公式戦6連勝も謙虚なサッリ、好調イグアインは「ポテンシャルをフルに発揮していなかった」

2015.10.26 13:58 Mon
ナポリは25日、セリエA第9節でキエーボに敵地で1-0と勝利した。マウリツィオ・サッリ監督は謙虚な姿勢を貫きつつ、過密日程への不満をうかがわせている。一方で、決勝点を挙げたFWゴンサロ・イグアインには賛辞を寄せた。

得点ランク首位タイに立つイグアインの今季7点目で、リーグ4連勝、公式戦6連勝を飾ったナポリ。首位ローマを勝ち点2差で追う2位につけたサッリ監督だが、指揮官は足元を見失っていない。試合後のコメントを、イタリアメディアが伝えた。

「私からすれば、スクデットについて話すのはとんでもないことで変わらない。首位にいるローマとその話はすべきだよ。我々は多くのグループの1チームということだ。目標は、次の水曜の試合だよ。試合ごとに戦っていく。そういう考えがない者はナポリの一員になれない」

「我々は大きな目標を考えてはいないんだ。キエーボ戦に集中していた。ここでは多くのチームが苦しんでいる。難しい場所なんだ。だが、我々は良い試合をした。気迫あふれる試合をしたね」

イグアインについては、次のように述べている。

「彼には計り知れないクオリティーがある。今はその8、9割しか発揮していない。私は彼に、ポテンシャルとしては世界最強のアタッカーになれるが、そのための姿勢が必要だと言った。彼も納得していたよ」

一方で、サッリ監督はヨーロッパリーグ(EL)を戦うなかでの過密日程に関して、リーグに不満があるようだ。

「我々は次のパレルモ戦のことを考えているが、パレルモは土曜に試合をした。我々より1日多く休める。我々はELも戦っているし、これは正しいことじゃないと思うよ。日程をつくるうえで、注意が足りていない。ELを戦うチームに関しては特にそうだ。この状況じゃあ、(イタリアの)UEFAランキングに文句なんて言えないはずだよ」


提供:goal.com

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