アジア王座へ~三つ巴のグループE!?~《ACL2015》

2015.02.24 18:00 Tue
▽2月24日(火)、アジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の本戦がスタートする。日本からは、国内三冠を達成したG大阪、昨季のJリーグで2位だった浦和と3位の鹿島、さらにG大阪が天皇杯とJリーグを制したことにより、昨季を4位で終えた柏の4チームが出場。近年は苦戦が続いているACLの舞台で、2008年のG大阪以来となるアジア制覇を目指す。

▽先日、タイのチョンブリとのプレーオフを延長戦の末に制し、本戦への出場を決めた柏は、中国のカップ戦を制した山東魯能、韓国とベトナムのリーグ王者である全北現代、ビン・ズオンと同居。ACLの常連である山東魯能、全北現代に、柏を加えた3チームによる三つ巴の展開が予想される。ここでは、日本勢のライバルとなる各チームのACLにおける成績や、過去4シーズンの成績から算出されるAFCクラブランキング、注目選手などを紹介したい。
■グループE
・山東魯能(中国)
・柏(日本)
・全北現代(韓国)
・ビン・ズオン(ベトナム)
・山東魯能(中国/7回目)

【出場資格】中国FAカップ2014 優勝
【前回出場】2014年
【前回大会】グループ敗退(4位)
【最高成績】ベスト8(2005)
【AFCクラブランキング(2011-2014)】49位
▽昨シーズンのACLではC大阪と同グループとなったが1勝2分3敗とグループ最下位に終わった。元ブラジル代表FWヴァグネル・ラブを軸に戦ったものの、ラブも昨シーズン限りで退団した。国内戦は中国FAカップを制覇。また、今月14日に行われた中国スーパーカップで、昨シーズンの中国スーパーリーグ王者・広州恒大をPK戦の末、下している。

【注目選手】
FWヂエゴ・タルデリ(ブラジル)
1985年5月10日(29歳)

▽2009年から所属していたアトレチコ・ミネイロでブラジル全国選手権得点王を獲得。この結果、ブラジル代表にも選出されている。ブラジル国内では実力派FWとして名を馳せている。昨年のスーペルクラシコ・デ・ラス・アメリカスのアルゼンチン代表戦では2ゴールの活躍。
・全北現代(韓国/9回目)
【出場資格】Kリーグクラシック2014 優勝
【前回出場】2014年
【前回大会】ベスト16
【最高成績】優勝(2006)
【AFCクラブランキング(2011-2014)】5位

▽昨シーズンはKリーグクラシックを制し、通算3度目の優勝を飾っている。今大会に出場する東地区16チームの内、最多となる9度目の出場。過去にはACL制覇も成し遂げており、アジアでも結果を残している。昨シーズンのACLでは横浜FMと同グループに入り広州恒大に次いで2位で突破。ラウンド16で同じ韓国の浦項に敗戦。

【注目選手】
FWエドゥー(ブラジル)
1981年11月30日(33歳)

▽昨シーズンはFC東京に所属していたブラジル人FW。コンディションが上がらない中でもフィジカルの強さを見せつけ、リーグ戦11得点と実力を発揮した。さらに、シャルケ時代にはUEFAチャンピオンズリーグも経験済み。世界を知る頼れるストライカーだ。
・柏(日本/3回目)

【出場資格】Jリーグ 2014 4位
【前回出場】2013年
【前回大会】不参加
【最高成績】ベスト4(2013)
【AFCクラブランキング(2011-2014)】16位(日本最高)

▽2013シーズンのACLでベスト4に勝ち進んだ柏。しかし、同大会王者の広州恒大の前に大敗(2戦合計1-8)を喫し、アジア制覇とはならなかった。今シーズンはプレーオフからの参戦となったが、タイのチョンブリFCを延長戦の末に下し本戦出場。悲願のアジア制覇に挑む。

【注目選手】
MF茨田陽生(日本)
1991年5月30日(23歳)

▽若くしてACLでのプレー経験も豊富な茨田は、シーズン公式戦初戦となったACLプレーオフのチョンブリ戦でアンカーとして出場。これまでは、ダブルボランチの一角で出場することが多かったが、吉田達磨新監督が採用する[4-3-3]のシステムで新境地開拓を目指す。
・ビン・ズオン(ベトナム/2回目)

【出場資格】Vリーグ 2014 優勝
【前回出場】2008年
【前回大会】不参加
【最高成績】グループリーグ4位(2008)
【AFCクラブランキング(2011-2014)】なし

▽2度目のACL挑戦となるビン・ズオン。都市交通や工業団地などのインフラ整備をおこなうベトナムの大企業・ベガメックスIDCの豊富な資金力を生かしてチームを巨大化させており、「ベトナムのチェルシー」との異名を持つ。

【注目選手】
FWレ・コン・ビン(ベトナム)
1985年12月10日(29歳)

▽かつては札幌でもプレーしたベトナムの英雄。ボックス付近でのプレーを得意とし、チーム、そしてベトナム代表でも得点源として活躍している。今シーズンから加入するビン・ズオンでも中心選手になることは間違いない。

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