ラキティッチ躍動のバルセロナ、敵地でグラナダを撃破《リーガエスパニョーラ》
2015.03.01 02:06 Sun
▽リーグ戦2位のバルセロナ(勝ち点56)は28日、敵地ロス・カルメネスで開催されたリーガエスパニョーラ第25節で19位のグラナダ(勝ち点19)と対戦し、3-1で勝利した。
▽戦前の予想とは異なり、攻守にアグレッシブな入りを見せたグラナダに対して、バルセロナがやや押し込まれる立ち上がりとなった。ネイマールとスアレス、メッシの3トップを筆頭に身体が重いバルセロナは、相手陣内でボールを動かすが、チームの看板である南米トリデンテになかなか良い形でボールが入らない。23分にはボックス左でスアレスからパスを受けたチャビが右足のミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKオイエルに弾き出された。
▽立ち上がりから緩いプレーが続くバルセロナだったが、25分に先制点を奪う。ジョルディ・アルバのフィードに抜け出したスアレスがボックス左の角度のないところからシュートを放つ。すると、ゴール前で相手DFカラがクリアし損なったボールに反応したラキティッチが冷静にゴールネットを揺らした。
▽前半終盤にかけてはグラナダの圧力に晒されたバルセロナは続けてフィニッシュのシーンを許す。だが、ラス・バングラの落としからJ・マルケスが放った42分の決定的なシュートはGKブラーボが好守で凌ぎ、前半を1点リードで終えた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、1点リードのバルセロナが早々に追加点を奪う。49分、相手陣内右サイドでのスローインからラキティッチとのワンツーでボックス右に抜け出したスアレスが巧みな右足アウトサイドのキックで飛び出したGKの脇を抜くシュートを決めた。
▽幸先良くリードを2点に広げたバルセロナだったが、53分に自陣ボックス左でドリブル突破を仕掛けたラス・バングラをバルトラが倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのフラン・リコに決められて、点差を1点に縮められた。
▽その後は前半同様にイーブンな展開が続く中、バルセロナのルイス・エンリケ監督は65分にチャビをベンチに下げて、より攻撃的なラフィーニャをピッチに送り出す。すると70分に待望の3点目が生まれる。ラキティッチのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したスアレスがボックス内でGKとDFをかわし、ゴール前で待つメッシにプレゼントパスを通す。これをメッシが無人のゴールへ右足で流し込んだ。
▽この3点目で試合を決定付けたバルセロナはブスケッツやペドロをピッチに送り出して試合をクローズしにかかる。試合終盤にはメッシとペドロに続けて4点目のチャンスが訪れるが、ここは相手GKの好守に阻まれた。それでも、ラキティッチの全ゴールに絡む活躍でグラナダを退けたバルセロナは、リーグ戦2試合ぶりの勝利。翌日にビジャレアル戦を控える首位のレアル・マドリーにプレッシャーをかけることに成功した。
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▽バルセロナは前節、低調な試合内容でマラガに敗れ、公式戦の連勝が「11」でストップ。首位のレアル・マドリーとの勝ち点差が再び「4」に開いてしまった。それでも、ミッドウィークに行われたCLマンチェスター・シティ戦では敵地で2-1の勝利を収め、見事にバウンスバックに成功。▽リーガで2試合ぶりの勝利を目指すバルセロナは、シティ戦から先発4人を変更。ピケやイニエスタ、ブスケッツらがベンチスタートとなり、バルトラ、マテュー、チャビらバックアップメンバーが先発に入った。▽立ち上がりから緩いプレーが続くバルセロナだったが、25分に先制点を奪う。ジョルディ・アルバのフィードに抜け出したスアレスがボックス左の角度のないところからシュートを放つ。すると、ゴール前で相手DFカラがクリアし損なったボールに反応したラキティッチが冷静にゴールネットを揺らした。
▽悪いながらも先制に成功したバルセロナは、相手にボールを持たせながら機を見ては得意のカウンターを繰り出していく。36分には右サイドに抜け出したラキティッチのお膳立てからメッシに追加点のチャンスも、右足で放ったシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽前半終盤にかけてはグラナダの圧力に晒されたバルセロナは続けてフィニッシュのシーンを許す。だが、ラス・バングラの落としからJ・マルケスが放った42分の決定的なシュートはGKブラーボが好守で凌ぎ、前半を1点リードで終えた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、1点リードのバルセロナが早々に追加点を奪う。49分、相手陣内右サイドでのスローインからラキティッチとのワンツーでボックス右に抜け出したスアレスが巧みな右足アウトサイドのキックで飛び出したGKの脇を抜くシュートを決めた。
▽幸先良くリードを2点に広げたバルセロナだったが、53分に自陣ボックス左でドリブル突破を仕掛けたラス・バングラをバルトラが倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのフラン・リコに決められて、点差を1点に縮められた。
▽その後は前半同様にイーブンな展開が続く中、バルセロナのルイス・エンリケ監督は65分にチャビをベンチに下げて、より攻撃的なラフィーニャをピッチに送り出す。すると70分に待望の3点目が生まれる。ラキティッチのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したスアレスがボックス内でGKとDFをかわし、ゴール前で待つメッシにプレゼントパスを通す。これをメッシが無人のゴールへ右足で流し込んだ。
▽この3点目で試合を決定付けたバルセロナはブスケッツやペドロをピッチに送り出して試合をクローズしにかかる。試合終盤にはメッシとペドロに続けて4点目のチャンスが訪れるが、ここは相手GKの好守に阻まれた。それでも、ラキティッチの全ゴールに絡む活躍でグラナダを退けたバルセロナは、リーグ戦2試合ぶりの勝利。翌日にビジャレアル戦を控える首位のレアル・マドリーにプレッシャーをかけることに成功した。
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