イングランド代表入りのチャンスにも迷わなかったベイル 「1秒で済む話だった」

2015.10.15 17:40 Thu
レアル・マドリーのウェールズ代表MFガレス・ベイルは、若い頃にイングランド代表からの誘いを受けながらも迷わず断ったと明かしている。

ウェールズのカーディフ出身のベイルだが、祖母がイングランド出身ということもあり、イングランド代表入りの資格もあったという。

ある時点でイングランドを選択することを打診されたこともあったようだが、一瞬たりとも迷うことなくウェールズを選んだようだ。イギリス『ミラー』が同選手のコメントを伝えている。

「まだかなり若かった頃のことだ。代理人をとおして話があったけど、文字通り1秒で済む話だったよ。僕はただ『ストップ。それは絶対にない』と言っただけだ」

「僕はウェールズ出身で、ウェールズを愛している。ウェールズ代表でのプレーが大好きだし、そのことは誰もが知っている。祖母はイングランド人だけど、僕はウェールズ人なんだ。絶対にあり得ない選択肢だったよ」

ワールドカップ予選やユーロ予選での敗退を繰り返し、欧州の弱小国の立場を長年抜け出せなかったウェールズだが、ベイルらの世代が中心となった現在大きく躍進。58年ぶりの国際舞台となるユーロ2016の出場権を手に入れた。

「(ユーロで)どのチームと対戦することになっても、自分たちの力を試せることを期待しているよ。本当に本大会に進めるなんて、今でもまだ夢のような気分だ」

「自分の国のためにプレーするのは、どの選手にとっても、サッカー選手であることの最高の部分を占めているはずだ。今のチームは8年か9年前くらいから一緒にやってきて、お互いのことを兄弟のようによく知っている。お互いのために戦って、特別な仲間意識を持っているんだ」


提供:goal.com

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