香川先制ゴールのドルトムントがシャルケとのダービーを制す《ブンデスリーガ》
2015.11.09 01:39 Mon
▽ブンデスリーガ第12節ドルトムントvsシャルケの“レヴィア・ダービー”が8日に行われ、3-2でドルトムントが勝利した。ドルトムントの香川はフル出場し、シャルケの内田は欠場となっている。
▽前節ブレーメンに3-1で競り勝ち、リーグ戦3連勝中の2位ドルトムント(勝ち点26)は、3日前に行われたELガバラ戦を4-0で快勝。公式戦6連勝中のチームは、ガバラ戦のスタメンから3選手を変更し、温存されていた香川とギュンドアンが先発に復帰したが、負傷したロイスが欠場となった。
▽一方、前節インゴルシュタットに1-1で引き分けた4位シャルケ(勝ち点20)は、3日前に行われたELスパルタ・プラハ戦も1-1で引き分け、公式戦5試合勝利から見放されている。そのスパルタ・プラハ戦のスタメンから4選手を変更。マックス・マイヤーやディ・サント、マティプらが先発に復帰したが、手首を骨折したヘヴェデスと5試合の出場停止処分を受けているガイスが欠場となった。
▽右サイドに本職センターフォワードのディ・サントを、2トップの一角にL・サネを配したシャルケがフラットな[4-4-2]の3ラインを敷いて構える中、ドルトムントが仕掛ける展開で試合は推移。しかし、敵陣でボールを動かしていたドルトムントだったが、集中した守備を続けるシャルケを相手にシュートに持ち込むことはできない。
▽すると20分、両チーム通じて最初の決定機をシャルケが演出する。左サイドのアオゴのクロスにL・サネがボレーシュート。だが、シュートはわずかに枠の左へ外れた。その後もシャルケが統率の取れた守備でドルトムントに自由を与えず、ペースを引き寄せていく。
▽しかし33分、シャルケがすかさず同点に追いつく。フンメルスのミスパスをカットしたゴレツカが浮き球のパスを送ると、L・サネがパパスタソプーロスと入れ替わってボックス右へ進入。折り返したボールをフンテラールが押し込んだ。
▽追い付かれたドルトムントは35分にギュンドアンの強烈なミドルシュートでゴールに迫るもわずかに枠の右へ外れた中、ハーフタイムにかけて引き続きボールを保持。シャルケの守備網を崩しきれずそのまま前半は1-1で終了するかに思われたが、43分に勝ち越す。ムヒタリャンの左CKからニアに入り込んだギンターがヘッドで叩き込み、2-1として前半を終えた。
▽迎えた後半、ギュンドアンの意表を突くFKでゴールに迫ったドルトムントは、47分に突き放す。カウンターの流れからムヒタリャンの縦パスを受けたカストロがラストパスを供給。ボックス左に侵入したオーバメヤンは冷静にゴール右へシュートを流し込み、ドルトムントが3点目を奪った。
▽その後もギュンドアンのミドルシュートで貪欲にゴールへ迫るドルトムントは、54分にオーバメヤンのクロスをムヒタリャンが合わせる決定機を迎えるも、GKフェールマンの好守に阻まれる。
▽2点のビハインドを負ったシャルケはマックス・マイヤーに代えてチュポ=モティングを投入したが、ドルトムントにボールを持たれて反撃に転じることができない。69分には右CKからパパスタソプーロスに決定的なヘディングシュートを浴びるも、ここはGKフェールマンが再びビッグセーブで阻止した。すると71分、フンテラールが1点差に詰め寄るゴールを挙げる。途中出場のホイビュルクが右サイドから上げたクロスを、パパスタソプーロスがクリアミス。ボックス中央のフンテラールがルーズボールを拾い、飛び出したGKビュルキを外すチップキックシュートで冷静に決めた。
▽1点差とされたドルトムントは、引き続きボールを保持して試合をコントロール。80分にホイビュルクに右ポスト直撃のシュートを浴びたものの、追加タイム2分にギュンドアンのシュートで4点目に迫るなど後半の大半の時間帯で主導権を握ったドルトムントがシャルケを振り切り、ダービーを制している。
▽前節ブレーメンに3-1で競り勝ち、リーグ戦3連勝中の2位ドルトムント(勝ち点26)は、3日前に行われたELガバラ戦を4-0で快勝。公式戦6連勝中のチームは、ガバラ戦のスタメンから3選手を変更し、温存されていた香川とギュンドアンが先発に復帰したが、負傷したロイスが欠場となった。
▽一方、前節インゴルシュタットに1-1で引き分けた4位シャルケ(勝ち点20)は、3日前に行われたELスパルタ・プラハ戦も1-1で引き分け、公式戦5試合勝利から見放されている。そのスパルタ・プラハ戦のスタメンから4選手を変更。マックス・マイヤーやディ・サント、マティプらが先発に復帰したが、手首を骨折したヘヴェデスと5試合の出場停止処分を受けているガイスが欠場となった。
▽すると20分、両チーム通じて最初の決定機をシャルケが演出する。左サイドのアオゴのクロスにL・サネがボレーシュート。だが、シュートはわずかに枠の左へ外れた。その後もシャルケが統率の取れた守備でドルトムントに自由を与えず、ペースを引き寄せていく。
▽そんな中28分、ドルトムントはようやく“らしさ”を発揮する。カストロのダイレクトプレーから左サイドを抜け出した香川がグラウンダーのクロスボールを供給し、オーバメヤンがシュートに持ち込んだ。すると30分、ドルトムントが先制する。カストロとのワンツーで右サイドを突破したギンターのクロスを、ファーサイドの香川がカイサラの上から叩く打点の高いヘッドで合わせ、ネットを揺らした。
▽しかし33分、シャルケがすかさず同点に追いつく。フンメルスのミスパスをカットしたゴレツカが浮き球のパスを送ると、L・サネがパパスタソプーロスと入れ替わってボックス右へ進入。折り返したボールをフンテラールが押し込んだ。
▽追い付かれたドルトムントは35分にギュンドアンの強烈なミドルシュートでゴールに迫るもわずかに枠の右へ外れた中、ハーフタイムにかけて引き続きボールを保持。シャルケの守備網を崩しきれずそのまま前半は1-1で終了するかに思われたが、43分に勝ち越す。ムヒタリャンの左CKからニアに入り込んだギンターがヘッドで叩き込み、2-1として前半を終えた。
▽迎えた後半、ギュンドアンの意表を突くFKでゴールに迫ったドルトムントは、47分に突き放す。カウンターの流れからムヒタリャンの縦パスを受けたカストロがラストパスを供給。ボックス左に侵入したオーバメヤンは冷静にゴール右へシュートを流し込み、ドルトムントが3点目を奪った。
▽その後もギュンドアンのミドルシュートで貪欲にゴールへ迫るドルトムントは、54分にオーバメヤンのクロスをムヒタリャンが合わせる決定機を迎えるも、GKフェールマンの好守に阻まれる。
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