第1戦に先勝も… ハンガリー指揮官「ノルウェー有利は変わらない」

12日に行われたユーロ2016予選プレーオフで、ハンガリー代表はノルウェー代表に1-0で勝利した。アウェイゲームで勝利し、本大会出場に近づいたハンガリーだが、指揮官は本命はノルウェーのままだと話す。

代表デビューとなったMFラースロー・クラインハスラーのゴールで先制したハンガリーは、この1点を守り抜き、敵地で勝利を収めた。試合後のハンガリー代表ベルント・シュトルク監督のコメントを『UEFA.COM』が伝えている。

ドイツ人監督は、「依然としてノルウェーが有利なことに変わりはない。ノルウェーには極めて優れた選手がそろっている。私たちは今日と同じようなプレーをしなければいけない。さもなければ、(第2戦では)大変なことになるだろう」

「これで一歩だけ前進した。ハンガリー・サッカー界にとって大きな勝利だ。この調子で本大会への切符を手にしたい。15日もこの勢いに乗って戦うつもりだ」

ボール支配率ではハンガリーを圧倒したノルウェー。88分にはポール・アンドレ・へランドのシュートがクロスバーに嫌われるなど、この試合では決定力を欠いた。

ノルウェーのペア=マティアス・へグモ監督は、「勝負は、まだ前半戦が終わっただけで、すでにハンガリーでの90分間に気持ちを切り替えている。パフォーマンスは悪くなかった。良い形で試合に入り、2度の決定機もつくったが、残念ながらゴール前での鋭さが欠けていた。選手たちには攻撃的にプレーしろと指示を出した。ハンガリーでの第2戦が待ちきれない。選手たちには、この試合結果を発奮材料にして3日後の試合を戦おうと話している」と、逆転でのフランス行きに自信を示している。

提供:goal.com