アウェイゴール奪ってドローも…「アドバンテージはない」とアイルランド監督

2015.11.14 17:58 Sat
13日に行われたユーロ2016予選プレーオフ・1stレグの試合で、アイルランドはアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し1-1のドローに終わった。マーティン・オニール監督は、決して優位に立てる結果ではないとして2ndレグに向けて気を引き締めている。

82分にMFロビー・ブレイディのゴールで先制したアイルランドだが、すぐに追いつかれて1-1のドロー。それでもアウェイゴールを奪っての引き分けは良い結果だとも言えるが、オニール監督は試合後に次のようにコメントしている。イギリス『BBC』などが伝えた。

「我々にアドバンテージがあるとは思わない。ボスニアはゴールを奪うことができるチームだ。アウェイゴールを奪ったのは助けになるが、1分でかき消されてしまう可能性もある」

試合は非常に濃い霧が立ち込める中で行われた。オニール監督は試合が打ち切られることを心配したと認めている。

「霧が濃くなってきたときには心配したよ。試合が途中で中止された場合、残り時間をプレーするためだけにまたここに来なければならないのかどうかも分からなかったからね。ゴールもよく見えなかったよ」

DFジョン・オシェイとFWジョナサン・ウォルタースは1stレグに出場停止だったが、オシェイは負傷のため2ndレグも欠場の可能性がある。一方、アウェイゲームを負傷欠場したFWシェーン・ロングもホームでの復帰を目指す。

「様子を見よう。ジョン(・オシェイ)は明日合流する予定だ。ジョン・ウォルタースも合流するので、何も起こらないことを願いたいね。彼はコンディション的にはプレーできる状態だ」

「シェーン・ロングは可能性が消えたわけではない。彼自身が諦めたくないと思っているのは素晴らしいことだ」


提供:goal.com

アイルランド代表の関連記事

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2最終節のイングランド代表vsアイルランド代表が17日に行われ、ホームのイングランドが5-0で圧勝した。 前節、ギリシャ代表との首位攻防戦を3-0で制したイングランドは、リー・カーズリー暫定体制ラストマッチとなる3位のアイルランド戦で首位フィニッ 2024.11.18 04:30 Mon
欧州サッカー連盟(UEFA)は6日、イングランドサッカー協会(FA)とアイルランドサッカー協会(FAI)に対しての罰金処分を科すことを発表した。 両協会は9月に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)で対戦。イングランド代表のファンがアイルランド国歌の『Amhran na bhFiann(兵士の歌)』に対して 2024.11.06 23:09 Wed
リバプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)が移籍を望んでいる。イギリス『BBC』が伝えた。 リバプールのアカデミー出身で、2019年夏にファーストチームへ昇格したケレハー。2021-22シーズンに第2GKへ昇格すると、昨シーズンはブラジル代表GKアリソン・ベッカーの負傷離脱を受け、公式戦26試 2024.09.09 22:30 Mon
初陣白星のイングランド代表暫定監督だが、国歌斉唱時に歌わなかったとして物議を醸す。 ガレス・サウスゲイト体制から舵を切り、この代表ウィークからU-21代表を率いたリー・カーズリー氏のもとで暫定体制を築いたイングランド。7日のUEFAネーションズリーグでアイルランド代表を2-0で破り、見事に白星スタートを切った。 2024.09.09 15:25 Mon
イングランド代表MFデクラン・ライスがアイルランド代表戦に抱いた思いを語った。 イングランドは7日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグB・グループ2第1節でアイルランド代表とアウェイで対戦。ライスととジャック・グリーリッシュのゴールで2点を先行するなかで、守りも乱れず、2-0で勝利している。 1 2024.09.08 17:53 Sun

アイルランド代表の人気記事ランキング

1

代表復帰戦でゴールのグリーリッシュにイングランド代表指揮官「我々に証明するものは何もない。実力は明らか」

イングランド代表のリー・カーズリー暫定監督がコメントした。 7日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグB・グループ2第1節でアイルランド代表とのアウェイ戦に臨んだイングランド。デクラン・ライスとジャック・グリーリッシュのゴールで2点を先行するなかで、守りも乱れず、2-0で勝利した。 ガレス・サウスゲイト体制から舵を切り、その第一歩を託されたのがカーズリー暫定監督。試合後の『ITV』で「部分ごと」の出来に満足感を示しつつ、選手の頑張りを労っている。 「部分的に良かった。我々がやろうとすることのいくつかはみなさんもご覧になれたと思うし、選手たちはすべての称賛を受けるべきだ。ここに真の才能があるのを示したし、クリーンシートにも本当に満足している」 そんなイングランドで注目されたのがユーロ2024での落選から復帰のジャック・グリーリッシュ。26分にデクラン・ラインの折り返しから右足ダイレクトで追加点をマークした。 復帰即ゴールで存在感をアピールした28歳MFだが、暫定指揮官は改めて力を証明する必要などないとし、この活躍が今後も続けばと期待している。 「ジャックが我々に証明するものは何もない。彼の実力は明らかだ。このゴールは彼にとって非常に良い結果となっただろう。この調子が続くといいね」 <span class="paragraph-title">【動画】グリーリッシュが代表復帰戦でゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pB4_yoD_g2E";var video_start = 218;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.08 09:45 Sun
2

元ユナイテッドのオシェイ、アイルランド代表のアシスタントコーチ就任…ストーク・シティと兼任

フットボール・アソシエーション・オブ・アイルランド(FAI)は22日、アイルランド代表のアシスタントコーチに、ジョン・オシェイ氏(41)が就任することを発表した。 オシェイ氏は、ボーンマスやマンチェスター・ユナイテッド、ロイヤル・アントワープ、サンダーランド、レディングでプレーし、2019年7月に現役を引退した。 ユナイテッド時代には、センターバック、サイドバックを務めるユーティリティ性を見せ、公式戦394試合に出場し15ゴール23アシストを記録。プレミアリーグで5回、チャンピオンズリーグで1回など、数多くのタイトルを獲得した。 アイルランド代表としてもプレーし、119試合で3ゴールを記録。ワールドカップに出場することはなかったが、2001年から2018年まで代表チームでプレーした。 引退後は、レディングでアシスタントコーチを務め、2020年4月からU-21アイルランド代表のアシスタントコーチに就任。2022年7月からはストーク・シティのアシスタントコーチも兼任していた。 2022年12月にはUEFAプロライセンスを取得している。 3月にスタートするユーロ2024の予選からアイルランド代表に帯同。ストーク・シティのアシスタントコーチは兼務になるという。 2023.02.22 22:36 Wed
3

【ユーロ2016チーム紹介(20)】アイルランド~伝統のブレイブハート継承~

▽ドイツ、ポーランド、スコットランドらが同居した予選を3位で通過し、プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナを制して2大会連続3度目のユーロ出場を決めたアイルランド。セルティックやプレミアリーグで確かな実績を残してきた知将オニール監督に率いられたチームは、これまでのイメージ通り、泥臭く闘う集団に仕上がっている。しかも予選では世界王者ドイツに1勝1分けと番狂わせを演じており、厳しいグループに組み込まれた今大会もアンダードックとして波乱を狙う。 ◆基本布陣【4-2-3-1】<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/fom20160610irl_1_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽基本布陣は[4-2-3-1]。中盤の形が3センターとなる場合はヘンドリックがインサイドに入り、アンカーをウィーランが務める形となる。ウォルタースが前線に上がるフラットな[4-4-2]を使う場合は、サイドにフーラハンとヘンドリックが回る。 ◆チーム分析<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/euro2016irl_1_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>[GK/DF]★★★★☆ ▽GKは大ベテランのギブンではなく、予選終盤に抜擢されていたウェストハムの第2GKであるランドルフが守護神を務める模様だ。ギブン同様にやや試合勘に問題を抱えるが、ウェストハムではシーズン終盤に出番をもらい、状態は良好。バックラインはベテランのオシェイが軸で、その相棒はフィジカルに優れるキーオが組む。右サイドバックはプレミアリーグ屈指の攻撃力を誇るコールマンが務め、左サイドバックのウォードも攻撃参加に優れる選手だ。 [MF]★★★☆☆ ▽ウォルタースを筆頭に武等派の多い印象のアイルランドだが、パサーのフーラハンやドリブラーのブレイディーら、テクニックに優れる選手がレギュラーを張る。中盤センターにはボックス・トゥ・ボックス・タイプのマッカーシーと、バランサーのウィーランが構え、チームに安定感をもたらす。 [FW]★★★☆☆ ▽FWの軸はサウサンプトンで10ゴールを挙げたフィジカルに優れるロング。泥臭くゴールを奪えるアタッカーで、アイルランドの堅守速攻スタイルにフィットする人材だ。ベテランのキーンは予選ではウォルタースに並ぶチーム最多の5ゴールを挙げ、スーパーサブとしての働きが期待される。 2016.06.13 21:05 Mon
4

ミランがイングランド2部からCBを補強? ノリッジの20歳オモバミデレ

ミランがノリッジ・シティのアイルランド代表DFアンドリュー・オモバミデレ(20)に関心を寄せているようだ。 オモバミデレはチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジに在籍する身長188cmの右利きセンターバック。18歳で母国クラブからノリッジの下部組織へ加入すると、主軸に定着した今シーズンはリーグ戦で33試合に出場している。 代表キャリアでは、父親の母国であるナイジェリアにもルーツを持つなか、世代別の頃から一貫してアイルランド代表としてプレー。A代表では19歳での初キャップ獲得から、ここまで通算6キャップを記録している。 イギリス『テレグラフ』によると、そんなオモバミデレに対してはミランが関心。ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、ミランはオモバミデレを即戦力になれる選手と高く評価している一方、実際にイタリアの地に連れて来れるかどうかは確信がないという。 オモバミデレの市場価値は推定600万ユーロ(約8億8000万円)とされているものの、どうやら獲得に必要となる移籍金は最低でも2500万ユーロ(約36億9000万円)。資金が潤沢というわけではないミランがこの額をすんなりと呑むことはできないと考えられている。 2023.05.05 14:33 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly