武藤がゴールに絡むもシャルケに敗戦でマインツの連勝が2でストップ《ブンデスリーガ》
2015.09.14 02:40 Mon
▽ブンデスリーガ第4節シャルケvsマインツが13日に行われ、2-1でシャルケが勝利した。シャルケの内田は欠場し、マインツの武藤はフル出場している。
▽武藤が激しくGKにチェイスしてスタートした一戦。開始4分にシャルケがPKを獲得する。マックス・マイヤーのスルーパスを受けたアオゴがボックス左に侵入したところでブロシンスキに倒された。このPKをキッカーのフンテラールが枠の右に蹴ったが、GKカリウスに完璧に読まれて止められてしまう。
▽その後もマックス・マイヤーとチュポ=モティングを両サイドに配す攻撃的な[4-4-2]の布陣を採用したシャルケが攻勢に出る。10分、左サイドのマックス・マイヤーがカットインからシュート。だが、GKカリウスの好セーブに阻まれた。さらに12分には右サイドを駆け上がったディ・サントのクロスにフンテラールが頭で合わせるもシュートをミートしきれず、DFにクリアされてしまう。
▽劣勢のマインツは32分に武藤の粘りによって最初のチャンスを生む。マティプからボールをかっさらった武藤が右サイドからクロスボールを供給。これをボックス中央で受けたマリがシュートに持ち込んだが、わずかに枠の左に外れてしまった。
▽しかし37分、主導権を握るシャルケが順当に先制する。ガイスの右CKからバログンに競り勝ったマティプが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。失点直後、マリのスルーパスに抜け出されたクレメンスにボックス右からシュートに持ち込まれたシャルケだったが、GKフェールマンが好守で阻止。
▽守護神の好プレーでリードを保ったシャルケだったが、42分にマインツが試合を振り出しに戻す。武藤がマリのスルーパスを引き出してボックス右に侵入。グラウンダーのクロスボールを送ると、ファーサイドのクレメンスが左足で合わせたシュートは右ポストに直撃するも、ルーズボールをマリが押し込んだ。
▽1-1で迎えた後半、開始3分にチュポ=モティングのコントロールシュートでゴールに迫ったシャルケが引き続き攻勢に出ていく。[4-4-1-1]の守備ブロックを形成するマインツを相手に、サイド攻撃で活路を見いだそうとするシャルケは、61分に勝ち越しゴールを奪う。マティプが縦パスを入れると、インターセプトにかかったベルがカットしきれずフンテラールがボックス右に進入。ゴール左にシュートを流し込んだ。
▽失点を受けてデ・ブラシスを投入したマインツに対し、L・サネを投入してカウンターの威力を増したシャルケは、74分にノイシュテッターがCKから決定的なヘディングシュートを浴びせる。さらに76分、L・サネが抜け出してGKと一対一となったが、持ち出しが大きくなりシュートを打てなかった。
▽直後の76分、マインツはマリのスルーパスに抜け出した武藤がボックス左から左足シュートに持ち込むも、GKフェールマンのブロックに阻まれてしまう。さらに83分にはデ・ブラシスのスルーパスを引き出した武藤が独走したが、わずかにオフサイド。
▽試合終盤にかけて前がかるマインツは、左サイドバックのベングソンに代えてストライカーのニーダーレヒナーを投入。何度かカウンターを受けてピンチを迎える中、89分にニーダーレヒナーがゴール至近距離からシュートを放ったが、GKフェールマンの左手一本のビッグセーブに阻まれてしまう。さらに90分には武藤がボレーシュートに持ち込むもDFにブロックされ、タイムアップ。マインツの連勝が2でストップしている。
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▽前節ヴォルフスブルクに0-3と完敗して1勝1分け1敗スタートとなったシャルケは、しつがい腱の炎症によって戦列を離れている内田が引き続き欠場。ドラクスラーがヴォルフスブルクに引き抜かれた中、フンテラールやマックス・マイヤーの主力に加え、新戦力のディ・サントやガイスらが先発となった。▽一方、前節ハノーファーに3-0と完勝して2連勝としたマインツは、ブンデス初ゴールを含む2得点を挙げた武藤が3試合連続スタメンとなり、引き続き1トップでの起用となった。▽その後もマックス・マイヤーとチュポ=モティングを両サイドに配す攻撃的な[4-4-2]の布陣を採用したシャルケが攻勢に出る。10分、左サイドのマックス・マイヤーがカットインからシュート。だが、GKカリウスの好セーブに阻まれた。さらに12分には右サイドを駆け上がったディ・サントのクロスにフンテラールが頭で合わせるもシュートをミートしきれず、DFにクリアされてしまう。
▽押し込み続けるシャルケは19分、ゴレツカが左サイドから上げたクロスが、ブンゲルトの足に当たってコースが変わりゴールへ向かったが、ここもGKカリウスの好反応のセーブによって得点とはならない。直後の20分には左CKからマティプの放ったヘディングシュートがマインツゴールを襲うも、枠の右へ外れてしまう。
▽劣勢のマインツは32分に武藤の粘りによって最初のチャンスを生む。マティプからボールをかっさらった武藤が右サイドからクロスボールを供給。これをボックス中央で受けたマリがシュートに持ち込んだが、わずかに枠の左に外れてしまった。
▽しかし37分、主導権を握るシャルケが順当に先制する。ガイスの右CKからバログンに競り勝ったマティプが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。失点直後、マリのスルーパスに抜け出されたクレメンスにボックス右からシュートに持ち込まれたシャルケだったが、GKフェールマンが好守で阻止。
▽守護神の好プレーでリードを保ったシャルケだったが、42分にマインツが試合を振り出しに戻す。武藤がマリのスルーパスを引き出してボックス右に侵入。グラウンダーのクロスボールを送ると、ファーサイドのクレメンスが左足で合わせたシュートは右ポストに直撃するも、ルーズボールをマリが押し込んだ。
▽1-1で迎えた後半、開始3分にチュポ=モティングのコントロールシュートでゴールに迫ったシャルケが引き続き攻勢に出ていく。[4-4-1-1]の守備ブロックを形成するマインツを相手に、サイド攻撃で活路を見いだそうとするシャルケは、61分に勝ち越しゴールを奪う。マティプが縦パスを入れると、インターセプトにかかったベルがカットしきれずフンテラールがボックス右に進入。ゴール左にシュートを流し込んだ。
▽失点を受けてデ・ブラシスを投入したマインツに対し、L・サネを投入してカウンターの威力を増したシャルケは、74分にノイシュテッターがCKから決定的なヘディングシュートを浴びせる。さらに76分、L・サネが抜け出してGKと一対一となったが、持ち出しが大きくなりシュートを打てなかった。
▽直後の76分、マインツはマリのスルーパスに抜け出した武藤がボックス左から左足シュートに持ち込むも、GKフェールマンのブロックに阻まれてしまう。さらに83分にはデ・ブラシスのスルーパスを引き出した武藤が独走したが、わずかにオフサイド。
▽試合終盤にかけて前がかるマインツは、左サイドバックのベングソンに代えてストライカーのニーダーレヒナーを投入。何度かカウンターを受けてピンチを迎える中、89分にニーダーレヒナーがゴール至近距離からシュートを放ったが、GKフェールマンの左手一本のビッグセーブに阻まれてしまう。さらに90分には武藤がボレーシュートに持ち込むもDFにブロックされ、タイムアップ。マインツの連勝が2でストップしている。
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