コンパニ&シルバ不在のシティ、デ・ブライネ初ゴールもウェストハムにホームで敗戦 開幕からの連勝がストップ《プレミアリーグ》
2015.09.20 03:32 Sun
▽マンチェスター・シティは19日、プレミアリーグ第6節でウェストハムをホームのエティハド・スタジアムに迎え、1-2で敗れた。
▽リーグ戦5連勝中のシティを率いるペジェグリーニ監督は、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)第1節、1-2で落としたユベントス戦から先発4選手を変更した。ユベントス戦で負傷したコンパニとナスリ、ボニーに変えて、リーグ戦初先発となるオタメンディとデ・ブライネ、アグエロをスタートから起用。そして、ウォームアップ中に負傷したシルバに代わり、ヘスス・ナバスが急遽、先発することになった。
▽シルバとコンパニという攻守の要を欠くことなったシティだが、4分という早い時間帯にチャンスを創出。右CKに高い打点で合わせたマンガラがヘディングシュートを枠内に飛ばしたが、これはコースが甘くGKアドリアンに弾かれる。
▽すると、直後にウェストハムが先行した。ゴール正面でパイエからボールを受けたモーゼスが右足を一閃。この強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、ウェストハムが今季のリーグ戦で初めてシティから得点を奪った。
▽前半の半ばにかけては、トップ下のデ・ブライネや左サイドのスターリングを起点に仕掛けるシティが主導権を握るも、またしてもアウェイチームがスコアを動かす。31分、パイエの右CKに正面のリードが頭で合わせると、ゴール前にこぼれたボールに反応したオビアンが粘り強いプレーでボールにタッチ。最後はディアフラ・サコーが押し込み、ウェストハムが点差を広げた。
▽迎えた後半、立ち上がりから右サイドのヘスス・ナバスの仕掛けを軸に攻勢に出たシティは55分、ゴール正面で強引な突破を図ったヤヤ・トゥーレが決定的なシュートに持ち込む。しかし、これはGKアドリアンのビッグセーブに遭う。さらに、ヤヤ・トゥーレは63分にもゴールに近づく。デミチェリスの縦パスを受けてボックス内に進入し、素早くシュートを放ったが、これはわずかに枠を外した。
▽ペジェグリーニ監督は、66分にスターリングを下げてボニーを投入。デ・ブライネを左サイドに回した[4-4-2]で、同点弾を狙いにいく。シティは、そのデ・ブライネを中心に相手を一方的に押し込み続けるも、ゴール前に人数をかけるウェストハムをなかなか崩せない。
▽85分には、デ・ブライネが蹴った左CKにニアサイドで飛び込んだオタメンディが枠内にヘディングシュートを飛ばすも、またしてもGKアドリアンのファインセーブに阻まれる。結局、27本のシュートを放ちながらもそのまま敗れたシティは、ホームでの公式戦2連敗で今季リーグ戦初黒星。一方のウェストハムは今季、アーセナルとリバプール、シティの強豪3クラブに対して敵地で勝利し、アウェイ戦3連勝を飾った。
▽リーグ戦5連勝中のシティを率いるペジェグリーニ監督は、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)第1節、1-2で落としたユベントス戦から先発4選手を変更した。ユベントス戦で負傷したコンパニとナスリ、ボニーに変えて、リーグ戦初先発となるオタメンディとデ・ブライネ、アグエロをスタートから起用。そして、ウォームアップ中に負傷したシルバに代わり、ヘスス・ナバスが急遽、先発することになった。
▽シルバとコンパニという攻守の要を欠くことなったシティだが、4分という早い時間帯にチャンスを創出。右CKに高い打点で合わせたマンガラがヘディングシュートを枠内に飛ばしたが、これはコースが甘くGKアドリアンに弾かれる。
▽前半の半ばにかけては、トップ下のデ・ブライネや左サイドのスターリングを起点に仕掛けるシティが主導権を握るも、またしてもアウェイチームがスコアを動かす。31分、パイエの右CKに正面のリードが頭で合わせると、ゴール前にこぼれたボールに反応したオビアンが粘り強いプレーでボールにタッチ。最後はディアフラ・サコーが押し込み、ウェストハムが点差を広げた。
▽ハーフタイムにかけて攻撃のギアを上げたシティは、ヘスス・ナバスやアグエロがゴールに迫るも、GKアドリアンの好守もあって得点を奪えない。それでも、アディショナルタイムには、クラブレコードで獲得した新戦力の一撃で1点差に詰め寄る。ペナルティアーク付近でアグエロから横パスを受けたデ・ブライネが、ワントラップから右足でのシュートをゴール左隅に決めた。
▽迎えた後半、立ち上がりから右サイドのヘスス・ナバスの仕掛けを軸に攻勢に出たシティは55分、ゴール正面で強引な突破を図ったヤヤ・トゥーレが決定的なシュートに持ち込む。しかし、これはGKアドリアンのビッグセーブに遭う。さらに、ヤヤ・トゥーレは63分にもゴールに近づく。デミチェリスの縦パスを受けてボックス内に進入し、素早くシュートを放ったが、これはわずかに枠を外した。
▽ペジェグリーニ監督は、66分にスターリングを下げてボニーを投入。デ・ブライネを左サイドに回した[4-4-2]で、同点弾を狙いにいく。シティは、そのデ・ブライネを中心に相手を一方的に押し込み続けるも、ゴール前に人数をかけるウェストハムをなかなか崩せない。
▽85分には、デ・ブライネが蹴った左CKにニアサイドで飛び込んだオタメンディが枠内にヘディングシュートを飛ばすも、またしてもGKアドリアンのファインセーブに阻まれる。結局、27本のシュートを放ちながらもそのまま敗れたシティは、ホームでの公式戦2連敗で今季リーグ戦初黒星。一方のウェストハムは今季、アーセナルとリバプール、シティの強豪3クラブに対して敵地で勝利し、アウェイ戦3連勝を飾った。
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