人種差別反対の試合でまさかの人種差別行為…ディナモ・キエフが調査対象に
2015.10.22 21:05 Thu
▽またもや悲しい事件が起きていたようだ。20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節のディナモ・キエフvsチェルシーで、観客が騒動を起こしていた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
▽ディナモ・キエフvsチェルシーの一戦は互いに決め手を欠き、ゴールレスドローに終わっていた。しかし、その裏で黒人男性4名がディナモ・キエフファンに襲われていたとのこと。欧州サッカー連盟(UEFA)は、FARE(欧州におけるサッカー反差別組織)から報告を受けていたとし、この騒動を徹底調査するとのことだ。
▽FAREのエグゼクティブ・ディレクターを務めるピアラ・ポワール氏は、この騒動が撮影されていたと明かし、「通常、我々はこれらの類のレポートを公開はしない。しかし、そのシーンがメディアで共有されなければならない深刻なものだと感じた」と事態を深刻に受け止めているとしている。なお、懲戒委員会は来週火曜日(27日)に処分を決定するとのことだ。
▽ディナモ・キエフは、今年3月に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦のエバートン戦で、今回の会場と同じオリンピック・スタジアムにて、試合中に人種差別的な行動をとり、15,000ユーロ(約200万円)の罰金を科されていた。
▽奇しくも、今節のCLやELは2013年から続けている「NO TO RACISM(人種差別にノー)」を掲げる対象試合であり、試合前には各会場で両チームの選手が記念撮影を行い、人種差別反対の行動を起こしていた。
▽ディナモ・キエフvsチェルシーの一戦は互いに決め手を欠き、ゴールレスドローに終わっていた。しかし、その裏で黒人男性4名がディナモ・キエフファンに襲われていたとのこと。欧州サッカー連盟(UEFA)は、FARE(欧州におけるサッカー反差別組織)から報告を受けていたとし、この騒動を徹底調査するとのことだ。
▽FAREのエグゼクティブ・ディレクターを務めるピアラ・ポワール氏は、この騒動が撮影されていたと明かし、「通常、我々はこれらの類のレポートを公開はしない。しかし、そのシーンがメディアで共有されなければならない深刻なものだと感じた」と事態を深刻に受け止めているとしている。なお、懲戒委員会は来週火曜日(27日)に処分を決定するとのことだ。
▽奇しくも、今節のCLやELは2013年から続けている「NO TO RACISM(人種差別にノー)」を掲げる対象試合であり、試合前には各会場で両チームの選手が記念撮影を行い、人種差別反対の行動を起こしていた。
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