ダービーで圧巻ハットのラカゼット「夢を見ているよう」

2015.11.09 18:40 Mon
▽8日に行われたリーグ・アン第13節、リヨンvsサンテチェンヌのローヌ・ダービーでハットトリックの大活躍でリヨンを勝利に導いたフランス代表FWアレクサンデル・ラカゼットが喜びを露わにしている。フランス『レキップ』がエースの試合後コメントを伝えている。
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▽共に勝ち点22で迎えた2位のリヨンと4位のサンテチェンヌが対峙したフランス屈指のローカル・ダービーは、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。恐喝問題で渦中のフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナと共にリヨンの攻撃をけん引したラカゼットは、前半終了間際の41分に見事なチップキックで先制点をもたらす。▽これで勢いづいたラカゼットは、59分に、元ユナイテッドDFラファエウのシュートのこぼれ球に詰めて2点目、試合終了間際にも冷静なフィニッシュでゴールをこじ開け、今シーズン初のハットトリックでチームを快勝に導いた。
▽ラカゼットは、今回のダービーが自身にとって忘れられないものとなったと語っている。

「今日は忘れられない夜になったよ。僕たちはリーグが再開する2週間後までこの勝利の余韻を楽しみたいと思っている。そして、また前を向いて戦っていくよ」
「今日は全てがうまく行った。そして、全てが可能だった。今日は本当に僕たちのための夜だった。僕は今日起こった全てのことを記憶したいと思っている。まさに夢を見ているようだったね」

▽また、ここ最近フランス代表から遠ざかっているラカゼットだが、ディディエ・デシャン監督を見返そうという思いが今日の活躍に繫がったとは考えていないという。

「僕は自分自身のパフォーマンスが代表でポジションを掴むために十分でないと自覚しているよ。ただ、今日の試合と代表のことは関係ないよ。僕はどちらのチームでもチームと仲間のために良いプレーをしなければならないと考えているんだ。ただ、それはチームのために汗を欠く(献身的な守備を見せる)という意味ではなく、チームのために決定的な仕事を果たすことだと思っているよ」

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