【対戦国を食らい尽くす!】魅惑のシンガポール料理:後編
2015.06.15 11:31 Mon
▽我らが日本代表は16日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦の相手、シンガポール代表を埼玉スタジアム2002に迎えます! まずその国のことを知らなければ何も始まらない──。そう考えた超WS編集部が、シンガポールの食生活の謎を究明することに!後編をお楽しみください。
◆タイガービール
▽負けました。我々の完敗です。ゆえに乾杯です。仕事中にビールを飲むのは何事か! と編集長から激しく叱責されたとしても、もはやどうでもいいです。我々が注文したのは、シンガポールで広く飲まれているタイガービール。東南アジアのビールらしく口当たりはライトでありながらも、後味にはしっかりと苦味のある、味わい深いビールでした。料理を堪能しつつ、ビールをたらふく飲んでこのまま帰りたいと思ったのは公然の秘密です……。
◆ブボーヒタム
▽デザートとして最後にサーブされたのは、ブボーヒタムという、甘く煮込んだ黒米の上からココナッツミルクをかけた一品。ココナッツミルクたっぷりにもかかわらず、甘さ控えめなのが不思議です。さらに、お米の優しい味わいが、我々に心地よい敗北感を与えてくれました。
▽シンガポール料理は、他の東南アジア料理のような強烈な個性はないものの、どの料理を取っても非常にバランスが良く、その種類も様々です。そして、東南アジアのスパイスを使っているため、中華料理などとも違う独特の味わいがあります。個人的には、日本人にも受け入れられ易い味だと感じました。
▽『新東記』は、オーナーのパトリシアさんが、缶詰などの出来合いの食材に頼ることなく、できるだけ輸入などで現地の食材を調達し、本場のシンガポール料理を提供していることが魅力。来日して27年というパトリシアさんは、10年前にこのお店をオープンさせ、現在に至るまでこの人気店を切り盛りしています。
◆人気オーナーのパトリシアさん
▽そんなパトリシアさんはサッカーにはあまり詳しくないと言いつつも、“キング・カズ”こと三浦和良選手が最も尊敬するサッカー選手だと教えてくれました。シンガポールでは、誰もがキング・カズのことを知っているようで、パトリシアさんは「カズ=日本サッカー」という名言とともに、情熱を持ってキング・カズの魅力を熱弁。「60歳まで現役でプレーしても応援する」と、彼への深い愛情を語ってくれました。
▽さらに、好物である日本料理の中でも、とりわけお気に入りの“生姜焼き”をメインにしたお店をシンガポールにオープンさせるという夢を語ってくれたパトリシアさん。料理の素晴らしさとともに、チャーミングかつ誠実な人柄のパトリシアさんのおかげで、我々は潔くシンガポール料理に対して敗北を認めることができました。グッドルーザーはグッドウィナーが相手だからこそ、なのかもしれません。
▽完全にシンガポール料理に心を奪われたわたくしとSですが、しかし! 我々の敗北は、サッカーでの勝負とは全くの別もの。相手をリスペクトしつつも、日本代表には我々の敵を討ってもらいましょう! あれ? これでは、ちっともグッドルーザーじゃないですね……。
※次回はカンボジア編を予定(?)
◆タイガービール
(c) CWS Brains, LTD.
▽負けました。我々の完敗です。ゆえに乾杯です。仕事中にビールを飲むのは何事か! と編集長から激しく叱責されたとしても、もはやどうでもいいです。我々が注文したのは、シンガポールで広く飲まれているタイガービール。東南アジアのビールらしく口当たりはライトでありながらも、後味にはしっかりと苦味のある、味わい深いビールでした。料理を堪能しつつ、ビールをたらふく飲んでこのまま帰りたいと思ったのは公然の秘密です……。
◆ブボーヒタム
(c) CWS Brains, LTD.
▽デザートとして最後にサーブされたのは、ブボーヒタムという、甘く煮込んだ黒米の上からココナッツミルクをかけた一品。ココナッツミルクたっぷりにもかかわらず、甘さ控えめなのが不思議です。さらに、お米の優しい味わいが、我々に心地よい敗北感を与えてくれました。
▽シンガポール料理は、他の東南アジア料理のような強烈な個性はないものの、どの料理を取っても非常にバランスが良く、その種類も様々です。そして、東南アジアのスパイスを使っているため、中華料理などとも違う独特の味わいがあります。個人的には、日本人にも受け入れられ易い味だと感じました。
◆人気オーナーのパトリシアさん
(c) CWS Brains, LTD.
▽そんなパトリシアさんはサッカーにはあまり詳しくないと言いつつも、“キング・カズ”こと三浦和良選手が最も尊敬するサッカー選手だと教えてくれました。シンガポールでは、誰もがキング・カズのことを知っているようで、パトリシアさんは「カズ=日本サッカー」という名言とともに、情熱を持ってキング・カズの魅力を熱弁。「60歳まで現役でプレーしても応援する」と、彼への深い愛情を語ってくれました。
▽さらに、好物である日本料理の中でも、とりわけお気に入りの“生姜焼き”をメインにしたお店をシンガポールにオープンさせるという夢を語ってくれたパトリシアさん。料理の素晴らしさとともに、チャーミングかつ誠実な人柄のパトリシアさんのおかげで、我々は潔くシンガポール料理に対して敗北を認めることができました。グッドルーザーはグッドウィナーが相手だからこそ、なのかもしれません。
▽シンガポール料理を食べたことのある人もない人も、恵比寿が近場にある人もない人も、ぜひ『新東記』へ。このお店を知らずにシンガポールは語れません!
▽完全にシンガポール料理に心を奪われたわたくしとSですが、しかし! 我々の敗北は、サッカーでの勝負とは全くの別もの。相手をリスペクトしつつも、日本代表には我々の敵を討ってもらいましょう! あれ? これでは、ちっともグッドルーザーじゃないですね……。
※次回はカンボジア編を予定(?)
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