原口、細貝もびっくり? ヘルタの練習試合でマリファナ騒動
2015.07.17 21:29 Fri
ヘルタ・ベルリンは15日、ラージョ・バジェカーノとのテストマッチに臨み、0-1と敗れた。この試合、思わぬところでヒートアップしてしまった。
ベルリン近郊のノイルピーン市で開催されたテストマッチ。FW原口元気やMF細貝萌も出場した試合は、前半の途中に思わぬ形で動き出した。試合開始から23分、ヘルタGKトーマス・クラフトが観衆に向かって叫んだのだ。「ゴール裏の誰か、ジョイントを消せ!」。クラフトが守るゴールの裏で、ファンがマリファナを吸っていたようなのだ。
試合は一旦中断された。ここで出番が回ってきたのは、GKマリウス・ゲアスベック。もともとヘルタのサポーターであったため、多くのファンを個人的に知っていたからだ。この控えGKがどうやらサポーターが紙巻で吸っていたマリファナの火を消すように説得し、その後試合が続けられた。
クラフトは試合後、ドイツ『ビルト』に次にように語っている。
「急に僕のペナルティーエリア内で甘い匂いがしたんだ。数秒後、かなりの煙が見えた。あれを僕があと15分も吸い込んでいたら、僕のために救急車を呼ばなければいけなかっただろう」
煙を吸い込み、ドーピング検査に引っかかることも考えられただけに、パル・ダルダイ監督は「トーマスは正しい対応を見せ、我々にそのことを伝えてくれたおかげで、我々は対応することができた」とクラフトの“判断力”を称えている。
しかし、クラフトの怒りは収まらない。次のようにコメントした。
「まったくもってダメだね。スタジアムには子供もいるんだよ。スポーツイベントではなく、自分たちの部屋でやれば良い。そういうのに手を出さない方がもっと良いけれどもね」
部屋ならいいのか?
提供:goal.com
ベルリン近郊のノイルピーン市で開催されたテストマッチ。FW原口元気やMF細貝萌も出場した試合は、前半の途中に思わぬ形で動き出した。試合開始から23分、ヘルタGKトーマス・クラフトが観衆に向かって叫んだのだ。「ゴール裏の誰か、ジョイントを消せ!」。クラフトが守るゴールの裏で、ファンがマリファナを吸っていたようなのだ。
試合は一旦中断された。ここで出番が回ってきたのは、GKマリウス・ゲアスベック。もともとヘルタのサポーターであったため、多くのファンを個人的に知っていたからだ。この控えGKがどうやらサポーターが紙巻で吸っていたマリファナの火を消すように説得し、その後試合が続けられた。
クラフトは試合後、ドイツ『ビルト』に次にように語っている。
「急に僕のペナルティーエリア内で甘い匂いがしたんだ。数秒後、かなりの煙が見えた。あれを僕があと15分も吸い込んでいたら、僕のために救急車を呼ばなければいけなかっただろう」
煙を吸い込み、ドーピング検査に引っかかることも考えられただけに、パル・ダルダイ監督は「トーマスは正しい対応を見せ、我々にそのことを伝えてくれたおかげで、我々は対応することができた」とクラフトの“判断力”を称えている。
しかし、クラフトの怒りは収まらない。次のようにコメントした。
「まったくもってダメだね。スタジアムには子供もいるんだよ。スポーツイベントではなく、自分たちの部屋でやれば良い。そういうのに手を出さない方がもっと良いけれどもね」
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