横山のデビューゴールなどで開催国を一蹴! なでしこが今大会初勝利《アルガルベカップ》
2015.03.06 23:13 Fri
▽なでしこJAPANは6日、アルガルベカップ2015のグループC第2節でポルトガル女子代表と対戦し、3-0で勝利した。
▽今年6月にFIFA女子ワールドカップ2015を控えるなでしこは、同大会に向けた試金石の舞台となるアルガルベカップの初戦で格下デンマークに敗れ、同大会を黒星スタート。その一戦から中2日となった第2節では、今大会初勝利を目指して開催国のポルトガルと激突した。佐々木監督は初戦のデンマーク戦からスタメン全員を変更。高瀬や有吉、宇津木ら準レギュラーに加え、今大会で代表初招集の横山がデビューを飾った。
▽開始直後に失点した初戦の教訓を生かして集中した入りを見せる。なでしこはボランチに入った宇津木を起点に前線の高瀬をターゲットにしたロングボールを使って攻撃を組み立てる。だが、自陣に引いて守備を固めるポルトガルの守備を前になかなかフィニッシュに持ち込むことができない。
▽前半半ばを過ぎても同様の展開が続く。裏を狙う2トップへのフィードと左サイドの横山のドリブル突破で相手の攻略を図るなでしこは何度か良い形の仕掛けを見せるが、ゴールが遠い。だが、諦めずに攻め続けるなでしこは30分過ぎに先制点を奪う。
▽36分、右CKの場面で相手DFのクリアミスがゴール前にこぼれると、これをボックス中央の川村が右足でダイレクトボレーシュート。このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。そして、セットプレーからのワンチャンスを見事に活かしたなでしこが前半を1点リードで終えた。
▽新戦力の追加点でリードを広げたなでしこは、この直後にも高瀬が強烈なミドルシュートで相手GKを脅かすなど、勢い付いて3点目を狙う。この流れの中で後半機能してきた右サイドから有吉が鋭いクロスをゴール前に送るが、これは追加点に結び付かない。
▽その後、佐々木監督は73分に宇津木と永里を下げて阪口と安藤を同ポジションで起用する。その後も危なげなく試合をコントロールするなでしこは79分、川村の好フィードに抜け出した菅澤が冷静にGKとの一対一を制し、試合を決定付ける3点目を奪った。新鋭・横山のデビュー戦弾などで開催国のポルトガルに完勝したなでしこが、今大会初勝利を手にした。
▽今年6月にFIFA女子ワールドカップ2015を控えるなでしこは、同大会に向けた試金石の舞台となるアルガルベカップの初戦で格下デンマークに敗れ、同大会を黒星スタート。その一戦から中2日となった第2節では、今大会初勝利を目指して開催国のポルトガルと激突した。佐々木監督は初戦のデンマーク戦からスタメン全員を変更。高瀬や有吉、宇津木ら準レギュラーに加え、今大会で代表初招集の横山がデビューを飾った。
▽開始直後に失点した初戦の教訓を生かして集中した入りを見せる。なでしこはボランチに入った宇津木を起点に前線の高瀬をターゲットにしたロングボールを使って攻撃を組み立てる。だが、自陣に引いて守備を固めるポルトガルの守備を前になかなかフィニッシュに持ち込むことができない。
▽36分、右CKの場面で相手DFのクリアミスがゴール前にこぼれると、これをボックス中央の川村が右足でダイレクトボレーシュート。このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。そして、セットプレーからのワンチャンスを見事に活かしたなでしこが前半を1点リードで終えた。
▽選手交代なしで後半に臨んだなでしこは後半も試合の主導権を握る。すると54分、この試合でフル代表デビューを飾った横山がスーパーゴールで自らデビュー戦に花を添える。ボックス手前左で鋭いカットインを見せた横山が豪快に右足を振りぬくと、強烈なシュートがゴール左上隅に突き刺さった。
▽新戦力の追加点でリードを広げたなでしこは、この直後にも高瀬が強烈なミドルシュートで相手GKを脅かすなど、勢い付いて3点目を狙う。この流れの中で後半機能してきた右サイドから有吉が鋭いクロスをゴール前に送るが、これは追加点に結び付かない。
▽その後、佐々木監督は73分に宇津木と永里を下げて阪口と安藤を同ポジションで起用する。その後も危なげなく試合をコントロールするなでしこは79分、川村の好フィードに抜け出した菅澤が冷静にGKとの一対一を制し、試合を決定付ける3点目を奪った。新鋭・横山のデビュー戦弾などで開催国のポルトガルに完勝したなでしこが、今大会初勝利を手にした。
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