3連勝を目指すマンチーニ、出番減るコバチッチには「時間が必要」

インテルは23日、セリエA第24節でカリアリと対戦する。ロベルト・マンチーニ監督は前日会見で、3連勝への意気込みを見せた。

パレルモ、アタランタを相手に連勝中のインテル。ミッドウィークのヨーロッパリーグでセルティックと敵地で3-3と引き分けたマンチーニ監督は、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「3連勝したい。ただ、カリアリ戦は簡単な試合ではないだろう。アウェーの試合はいつだって難しい。カリアリは堅固なチームだよ。だが、我々は勝ち点3を手にしたい。ただそのためには、セルティック戦のような攻撃と、セルティック戦以上の守備が必要だ」

注目は、ここ4試合で先発から外れているMFマテオ・コバチッチの存在だ。マンチーニ監督が背番号10に「失格」のらく印を押したと見るメディアも少なくないが、指揮官はこう話している。

「コバチッチは重要な選手だが、まだ20歳なんだ。彼を中心にチームをつくることはできない。彼はもっと経験豊富な選手たちから助けられるべきだ。コバチッチがインテルのレギュラーであることは変わらない。それはどの選手にも言える。インテルの未来は、彼を中心に築けるはずだ」

「だが、彼もいくつかのことを学ばなければならない。彼は素晴らしい選手だよ。戦術面で理解を深めなければいけないだけだ。時間が必要なんだよ。彼も自分にチャンスがあることは分かっている」

冬の新戦力ルーカス・ポドルスキも苦しんでいるが、マンチーニ監督は同選手についてもこのように述べている。

「彼がうまく適応できるように願っているよ。ピッチでの彼は良くなっている。できるだけ早くゴールを決められるようになることを願っているよ。それが彼の仕事だからね」

なお、イタリアメディアによると、マンチーニ監督の会見はわずか8分強で終了したとのこと。また、GKサミル・ハンダノビッチが右足首を痛め、招集メンバーから外れている。