オリンピアコスを警戒するペップ、ゲッツェ起用の可能性は明かさず

バイエルン・ミュンヘンは16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第1節でギリシャ王者のオリンピアコスと敵地で対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督は相手に警戒心を示しながら、バイエルンの指揮官として3度目挑戦するCLに向けて気を引き締めている。

ブンデスリーガでは開幕4連勝と順調な滑り出しを見せているバイエルン。CLでも好調を維持したいところだが、グアルディオラ監督は油断していない。相手について次のように話している。UEFA公式ウェブサイトが前日会見の模様を伝えた。

「明日は良いパフォーマンスを見せ、良いスタートを切ることが我々の目的だ。CLではすべてのチームが強い。オリンピアコスは優れたチームを持ち、ここ数年はギリシャでいつものように優勝してきた」

「(アレハンドロ・)ドミンゲスや(エステバン・)カンビアッソといった素晴らしい選手がいるし、守備も非常に堅い。彼らはホームでのCL戦では直近の6試合を勝利したことがすべてを物語っているね」

バイエルンでは3度目のCLシーズンに臨むグアルディオラ監督。以下のように意気込みを示している。

「バイエルンでの私の最初のシーズンでは我々は準決勝に勝ち進み、2年目もそれができた。良いプレーを見せたと思うが、バルセロナに敗れてしまったね。今年は3年目だ。我々はベストを尽くすよ」

一方、9月初旬のドイツ代表の試合では活躍したMFマリオ・ゲッツェだが、以前からグアルディオラ監督の下での立場がドイツで議論と呼んでいる。オリンピアコス戦遠征メンバーに含まれている同選手の出場の可能性について聞かれると、指揮官は冗談を交えながら次のように答えた。ドイツ『Spox』など複数メディアが伝えている。

「私にはヨアヒム・レーブほどのクオリティーがない。だから彼がドイツ代表の監督なんだよ(笑)。私はマリオだけではなく、プレーヤーたちみんなのことを考えている。彼がポーランドやスコットランドとの試合でうまくやれたことには私も満足しているよ。アウクスブルク戦では残念ながら軽傷のためにプレーしなかったんだ」

提供:goal.com