チリ代表を率いるサンパオリ、来季からフラメンゴの指揮官に就任へ

2015.12.02 01:35 Wed
チリ代表を率いるホルヘ・サンパオリ監督(55)が、来シーズンからフラメンゴの指揮官になることで基本合意したようだ。ブラジル『Globo esporte』が報じている。

▽2012年からチリ代表を率いるサンパオリ監督は、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で同国を決勝トーナメント進出に導いた。

▽さらに、今年行われた自国開催のコパ・アメリカ2015でチリ代表に史上初のコパ・アメリカ優勝をもたらした名将は、先日に発表されたFIFA年間最優秀監督賞でバルセロナのルイス・エンリケ監督、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督と共に最終候補の3人に選出された。
▽現在、2018年ロシアW杯に向けた南米予選を戦うチリ代表を率いているサンパオリ監督には、ヌノ・エスピリト・サント前監督(41)を解任したバレンシアが、招へいを画策しているとの報道も出ている。だが、サンパオリ監督の代理人を務めるジェルソン・バレージ氏は、同監督がフラメンゴ監督就任に近づいていると語っている。

「彼には他からも多くのオファーが届いている。だが、フラメンゴから強い関心と意欲的な提案を受けている」
「ただ、我々は会長選の行方を見守らなければならない。誰が会長になるかで状況は変わるからね。ただ、我々との関係は選挙における政治的な駆け引きとは関係ない」

▽なお、『Globo esporte』は、今月7日に予定されるフラメンゴの会長選でワリム・バシュコンセルシュ氏が会長に選出された場合、サンパオリ監督の新指揮官就任が決定的になると主張している。

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