【東本貢司のFCUK!】史上最高ゴールゲッター列伝
2015.09.10 17:00 Thu
▽ただ今“母国”で持ち切りの話と言えば―――当然「ウェイン・ルーニー、サー・ボビー・チャールトンの記録を抜いてイングランド代表最多得点樹立」。元より、個人記録なるもの、各々が活躍した時代背景、その当時のフットボール事情、そして何よりもチームメイトに誰と誰がいたか、などによって大きく左右される性質のものであり、単純な比較論では済まないのだが、それはそれ、これを機会に華の代表ゴールゲッター・サーガの一端を振り返ってみよう。で、そのための趣向としてクイズ形式にしてみた。手始めに、ルーニーはイングランド代表史上、初めて「通算50ゴール」の大台に到達したわけだが、では彼を筆頭に、通算40ゴール以上を積み重ねた「スリーライオン」は何人いるか、そしてそれは誰と誰か。ヒントはルーニー以外に「4名」、そのいずれもがすでに現役を退いている。
▽答えは後回しにして、クイズその【2】。国籍を問わず、史上最多の代表ゴール数を誇るのは誰? その国籍は? クイズその【3】。では現役プレーヤー中、最多なのは? その国籍は? 【4】これまで代表ゴール数50以上をマークしたプレーヤーのうち、最も高い得点率を誇るのは誰? その国籍は? とまあ、これくらいにしておこう。満点回答を達成した方は相当なオタク、もとい、フットボール通に違いない。かく言う筆者も今回改めてリサーチするまでは大半がうろ覚えレベルだったことを再確認、一部は「へえ、そうだったのか」も。その筆頭が【2】。さて、すぐに思い当たった方は果たしてどれだけいるだろうか。“もちろん”、ペレではない。答えはイラン代表として149試合出場、109ゴールを積み上げた「ペルシアン・タワー」アリ・ダエイ(より正確に近い発音は「アリー・ダーイー」)。
▽ちなみに、ペレことエドソン・アランテス・ド・ナシメントは「92試合77得点」で歴代3位。では、ダエイに次ぐ第2位は誰かと言えば、それが【4】の答えになる。おそらくは史上で「伝説(レジェンド)」の称号に最もふさわしい男、50年代“マジック・マジャール”と恐れられたハンガリーの象徴として世界に名をとどろかせた偉大なるフェレンツ・プスカシュその人である。その記録、なんと「85試合88得点」! ここで、それぞれの「相手関係」やそれぞれの時代の「戦術傾向」云々するのは無粋というものだ。とにかく、いついかなる状況でも確実にチャンスをものにするという点でも、プスカシュの驚くべき“数字”は今後も破られることはないだろう。余談になるが、ともに晩年、かのジョージ・ベストはプスカシュを招いて、自らが手ほどきをしていた少年たちの目の前でその豪快極まりない左足シュートを披露してもらったとか。なんと幸運な子供たちだったことだろうか。
▽【3】の答えは少々盲点かもしれない。現役最多の主。歴代4位のミロスラフ・クローゼはすでに(代表から)引退した。ヒントは現在MLSでプレー中・・・・とくればもうあの男しかいない。アイルランド代表ロビー・キーンだ。ここまで141試合67得点。つい最近のユーロ予選でもゴールを決めて健在の35歳。じきに30歳になるルーニーがロビーを追い越せる日が来るのかどうか。ルーニーのキャップ数は107だから差し引き単純計算をすると、2試合1得点の割合であと4年。むろん、その間キーンも得点ゼロとはいかないだろうし、ゴールへの嗅覚という観点では若干の長があると見れば、微妙というべきか。いずれにせよ、イングランドのトップに躍り出たルーニーの「次の目標」がロビー・キーンという(あくまでも記録マニア流の)楽しみ方はできる。いずれ、ルーニー自身からそんな声が聞けるかも。なにせ、彼を追うハリー・ケインときたらまだデビューしたばかりの3得点なのだから。
▽最後に“とっておき”の【1】の答え。ルーニー(50)、ボビー・チャールトン(49)に続くのは―――これは簡単、ご存じギャリー・リネカーの48得点。一つ飛んで5位はマイクル・オーウェンの89試合40得点。さて「問題」の4位。オールドファン以外では多分なじみのない名前、チェルシー、スパーズで一時代を築いた稀代の俊足アタッカー、ジミー・グリーヴズ! 代表記録は57試合44得点。すなわち、得点率は史上最高である。銘記すべきは、彼が一度もワールカップ本大会のピッチに立っていないことだ。イングランドが唯一優勝に輝いた66年大会、故障上がりのグリーヴズを監督アルフ・ラムジーはあえてベンチを温めさせ続けた。以後、グリーヴズの代表ゴールは翌年のオーストリア戦での1点のみに終わり、そのまた翌年、潔く代表を引退した。なお、66年大会直後のシーズン、彼をスパーズでリーグ戦全試合出場(38試合)25得点をマークしている。60年代初頭の“半シーズン”ACミランに所属して12試合9得点の記録も。また、代表では史上最多の6度のハットトリックも。リーグ通算記録は528試合366得点。代表の栄光に縁のなかったという意味では、ジョージ・ベストをしのぐ究極の“アンサング・ヒーロー”と言うべきだろう。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】
1953年大阪府生まれ 青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
▽答えは後回しにして、クイズその【2】。国籍を問わず、史上最多の代表ゴール数を誇るのは誰? その国籍は? クイズその【3】。では現役プレーヤー中、最多なのは? その国籍は? 【4】これまで代表ゴール数50以上をマークしたプレーヤーのうち、最も高い得点率を誇るのは誰? その国籍は? とまあ、これくらいにしておこう。満点回答を達成した方は相当なオタク、もとい、フットボール通に違いない。かく言う筆者も今回改めてリサーチするまでは大半がうろ覚えレベルだったことを再確認、一部は「へえ、そうだったのか」も。その筆頭が【2】。さて、すぐに思い当たった方は果たしてどれだけいるだろうか。“もちろん”、ペレではない。答えはイラン代表として149試合出場、109ゴールを積み上げた「ペルシアン・タワー」アリ・ダエイ(より正確に近い発音は「アリー・ダーイー」)。
▽ちなみに、ペレことエドソン・アランテス・ド・ナシメントは「92試合77得点」で歴代3位。では、ダエイに次ぐ第2位は誰かと言えば、それが【4】の答えになる。おそらくは史上で「伝説(レジェンド)」の称号に最もふさわしい男、50年代“マジック・マジャール”と恐れられたハンガリーの象徴として世界に名をとどろかせた偉大なるフェレンツ・プスカシュその人である。その記録、なんと「85試合88得点」! ここで、それぞれの「相手関係」やそれぞれの時代の「戦術傾向」云々するのは無粋というものだ。とにかく、いついかなる状況でも確実にチャンスをものにするという点でも、プスカシュの驚くべき“数字”は今後も破られることはないだろう。余談になるが、ともに晩年、かのジョージ・ベストはプスカシュを招いて、自らが手ほどきをしていた少年たちの目の前でその豪快極まりない左足シュートを披露してもらったとか。なんと幸運な子供たちだったことだろうか。
▽最後に“とっておき”の【1】の答え。ルーニー(50)、ボビー・チャールトン(49)に続くのは―――これは簡単、ご存じギャリー・リネカーの48得点。一つ飛んで5位はマイクル・オーウェンの89試合40得点。さて「問題」の4位。オールドファン以外では多分なじみのない名前、チェルシー、スパーズで一時代を築いた稀代の俊足アタッカー、ジミー・グリーヴズ! 代表記録は57試合44得点。すなわち、得点率は史上最高である。銘記すべきは、彼が一度もワールカップ本大会のピッチに立っていないことだ。イングランドが唯一優勝に輝いた66年大会、故障上がりのグリーヴズを監督アルフ・ラムジーはあえてベンチを温めさせ続けた。以後、グリーヴズの代表ゴールは翌年のオーストリア戦での1点のみに終わり、そのまた翌年、潔く代表を引退した。なお、66年大会直後のシーズン、彼をスパーズでリーグ戦全試合出場(38試合)25得点をマークしている。60年代初頭の“半シーズン”ACミランに所属して12試合9得点の記録も。また、代表では史上最多の6度のハットトリックも。リーグ通算記録は528試合366得点。代表の栄光に縁のなかったという意味では、ジョージ・ベストをしのぐ究極の“アンサング・ヒーロー”と言うべきだろう。
※一部記録については、“順位”から抜け落ちているデータが無きにしも非ず。あくまでも「主な有名どころ」という観点での記述とお断りしておきます。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】
1953年大阪府生まれ 青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
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