ロジャーズ、PKキッカーをめぐる騒動に「我々は試合に勝ったんだ」
リバプールは19日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでベジクタシュと対戦し、ホームで1-0と勝利した。ブレンダン・ロジャーズ監督は試合後、決勝点となったPKのキッカーをめぐる騒動に対し、チームが白星を挙げたことを強調している。
終盤に得たPKをイタリア代表FWマリオ・バロテッリが決め、1-0と僅差で勝利したリバプール。だが、PKキッカーを譲らなかったバロテッリには、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや同代表FWダニエル・スタリッジが不満そうな態度を見せていた。
試合後には、負傷で欠場したキャプテンの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードも、バロテッリがヘンダーソンに対して「少し敬意を欠いた」と苦言を呈している。一方、バロテッリ本人はヘンダーソンに感謝しつつ、「大事なのは勝ったことだ」と述べた。
ロジャーズ監督も、バロテッリ同様に「大事なのは勝ったこと」と話している。試合後、PKの一件を聞かれると、同監督は次のように答えた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「我々は1-0で試合に勝った。私には、ヘンダーソンにマリオ、リッキー・ランバートと、素晴らしいPKキッカーがたくさんいるんだ。我々は試合に勝った。素晴らしい結果であり、素晴らしいパフォーマンスだった」
「ベジクタシュはすべてのアウェイゲームで得点を挙げていたと思う。だから、クリーンシートを保った我々の守備組織が良かったことが示されたね。シモン(・ミニョレ)は前半に見事なセーブをしている。後半はより速くボールを動かし、チャンスをつくった。来週の2ndレグに向けて完璧な結果だ」
提供:goal.com
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