CL白星スタートに安堵のドラクスラー「次につなげたい」
2015.09.16 21:59 Wed
ヴォルフスブルクは15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループB第1節、CSKAモスクワとのホームゲームを1-0で制した。決勝点を挙げたMFユリアン・ドラクスラーは、久々にCLの舞台に立つ新チームを勝利に導けたことを喜んでいる。
6年前の9月15日にも、CLでCSKAをホームに迎えたヴォルフスブルク。このときは3-1の勝利を収めて白星発進を飾っていた。
今回の対戦で勝負を決めたのは、加入したばかりのドラクスラーだった。同選手は40分、同じく新戦力として迎えられたFWマックス・クルーゼからのクロスに飛び込み、一度は相手GKイゴール・アキンフェエフに止められるも、こぼれ球を自らヘッドで押し込んでいる。
その後はスコアが動かず、ヴォルフスブルクは勝ち点3を手にした。ドラクスラーは試合後、安堵した様子でドイツ『スカイ』で話している。
「ヴォルフスブルクでは、みんなが久しぶりのCLを楽しみにしていた。もちろん、僕もチームとともに楽しみにしていたよ。とにかく勝てて良かった。最後まで安心できなかった展開になったのは不要だったけど、勝ったことが何よりも大事だね」
試合を通じて多くの好機をつくり出しながらも、それらを生かすことができなかったヴォルフスブルク。ドラクスラーは、最後のところで詰めが甘かったと述べている。
「特に終盤は簡単なボールロストが多く、大きな好機を何度も逃している。それはスタジアムのみんなも残念がっていただろう。最後のところで決意が足りなかった。少し気楽になりすぎていたのかもしれない。そうすると、ゴールは入らなくなるものだ」
スコアレスドローに終わった先週末のインゴルシュタット戦でヴォルフスブルクデビューを飾っていたドラクスラーは、公式戦2試合目で新天地での初ゴールを記録した。背番号10は、確かな手応えを感じている。
「今日の試合は、インゴルシュタット戦に比べて明らかに良かった。でも、システムやメンバーが違うから、試合ごとに評価しなければいけない。ただ、今日のシステムは居心地が良かったね。マックス(・クルーゼ)とともに中央でプレーして、特に前半はパスをうまく回せたよ。それを次につなげていきたい」
19日のブンデスリーガでヘルタ・ベルリンをホームに迎えるヴォルフスブルク。CL次節は30日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイマッチだ。これも6年前とまったく同じ対戦相手と日程である。オールド・トラフォードで行われた6年前の試合では現在フランクフルトに所属する長谷部誠が現ローマFWエディン・ゼコの先制点をアシストしたが、ユナイテッドが逆転勝利を収めていた。
提供:goal.com
6年前の9月15日にも、CLでCSKAをホームに迎えたヴォルフスブルク。このときは3-1の勝利を収めて白星発進を飾っていた。
今回の対戦で勝負を決めたのは、加入したばかりのドラクスラーだった。同選手は40分、同じく新戦力として迎えられたFWマックス・クルーゼからのクロスに飛び込み、一度は相手GKイゴール・アキンフェエフに止められるも、こぼれ球を自らヘッドで押し込んでいる。
その後はスコアが動かず、ヴォルフスブルクは勝ち点3を手にした。ドラクスラーは試合後、安堵した様子でドイツ『スカイ』で話している。
「ヴォルフスブルクでは、みんなが久しぶりのCLを楽しみにしていた。もちろん、僕もチームとともに楽しみにしていたよ。とにかく勝てて良かった。最後まで安心できなかった展開になったのは不要だったけど、勝ったことが何よりも大事だね」
試合を通じて多くの好機をつくり出しながらも、それらを生かすことができなかったヴォルフスブルク。ドラクスラーは、最後のところで詰めが甘かったと述べている。
「特に終盤は簡単なボールロストが多く、大きな好機を何度も逃している。それはスタジアムのみんなも残念がっていただろう。最後のところで決意が足りなかった。少し気楽になりすぎていたのかもしれない。そうすると、ゴールは入らなくなるものだ」
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