レヴァンドフスキ決勝点で予選突破のポーランド 「まだ進化している」

ポーランド代表は11日のユーロ2016予選で、アイルランド代表にホームで2-1と勝利し、本大会出場を決めた。アダム・ナワルカ監督はチームの快挙をたたえている。

勝ち点で並ぶアイルランドをホームに迎え、決戦に臨んだポーランドは、13分にCKからMFグジェゴシュ・クリホヴィアクのミドルシュートで先制。だが16分、FWシェーン・ロングに対するDFミハウ・パズダンの危険なプレーでPKを取られ、これをFWジョナサン・ウォルタースに決められる。

だが42分、頼りになるエースが再びポーランドを勢いに乗せる。42分、右からのクロスに反応したFWロベルト・レヴァンドフスキが、ヘディングシュートを豪快に決めて2-1。リードを奪い返したポーランドは、後半のアイルランドの反撃を抑えて逃げ切った。

3大会連続となる本大会出場を決め、ナワルカ監督は試合後、次のように述べた。UEFAの公式ウェブサイトが伝えている。

「最初から私は我々の成功を信じていた。私には、どうやって仕事を進めていくかの戦略、ビジョンがあったんだ。最初は改善すべきことがたくさんあった。長期間にわたるプロセスだったよ。初戦を終えたときの批判も忘れていない」

「選手たちはファンタスティックな仕事をした。私は最初から、自分が選んできた選手たちが期待に応えてくれると信じていたんだ」

決勝点を挙げたレヴァンドフスキには、当然賛辞を述べている。だが、ナワルカ監督はチーム全体で成し遂げた快挙だと強調した。

「ロベルトはこのチームを輝かせてくれた。だが、全員が素晴らしかったんだ。それぞれの細胞が機能したんだよ。素晴らしい集団だ。我々はまだ進化している。あえて言わせてもらうなら、我々はまだ終わりじゃない」




提供:goal.com