3発完勝のバイエルンがレバークーゼンとのビッグマッチを制す《ブンデスリーガ》
2015.08.30 03:33 Sun
▽ブンデスリーガ第3節バイエルンvsレバークーゼンが29日にアリアンツ・アレーナで行われ、3-0でバイエルンが完勝した。
▽バイエルンは前節ホッフェンハイム戦ではブンデス最速タイ記録の失点を喫した上、J・ボアテングの退場という逆境に陥った中で逆転勝利を飾り、2連勝スタートを切った。そのホッフェンハイム戦のスタメンから3選手を変更。負傷したベナティアや出場停止のJ・ボアテングらに変えてチアゴやベルナトが今季初先発を飾り、レヴァンドフスキが先発に復帰した。
▽対するレバークーゼンは前節ハノーファー戦をチャルハノールのFK弾で1-0と辛勝し、2連勝スタートを切った。そして、3日前に行われたCLプレーオフのラツィオ戦を3-0で完勝し、逆転での本選出場を決めた。勢いに乗る中、ラツィオ戦と同様のスタメンをR・シュミット監督は送り出した。
▽シャビ・アロンソとアラバがセンターバックでコンビを組むバイエルンは、ビルドアップ時にシャビ・アロンソがアンカーの位置まで上がって3バックを形成。攻撃に人数を割いたポゼッションで、自陣にフラットな[4-4-2]を形成するレバークーゼンを押し込んでいった。
▽ボールを保持するバイエルンは今季ここまで不調だったロッベンの仕掛けを軸に打開を図ると、12分にはチアゴのコントロールシュートでゴールに迫る。一方、縦に早い攻撃でけん制するレバークーゼンは25分、左サイドのメーメディのクロスにキースリングが頭で合わせるも枠を捉えきれない。
▽先制後の30分にもバイエルンが追加点に近づく。ロッベンが右サイドを突破して上げたクロスを、ファーサイドのドグラス・コスタがダイレクトで合わせたボレーシュートが枠の左角に直撃した。
▽ラツィオ戦の疲労の影響か、プレスがかかりきらずバイエルンに試合をコントロールされていたレバークーゼンだったが、37分にゴールに迫る。ゴール正面やや左で得たFKをチャルハノールが直接狙うと、強烈なシュートはバーを叩いた。
▽バイエルンが主導権を握ったまま1点リードして迎えた後半、レバークーゼンはメーメディに代えてブラントを左サイドに投入。チャルハノールをトップ下に据える[4-2-3-1]に変更した。
▽そのレバークーゼンに対しバイエルンは後半開始40秒過ぎ、ロッベンがターとS・ベンダーをドリブルで次々に抜き去りボックス内で倒される決定機を演出するも、ノーファウルの判定が下される。
▽助かったレバークーゼンは50分、キースリンクがスライディングシュートとヘディングシュートで立て続けにゴールへ迫ったが、アラバの好カバーに阻まれてしまった。そのレバークーゼンはベララビとブラントのサイドを入れ替えて打開を図る。
▽しかし、カウンターからロッベンとドグラス・コスタのスピードを使うバイエルンが59分、追加点のチャンスを迎えた。右サイドからのシャビ・アロンソのFKにファーサイドで反応したビダルが、ヒルバートに後方から押されてPKを獲得。これをミュラーが確実に決めてリードを2点に広げた。
▽さらに70分、左サイドからドグラス・コスタの上げたクロスに、ボックス内のヒルバートが手で触ったとして、バイエルンが2つ目のPKを獲得。これをロッベンが決めてバイエルンが勝負を決定付ける3点目を奪った。
▽その後もカウンターからレヴァンドフスキに決定機が訪れるなど主導権を渡さないバイエルンがレバークーゼンに何もさせずに完勝。主力センターバック2枚を欠く中、ビッグマッチを制して開幕3連勝を飾った。
▽バイエルンは前節ホッフェンハイム戦ではブンデス最速タイ記録の失点を喫した上、J・ボアテングの退場という逆境に陥った中で逆転勝利を飾り、2連勝スタートを切った。そのホッフェンハイム戦のスタメンから3選手を変更。負傷したベナティアや出場停止のJ・ボアテングらに変えてチアゴやベルナトが今季初先発を飾り、レヴァンドフスキが先発に復帰した。
▽対するレバークーゼンは前節ハノーファー戦をチャルハノールのFK弾で1-0と辛勝し、2連勝スタートを切った。そして、3日前に行われたCLプレーオフのラツィオ戦を3-0で完勝し、逆転での本選出場を決めた。勢いに乗る中、ラツィオ戦と同様のスタメンをR・シュミット監督は送り出した。
▽ボールを保持するバイエルンは今季ここまで不調だったロッベンの仕掛けを軸に打開を図ると、12分にはチアゴのコントロールシュートでゴールに迫る。一方、縦に早い攻撃でけん制するレバークーゼンは25分、左サイドのメーメディのクロスにキースリングが頭で合わせるも枠を捉えきれない。
▽すると直後の26分、バイエルンが先制する。シャビ・アロンソの絶妙なフィードを1stタッチでドグラス・コスタが対応したヒルバートを抜き去りボックス左に進入。丁寧にクロスを上げるとミュラーが右足で押し込んだ。
▽先制後の30分にもバイエルンが追加点に近づく。ロッベンが右サイドを突破して上げたクロスを、ファーサイドのドグラス・コスタがダイレクトで合わせたボレーシュートが枠の左角に直撃した。
▽ラツィオ戦の疲労の影響か、プレスがかかりきらずバイエルンに試合をコントロールされていたレバークーゼンだったが、37分にゴールに迫る。ゴール正面やや左で得たFKをチャルハノールが直接狙うと、強烈なシュートはバーを叩いた。
▽バイエルンが主導権を握ったまま1点リードして迎えた後半、レバークーゼンはメーメディに代えてブラントを左サイドに投入。チャルハノールをトップ下に据える[4-2-3-1]に変更した。
▽そのレバークーゼンに対しバイエルンは後半開始40秒過ぎ、ロッベンがターとS・ベンダーをドリブルで次々に抜き去りボックス内で倒される決定機を演出するも、ノーファウルの判定が下される。
▽助かったレバークーゼンは50分、キースリンクがスライディングシュートとヘディングシュートで立て続けにゴールへ迫ったが、アラバの好カバーに阻まれてしまった。そのレバークーゼンはベララビとブラントのサイドを入れ替えて打開を図る。
▽しかし、カウンターからロッベンとドグラス・コスタのスピードを使うバイエルンが59分、追加点のチャンスを迎えた。右サイドからのシャビ・アロンソのFKにファーサイドで反応したビダルが、ヒルバートに後方から押されてPKを獲得。これをミュラーが確実に決めてリードを2点に広げた。
▽さらに70分、左サイドからドグラス・コスタの上げたクロスに、ボックス内のヒルバートが手で触ったとして、バイエルンが2つ目のPKを獲得。これをロッベンが決めてバイエルンが勝負を決定付ける3点目を奪った。
▽その後もカウンターからレヴァンドフスキに決定機が訪れるなど主導権を渡さないバイエルンがレバークーゼンに何もさせずに完勝。主力センターバック2枚を欠く中、ビッグマッチを制して開幕3連勝を飾った。
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