レーティング:ドニプロ 2-3 セビージャ《EL》
2015.05.28 06:06 Thu
▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝のドニプロvsセビージャが、27日にポーランドのワルシャワ国立競技場で開催され、3-2で勝利したセビージャが2度目の連覇で大会史上最多となる4度目のEL制覇を成し遂げた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽ドニプロ採点
GK
71 ボイコ 6.0
3失点も安定感のあるセービングが光った
DF
44 フェデツキ 5.5
先制点の起点となるなど、攻守に奮闘した
23 ドウグラス 5.5
競り合いで強さを見せたが、相手のスピードに苦慮した
14 チェベリャチコ 5.5
相手の攻撃に揺さぶられたが、球際で粘りを見せた
強力な相手のサイドアタックに晒されるも、要所で攻撃参加した
MF
99 マテウス 6.0
先発起用に応え先制点をアシスト。豊富な経験を生かしたプレーを見せたが、脳震とうで試合終了間際にピッチを後に…
7 カンカバ 5.5
豊富な運動量と的確なポジショニングで中盤をカバー。ただ、決勝点の場面ではクリアを誤る
(→シャコフ -)
29 ロタン 6.0
見事な直接FKで同点ゴールを奪った。精度の高いキックでゲームメークを担った
25 フェドルチュク 5.5
序盤に目じりを切るアクシデントに見舞われたが、ハードワークを続けた
(→ベシュス 5.5)
すんなり試合に入ったが決定的な仕事はできず
10 コノプリャンカ 6.5
卓越したボールスキルを武器に攻撃を牽引。まさにエースの仕事ぶりだった
FW
9 カリニッチ 6.0
先制点を奪取。屈強なフィジカルを武器に前線で基準点となった
(→セレズニョフ -)
監督
マルケフィッチ 6.0
勇敢かつ組織的な戦いで最後まで王者を苦しめた。間違いなくウクライナ国民に勇気を与えたはず
▽セビージャ採点
GK
29 セルヒオ・リコ 5.5
コノプリャンカの決定機を好守で阻むが、2失点目はポジション取りが甘かった
DF
22 A・ビダル 5.5
守備ではコノプリャンカに苦戦も、攻撃では存在感を放った
6 カリソ 5.5
カリニッチに苦戦も粘り強く守った
15 コロジェチャク 5.5
集中した対応を90分間見せた
2 トレムリナス 5.5
攻守に及第点の出来
MF
10 レジェス 6.5
先発起用に応え2点目をアシストするなど、攻撃を牽引した
(→コケ 6.0)
攻守に重要な役割を担い、流れを引き寄せた
25 エムビア 6.0
屈強なフィジカルを武器に攻守に奮闘
19 バネガ 6.5
周囲からボールを引き出し、再三の決定機を演出した
(→イボーラ -)
4 クリホヴィアク 6.5
1ゴールを記録するなど、攻守に存在感。故郷で最高の結果を手にした
20 ビトロ 6.0
やや消えている時間もあったが、決勝点をアシスト
FW
9 バッカ 7.0
値千金の2ゴールでチームに連覇をもたらした
(→ガメイロ -)
監督
エメリ 6.5
レジェスの先発起用とコケの投入が当たり、チームを連覇に導いた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
バッカ(セビージャ)
▽全ゴールに絡む大活躍でチームの連覇の立役者となった。とりわけ、オフ・ザ・ボール
の質、シュート精度の高さが際立っていた。
ドニプロ 2-3 セビージャ
【ドニプロ】
カリニッチ(前7)
ロタン(前44)
【セビージャ】
クリホヴィアク(前28)
バッカ(前31)
バッカ(後28)
※2度目の連覇のセビージャが最多4度目の優勝
▽ドニプロ採点
GK
71 ボイコ 6.0
3失点も安定感のあるセービングが光った
DF
44 フェデツキ 5.5
先制点の起点となるなど、攻守に奮闘した
競り合いで強さを見せたが、相手のスピードに苦慮した
14 チェベリャチコ 5.5
相手の攻撃に揺さぶられたが、球際で粘りを見せた
12 レオ 5.5
強力な相手のサイドアタックに晒されるも、要所で攻撃参加した
MF
99 マテウス 6.0
先発起用に応え先制点をアシスト。豊富な経験を生かしたプレーを見せたが、脳震とうで試合終了間際にピッチを後に…
7 カンカバ 5.5
豊富な運動量と的確なポジショニングで中盤をカバー。ただ、決勝点の場面ではクリアを誤る
(→シャコフ -)
29 ロタン 6.0
見事な直接FKで同点ゴールを奪った。精度の高いキックでゲームメークを担った
25 フェドルチュク 5.5
序盤に目じりを切るアクシデントに見舞われたが、ハードワークを続けた
(→ベシュス 5.5)
すんなり試合に入ったが決定的な仕事はできず
10 コノプリャンカ 6.5
卓越したボールスキルを武器に攻撃を牽引。まさにエースの仕事ぶりだった
FW
9 カリニッチ 6.0
先制点を奪取。屈強なフィジカルを武器に前線で基準点となった
(→セレズニョフ -)
監督
マルケフィッチ 6.0
勇敢かつ組織的な戦いで最後まで王者を苦しめた。間違いなくウクライナ国民に勇気を与えたはず
▽セビージャ採点
GK
29 セルヒオ・リコ 5.5
コノプリャンカの決定機を好守で阻むが、2失点目はポジション取りが甘かった
DF
22 A・ビダル 5.5
守備ではコノプリャンカに苦戦も、攻撃では存在感を放った
6 カリソ 5.5
カリニッチに苦戦も粘り強く守った
15 コロジェチャク 5.5
集中した対応を90分間見せた
2 トレムリナス 5.5
攻守に及第点の出来
MF
10 レジェス 6.5
先発起用に応え2点目をアシストするなど、攻撃を牽引した
(→コケ 6.0)
攻守に重要な役割を担い、流れを引き寄せた
25 エムビア 6.0
屈強なフィジカルを武器に攻守に奮闘
19 バネガ 6.5
周囲からボールを引き出し、再三の決定機を演出した
(→イボーラ -)
4 クリホヴィアク 6.5
1ゴールを記録するなど、攻守に存在感。故郷で最高の結果を手にした
20 ビトロ 6.0
やや消えている時間もあったが、決勝点をアシスト
FW
9 バッカ 7.0
値千金の2ゴールでチームに連覇をもたらした
(→ガメイロ -)
監督
エメリ 6.5
レジェスの先発起用とコケの投入が当たり、チームを連覇に導いた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
バッカ(セビージャ)
▽全ゴールに絡む大活躍でチームの連覇の立役者となった。とりわけ、オフ・ザ・ボール
の質、シュート精度の高さが際立っていた。
ドニプロ 2-3 セビージャ
【ドニプロ】
カリニッチ(前7)
ロタン(前44)
【セビージャ】
クリホヴィアク(前28)
バッカ(前31)
バッカ(後28)
※2度目の連覇のセビージャが最多4度目の優勝
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