GK:キム・ジンヒョンDF:田中裕介、茂庭照幸、山下達也、丸橋祐介
MF:関口訓充、山口蛍、橋本英郎、パブロ
FW:田代有三、玉田圭司
▽大熊新監督の下での2試合は[4-4-2]を採用しており、決勝戦でも同様のフォーメーションで臨むと見られる。準決勝の愛媛戦から変更があるとすれば左サイドハーフ。同試合では楠神が務めたが、今回は勝利が必要な状況だけに、より攻撃的なパブロが起用される可能性もある。
【プレイバック2015】
◆J2第11節(5/11)
福岡 1-0 C大阪
【福岡】
酒井宣福(前13)
【福岡】
酒井宣福(前13)
▽両チームの今季初対戦は、レベルファイブスタジアムで行われた。ホームの声援を受ける福岡が立ち上がりから攻勢に出ると、13分にCKから酒井がヘディングシュートを突き刺して先制に成功する。しかし、後半は一転してC大阪がペースを握り、福岡は自陣に押し込まれていく。それでも集中した守備を見せてC大阪の攻撃をシャットアウトした福岡が2試合連続完封勝利で無敗記録を8に伸ばした。
◆J2第35節(10/4)
C大阪 0-1 福岡
【福岡】
ウェリントン(後12)
【福岡】
ウェリントン(後12)
▽ヤンマースタジアム長居で行われた2度目の対戦も、福岡が激しいプレスから主導権を握る展開となった。前半は良いところなく終わったC大阪だったが、後半は裏へのロングボールから深さを作れるようになり福岡を押し返す。それでも、57分に一瞬の隙からウェリントンにゴールを許し、再び0-1で敗戦を喫した。
【見どころ】
★2度あることは3度ある(福岡)
▽リーグ上位のアドバンテージにより引き分けでも昇格を決められる福岡は、無失点で終えることが最優先となる。今シーズンの公式戦15試合で“ウノ・ゼロ”を達成し、C大阪との2度の対戦でも1-0で勝利するなどデータ上はアドバンテージがある。▽しかし、今季2度の対戦を振り返ると、内容では苦しいゲームだっただけに油断はできない。勝利以外、昇格への道がないC大阪は、スコアが動かなければ、リスクを負って仕掛けてくるだろう。それだけに、福岡は若き守護神・中村航のパフォーマンスがカギを握るだろう。また、攻撃面ではウェリントンに対するタイトなマークが予想されるため、2シャドーに入る城後、酒井(or金森)といった選手が、いかにウェリントンをフォローできるかが重要だ。★3度目の正直(C大阪)
▽一方のC大阪は、昇格に向けて勝たなければならないため、失うものはなにもない。また、上記にもあるように福岡との2試合に敗れはしたものの、内容は悲観するものではなく、フィニッシュの部分が勝敗を分けた。▽2トップを組むと見られる田代と玉田は補完性も良く、高さがある田代がしっかりと競り合ってつなぐことで、玉田が前を向いた状態でボールを受けられる。得点が必要なC大阪だけに、この2人のコンビネーションが1つのポイントとなるだろう。また、リーグ戦の2試合には玉田が出場しておらず、福岡にとっては気をつけなければいけない選手となる。
▽公式戦の対戦成績では、21勝6分け8敗と大きく勝ち越しているだけに、リーグ戦の経験を生かして、3度目の正直で1年でのJ1復帰を果たしたい。
★残り1つの切符を手にするのは?
▽最後に笑うのは5シーズンぶりの復帰を目指す福岡か、それとも1年での復帰を目指すC大阪か―――。意地とプライドを懸けた注目の一戦は、6日15時35分にキックオフを迎える。
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