長友途中出場のインテル、ヨベティッチ2戦連発の活躍で開幕2連勝《セリエA》
2015.08.31 05:56 Mon
▽30日に行われたセリエA第2節のカルピvsインテルは、アウェイのインテルが2-1で勝利した。
▽しかし、肝心の攻撃は自陣に[3-5-2]のブロックを形成するカルピ守備陣の前に停滞。ファン・ジェススの攻め上がりが少ないことで右サイドからの攻撃に偏り、バリエーションに富んだ攻撃を仕掛けることができない。
▽ポゼッション率で相手を圧倒するも決定機をつくりだせずいたインテルだが、31分に均衡を破る。グアリンが中盤からボックス内にロングボールを送ると、ゴール前に走り込んだヨベティッチが反応。シュートは一度相手GKにブロックされたものの、ヨベティッチ自らが押し込んだ。
▽後半に入り、開始早々にブロゾビッチのシュートでゴールに迫ったインテルは、その後も積極的な立ち上がりを見せる。しかし、50分にグアリンのスルーパスからパラシオが決定機を迎えて以降は、再び攻めあぐねる時間が長く続いた。
▽動きの少ない展開で後半の半ばを迎えると、両軍のベンチが動きを見せる。カルピ陣営がラザーニャ、ディ・ガウディオ、ラッツァーリをピッチに送り出せば、対するインテルは去就に注目が集まる長友をサントンに代えて右サイドバックの位置に投入した。
▽両指揮官のその交代策が的中したのは、1点ビハインドのカルピ。71分、レティツィアが右サイドからアーリー気味にグラウンダーのクロスを入れると、これに中央で反応したラザーニャが相手DFをひきつける。すると、最後はファーサイドで長友の前に潜り込んだディ・ガウディオが冷静に沈めた。
▽長友投入直後にまさかの失点を喫したインテルだが、89分にグアリンの強引な仕掛けからPKのチャンスを獲得すると、これをヨベティッチがゴール右隅に決めきり、土壇場で引き離しに成功。2得点を記録したヨベティッチの2戦連発弾でカルピを退けたインテルが開幕2連勝を飾った。
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▽ヨベティッチの劇的ゴールでアタランタとの開幕節を白星で飾ったインテルは、マンチーニ監督が前日会見で明かしたとおり、負傷を抱えるイカルディがベンチ外。去就に注目が集まる長友が引き続きベンチスタートとなり、前節から2人を変更した先発にはヨベティッチとグアリンがメンバー入りを果たした。▽開幕2連勝を狙うインテルは、前節に続き[4-3-1-2]のシステムでスタート。序盤はアグレッシブな入りを見せた相手の対応に手こずったものの、ヨベティッチやブロゾビッチが中盤に下がってボール回しに絡み、試合の流れを引き寄せにかかる。▽ポゼッション率で相手を圧倒するも決定機をつくりだせずいたインテルだが、31分に均衡を破る。グアリンが中盤からボックス内にロングボールを送ると、ゴール前に走り込んだヨベティッチが反応。シュートは一度相手GKにブロックされたものの、ヨベティッチ自らが押し込んだ。
▽1本のロングボールから先制に成功したインテルは、前半の終盤にカウンターからピンチを迎えるが、GKハンダノビッチがヴィルチェクとの一対一の場面で好守を披露。スロベニア代表GKの好守に助けられたインテルが1点リードで試合を折り返した。
▽後半に入り、開始早々にブロゾビッチのシュートでゴールに迫ったインテルは、その後も積極的な立ち上がりを見せる。しかし、50分にグアリンのスルーパスからパラシオが決定機を迎えて以降は、再び攻めあぐねる時間が長く続いた。
▽動きの少ない展開で後半の半ばを迎えると、両軍のベンチが動きを見せる。カルピ陣営がラザーニャ、ディ・ガウディオ、ラッツァーリをピッチに送り出せば、対するインテルは去就に注目が集まる長友をサントンに代えて右サイドバックの位置に投入した。
▽両指揮官のその交代策が的中したのは、1点ビハインドのカルピ。71分、レティツィアが右サイドからアーリー気味にグラウンダーのクロスを入れると、これに中央で反応したラザーニャが相手DFをひきつける。すると、最後はファーサイドで長友の前に潜り込んだディ・ガウディオが冷静に沈めた。
▽長友投入直後にまさかの失点を喫したインテルだが、89分にグアリンの強引な仕掛けからPKのチャンスを獲得すると、これをヨベティッチがゴール右隅に決めきり、土壇場で引き離しに成功。2得点を記録したヨベティッチの2戦連発弾でカルピを退けたインテルが開幕2連勝を飾った。
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