磐田がATの劇的弾で3年ぶりJ1復帰 入れ替え戦は町田vs大分で栃木が降格《J2》
2015.11.23 16:37 Mon
▽明治安田生命J2リーグ最終節が23日に一斉開催され、2位でシーズンを終えた磐田が3年ぶりにJ1復帰を決めた。
▽その後、リードを保ちながら試合を進めた磐田だが、90分に悲劇が訪れる。ペナルティアーク付近からパウリーニョの強烈なミドルシュートを被弾し、土壇場で1-1に追いつかれた。
▽しかし、磐田はここから意地を見せる。失点直後のアディショナルタイム1分、左サイドからのクロスを小林が胸トラップして左足一閃。ボレーシュートを突き刺し、磐田が勝ち越した。結局、そのまま勝利した磐田が2位を確保し、昇格を決めている。敗れた大分は、J3で2位の町田との入れ替え戦に臨むことになった。ホーム&アウェイで行われる入れ替え戦は、29日に町田のホームで第1戦が、そして12月6日に大分のホームで第2戦が行われる。札幌に1-4で敗れた栃木は最下位でJ3に降格している。
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▽前節に大宮が優勝を決めたJ2。最終節の最注目は、勝ち点79で並ぶ磐田と福岡の自動昇格となる2位争いとなった。得失点で福岡を5ポイント上回る磐田は、21位の大分とアウェイで対戦。立ち上がりに立て続けにチャンスを許した磐田だが、ここはGKカミンスキーが好守を連発して失点を阻止。ハーフタイムにかけては一進一退の攻防となったが、両者共にゴールを奪えず、ゴールレスのまま試合を折り返す。▽他会場の福岡がリードして前半を終えていたため、この時点で自動昇格へゴールが必要な磐田は前へ出ていくと、62分に試合の均衡を破る。CKの流れから右サイドの小林が入れたクロスをGKが弾くと、これを伊野波がプッシュ。元日本代表DFの今季初ゴールで磐田が先行した。▽しかし、磐田はここから意地を見せる。失点直後のアディショナルタイム1分、左サイドからのクロスを小林が胸トラップして左足一閃。ボレーシュートを突き刺し、磐田が勝ち越した。結局、そのまま勝利した磐田が2位を確保し、昇格を決めている。敗れた大分は、J3で2位の町田との入れ替え戦に臨むことになった。ホーム&アウェイで行われる入れ替え戦は、29日に町田のホームで第1戦が、そして12月6日に大分のホームで第2戦が行われる。札幌に1-4で敗れた栃木は最下位でJ3に降格している。
▽一方、直近のリーグ戦7連勝だった福岡は、20位の岐阜とのアウェイ戦を4-1で勝利した。福岡は13分、城後がヘディングシュートで決めて先制。後半に入り、71分には右サイドから末吉が入れたセンタリングに合わせたウェリントンが力強いヘディングシュートを叩き込み、2-1とする。直後の73分には、城後がクロスに頭で合わせて加点。さらに77分にCKからウェリントンが再びヘディングで決めて、そのまま4-1で勝利した。しかし、得失点差で磐田に及ばず、3位でフィニッシュ。6位で終えた長崎とのプレーオフ準決勝を戦うことになった。
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