浦和、広島、FC東京のJ1上位勢が順当に勝ち上がり《天皇杯》

2015.11.11 21:18 Wed
▽第95回天皇杯4回戦が11日に各地で行われ、浦和、広島、FC東京が順当に勝ち上がりを決めた。
PR
▽名古屋、福岡と格上の相手を次々と退け、J3で唯一ベスト16入りを果たした町田と、J1・1stステージ覇者の浦和の一戦は、7-1で浦和が勝利。立ち上がりこそ町田の勢いに押し込まれた浦和だったが、丁寧なつなぎで徐々に流れを引き寄せると、30分に右CKから橋本が頭でネットを揺らした。▽これで勢い付いた浦和は、続く32分に左サイドで縦に仕掛けた橋本のセンタリングから中央の李が押し込み、2点目を奪取。さらに、前半のアディショナルタイムにはカウンターから李のスルーパスを最終ラインの背後で受けた関根がGKとの一対一を冷静に制し、浦和が3点のリードに成功した。
▽迎えた後半の早々に平のミドルシュートから1点を返された浦和だが、65分には阿部がミドルレンジからの強烈なシュートでチームの4点目を記録。さらに、その後も高木、興梠、関根が立て続けにネットを揺らした浦和が、大量7ゴールで快進撃を続けてきた町田を退け、準々決勝へ駒を進めた。

▽そのほか、J1・2ndステージおよびJ1年間優勝に王手をかける広島は、J2で14位につける徳島と対戦し、2-1で勝利した。皆川のゴールで先制した広島は、1点リードで迎えた終盤に同点に追いつかれるも、後半アディショナルタイムにビョン・ジュンボンが決勝点。辛くもベスト8入りを果たした。
▽J1で年間3位につけるFC東京は、J2で19位に位置する水戸を2-0で下した。前半に前田のゴールで先制したFC東京は、後半に橋本が追加点を奪い、そのまま逃げ切り。3回戦でPK戦の末に鹿島を下すなど、勢い十分の水戸を退けたFC東京が2大会ぶりのベスト8進出を果たしている。11日に行われた天皇杯4回戦の結果と、今後の日程は以下のとおり。

◆天皇杯4回戦結果
赤字がラウンド16に進出

▽11/11(水)
[74]町田 1-7 浦和
[80]徳島 1-2 広島
[79] FC東京 2-0 水戸

◆天皇杯4回戦日程
▽11/14(土)
《13:00》
[75]仙台 vs 松本
《15:30》
[73]神戸 vs 横浜FM
《17:00》
[78]鳥栖 vs 山形

▽11/15(日)
《13:00》
[76]柏 vs 甲府
《15:30》
[77]川崎F vs G大阪

PR

天皇杯の関連記事

日本サッカー協会(JFA)は27日、第104回天皇杯の準決勝の試合会場等を発表した。 25日に準々決勝が終了。横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、京都サンガF.C.がベスト4に勝ち残った。 いずれのチームも優勝経験がある中、すでに横浜FMvsG大阪、神戸vs京都とカードは決定。試合日も10月27日 2024.09.27 17:00 Fri
25日、第104回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。 AFCチャンピオンズリーグ・エリート、AFCチャンピオンズリーグ2の関係もあり、変則的に3日間に分かれて行われた準々決勝。すでに、サンフレッチェ広島を下したガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉を下した京都サンガF.C.のベスト4進出が決定していた。 25日 2024.09.25 21:47 Wed
25日、第104回天皇杯準々決勝の鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸がノエビアスタジアム神戸で行われ、3-0と完勝した神戸が準決勝(ベスト4)進出を手繰り寄せた。 天皇杯8年ぶり優勝を目指すJ1リーグ4位鹿島と、5年ぶり優勝を目指すJ1リーグ3位神戸が、準々決勝で激突。概ね主軸を並べた鹿島の先発11人に対し、神戸 2024.09.25 21:03 Wed
25日、第104回天皇杯準々決勝の横浜F・マリノスvsレノファ山口FCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、5-1と勝利した横浜FMが準決勝(ベスト4)進出を手繰り寄せた。 11年ぶり優勝を目指し、まずは7年ぶりのベスト4を視界に入れる横浜FMだが、直近の公式戦2試合13失点。オーストラリア人指揮官路線で数年積み上げて 2024.09.25 20:33 Wed
18日、第104回天皇杯準々決勝の京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド千葉がフクダ電子アリーナで行われ、3-0で京都が勝利。ベスト4に駒を進めた。 J1を戦う京都は2年ぶり、J2を戦う千葉は10年ぶりのベスト4を目指した戦い。京都は降格圏に長らく位置していたが、ここ10試合で7勝2分1敗と絶好調。大きく勝ち点 2024.09.18 22:10 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly