ソシエダ、合計7得点が生まれたセビージャとの乱戦を制す《リーガエスパニョーラ》
22日のリーガエスパニョーラ第24節、アノエタでのソシエダvsセビージャは4-3でソシエダの勝利に終わった。
好カードが組まれた第24節の正午開催試合。立ち上がりはセビージャのペースで進んでいったが、ソシエダがアギレチェのゴラッソによってスコアを先に動かす。右サイドを駆け上がったサルドゥアの折り返しに反応した背番号9は、アリーバスのマークを引き剥がして右足のボレーシュートでネットを揺らした。
ソシエダはさらに37分、カウンターからチョリ・カストロのスルーパスを受けたカナレスがGKセルヒオ・リコと1対1となるも、シュートを決め切れず。するとその6分後、セビージャがエメリ監督が最も得意とするセットプレー戦術から同点に追いつく。デウロフェウのCKからニアサイドに走り込んだコロジャチェクが、頭でボールを後方に流すと、これがそのまま枠内に収まった。
後半、ソシエダは47分に迎えたCKの場面で、カナレスがトレムリナスに倒されたとしてPKを獲得。キッカーのシャビ・プリエトがこれを決め、再度勝ち越す。だがセビージャも食い下がり、68分にバッカがヘディングシュートでリーガ14得点目を決めて再び同点に追いつくと、78分にはイニゴ・マルティネスのハンドによってPKを奪取し、キッカーのガメイロがスコアをひっくり返した。
ついにビハインドを負ったソシエダだったが83分、ペナルティーエリア内の混戦からアリーバスのオウンゴールを誘発してスコアをタイに戻すと、席を立った観衆の後押しも受けて猛攻を開始。そして90分、ルベン・パルドのCKにニアサイドのシャビ・プリエトが頭で合わせ、このボールが枠の右隅に収まり逆転。劇的な形で乱戦を制している。
4試合ぶりの勝利を収めたソシエダは、勝ち点を27として暫定で10位に浮上。コルドバ戦に続く勝利を逃した5位セビージャは、4位バレンシアに勝ち点5差をつけられている。
提供:goal.com
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