2部行きを説明するブレーメン有望株、「一歩下がって二歩進む」
2015.04.08 20:39 Wed
ブレーメンFWダビー・ゼルケ(20)は来季からブンデスリーガ2部のRBライプツィヒでプレーする。1日に発表されたことで、エイプリルフールとも見られたU-19ドイツ代表の「格下」への移籍だが、本人がドイツ『シュポルト・ビルト』でその理由を説明している。
ホッフェンハイム下部組織出身のゼルケは、昨年夏に開催されたU-19欧州選手権でドイツを優勝に導いたアタッカーだ。ブレーメンでは、昨年9月にクラブとの契約を2018年まで延長し、トップチームでのデビューシーズンとなった今季は公式戦27試合で7ゴールを記録している。
しかし、クラブの未来を支える若手として期待されていたゼルケは現在2部の6位につけるRBライプツィヒへの移籍で合意に至った。新天地での契約は2020年までとなっている。ゼルケは『シュポルト・ビルト』でその決断について次のように話している。
「ライプツィヒは大きな目標を持っている。彼らは1部昇格のみではなく、近い将来順位表の上位に定着することを目指しているんだ。そして、僕はそのプロジェクトの一部になりたい。だから長期の契約にサインしたんだ」
ライプツィヒのラルフ・ラングニックSD(スポーツディレクター)の存在も大きかったようだ。
「ホッフェンハイムのユースでプレーしていたころからラルフ・ラングニックは知っている。当時、いつもスタジアムに通い、プレースタイルに魅了されたんだ。ライプツィヒでも、同じようになると強く信じている」
「ラルフ・ラングニックとはこのことについて何度も話してきた。直接会ったり、電話を通じてもね。彼は僕に道を示し、ライプツィヒは若くてハングリーな選手を重視していることを説明してくれた」
2部行きを「一歩下がって二歩進む」と形容するゼルケ。4日にホームで行われたマインツ戦ではブレーメンのサポーターの一部からブーイングを浴びた。そのファンからの扱いは「もちろん、何ともないわけじゃない」と認めるも、「強いメンタルを持っている」と強調している。
ゼルケの移籍は、2部に属するクラブが1部のクラブに800万ユーロ(約10億4000万円)+インセンティブと伝えられる移籍金を支払う異例の取引だ。ここ数年国際舞台に姿を見せていないブレーメンにとってメリットは大きいとされるが、やはりファンは納得していない模様。20歳FWは、今後どのような活躍を見せるのだろうか。
提供:goal.com
ホッフェンハイム下部組織出身のゼルケは、昨年夏に開催されたU-19欧州選手権でドイツを優勝に導いたアタッカーだ。ブレーメンでは、昨年9月にクラブとの契約を2018年まで延長し、トップチームでのデビューシーズンとなった今季は公式戦27試合で7ゴールを記録している。
しかし、クラブの未来を支える若手として期待されていたゼルケは現在2部の6位につけるRBライプツィヒへの移籍で合意に至った。新天地での契約は2020年までとなっている。ゼルケは『シュポルト・ビルト』でその決断について次のように話している。
「ライプツィヒは大きな目標を持っている。彼らは1部昇格のみではなく、近い将来順位表の上位に定着することを目指しているんだ。そして、僕はそのプロジェクトの一部になりたい。だから長期の契約にサインしたんだ」
ライプツィヒのラルフ・ラングニックSD(スポーツディレクター)の存在も大きかったようだ。
「ホッフェンハイムのユースでプレーしていたころからラルフ・ラングニックは知っている。当時、いつもスタジアムに通い、プレースタイルに魅了されたんだ。ライプツィヒでも、同じようになると強く信じている」
「ラルフ・ラングニックとはこのことについて何度も話してきた。直接会ったり、電話を通じてもね。彼は僕に道を示し、ライプツィヒは若くてハングリーな選手を重視していることを説明してくれた」
2部行きを「一歩下がって二歩進む」と形容するゼルケ。4日にホームで行われたマインツ戦ではブレーメンのサポーターの一部からブーイングを浴びた。そのファンからの扱いは「もちろん、何ともないわけじゃない」と認めるも、「強いメンタルを持っている」と強調している。
ゼルケの移籍は、2部に属するクラブが1部のクラブに800万ユーロ(約10億4000万円)+インセンティブと伝えられる移籍金を支払う異例の取引だ。ここ数年国際舞台に姿を見せていないブレーメンにとってメリットは大きいとされるが、やはりファンは納得していない模様。20歳FWは、今後どのような活躍を見せるのだろうか。
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