ドロー続きのローマ、流れを変えたいトッティは「フェイエノールトにもユーベにも勝つ」
ローマは26日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでフェイエノールトと敵地で対戦する。FWフランチェスコ・トッティは前日会見で、フェイエノールトにも、セリエA次節でユベントスにも、それぞれ勝利を収めたいと意気込みを見せた。
セリエAで7試合中6試合ドローと勝てない日々が続くローマ。ELでも、ホームでの1stレグで先制しながら逃げきれず、1-1と引き分けている。
3月2日にユベントスとの直接対決も控えるトッティは、会見で次のように話した。イタリア『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「ここで勝てば、シーズンが変わるかもしれない。1勝するだけでも自信につながる。シーズンを左右してもおかしくない一戦なんだ。ユーベ? まずは、フェイエノールトに勝ちたい。でも、明日の試合に勝てば、月曜の試合にも勝つ」
元イタリア代表のトッティは、フェイエノールトの本拠地に思い入れがあるようだ。
「ユーロ2000のことを思い出したよ。僕らはこのスタジアムでフランスとの決勝を落とした。明日は違う結果にしたい。そのシーズンにスクデットを獲得した? だったら、明日の試合は負けた方がいいのかな。でも、仮定の話はやめよう。僕らは勝つ。そのためにここへ来たんだ」
フェイエノールトの一部サポーターは先週、ローマの市内で暴挙に及んだ。アテネダービーでの暴動を受け、ギリシャがリーグ中断を決定したこの日、トッティは同様の厳しい措置が必要との見解を示している。
「僕はピッチで楽しんでいる。でも、スタジアムの外の光景は、誰にとってもひどいものだった。僕は、ギリシャのように、真剣な対応策を取る必要があると思う」
また、セリエA前節で途中交代時に不満をうかがわせていたトッティは、ルディ・ガルシア監督との確執を一蹴。一方で、トッティの存在がほかのストライカーを育てていないとの見方については、次のように話している。
「僕がいる限りはほかのFWが出てこないという言い方もあるみたいだね。新たな(ガブリエル・)バティストゥータが出てくるなら、僕は喜んで受け入れる」
「それに、メンバーを選ぶのは監督であって、僕ではない。僕は常に100%で練習をし、監督を困らせようとしている。監督が僕を起用しているということは、僕がそれに値するからだ」
提供:goal.com
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