内田フル出場のシャルケがハノーファーに勝利も、次節バイエルン戦はエースが出場停止《ブンデスリーガ》
2015.02.01 02:19 Sun
31日に行われたブンデスリーガ第18節、シャルケvsハノーファーは、1ー0でホームのシャルケが勝利した。シャルケDF内田篤人とハノーファーDF酒井宏樹はともにフル出場。ハノーファーMF清武弘嗣は68分から途中出場している。
長いウインターブレークを終えてついに始まったブンデスリーガの後半戦は、今月10日に交通事故で亡くなったヴォルフスブルクのジュニオール・マランダへの黙祷後にキックオフされた。
立ち上がりは互いに久々の公式戦の雰囲気を身体に馴染ませるかのような慎重なプレーが続く。清武をベンチに置くハノーファーは、ビッテンコートがよくボールに絡んで攻撃のリズムをつくる。一方、ホームのシャルケはドラクスラーやファルファンを欠いて中盤でボールが収まらず、思うようにパスがつながらない。
しかし、シャルケの強みはあくまでサイド攻撃。内田やフクスのオーバーラップで起点をつくると、32分に先制に成功する。セットプレー崩れから、ペナルティエリア右でキープしたチュポ=モティングの折り返しが再び逆サイドに流れ、拾ったフクスの折り返しをファーサイドのヘーガーが左足で押し込んた。
1点ビハインドとなったハノーファーは、前半終了間際にチャンス。41分、前線でクサビのパスを受けたホセルが巧みなターンで抜け出してGKもかわすが、ここは間一髪でヘヴェデスがクリアし、CKへと逃れた。
後半も1点を追うハノーファーが攻撃的に出る。49分、カウンターからブリアンが中央を突破。ペナルティエリア右でラストパスを受けたホセルが決定機を迎えるが、ここはリーグ初先発のGKギーファーが素晴らしい飛び出しでブロックしてピンチをしのぐ。
62分、シャルケはアフリカネーションズカップ帰りのチュポ=モティングに代わってボアテングを投入。その直後、フクスの右サイドからのFKを新戦力のナスタシッチが合わせた。しかし、フリーで放ったヘディングはGKの正面に飛んでしまう。
その1分後にはフンテラールが左サイドをオフサイドぎりぎりで抜け出し、GKとの1対1に持ち込む。しかし、シュートコースがなく決めきれない。
シャルケが追加点のチャンスを外していると、68分にハノーファーが動く。ヒルシュに代わってアジアカップに参加していた清武を投入。一方のシャルケはヘーガーが足を痛めて70分にバルネッタとの負傷交代を強いられた。
ハノーファーは投入された清武を中心に中盤の主導権を握るが、シャルケの最終ラインを突破することができず、清武のミドルシュートも枠の外。酒井も前半以上に積極的な攻撃参加を見せたが、決定機にはつながらなかった。
終盤には、決定機を外して苛立ちの募っていたフンテラールが相手の真後ろからタックルしてしまい一発退場。10人のシャルケは1点差を守りきって勝ち点3を手にしたが、次節のバイエルン戦ではエースを欠いての戦いを強いられることとなった。
提供:goal.com
長いウインターブレークを終えてついに始まったブンデスリーガの後半戦は、今月10日に交通事故で亡くなったヴォルフスブルクのジュニオール・マランダへの黙祷後にキックオフされた。
立ち上がりは互いに久々の公式戦の雰囲気を身体に馴染ませるかのような慎重なプレーが続く。清武をベンチに置くハノーファーは、ビッテンコートがよくボールに絡んで攻撃のリズムをつくる。一方、ホームのシャルケはドラクスラーやファルファンを欠いて中盤でボールが収まらず、思うようにパスがつながらない。
しかし、シャルケの強みはあくまでサイド攻撃。内田やフクスのオーバーラップで起点をつくると、32分に先制に成功する。セットプレー崩れから、ペナルティエリア右でキープしたチュポ=モティングの折り返しが再び逆サイドに流れ、拾ったフクスの折り返しをファーサイドのヘーガーが左足で押し込んた。
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後半も1点を追うハノーファーが攻撃的に出る。49分、カウンターからブリアンが中央を突破。ペナルティエリア右でラストパスを受けたホセルが決定機を迎えるが、ここはリーグ初先発のGKギーファーが素晴らしい飛び出しでブロックしてピンチをしのぐ。
62分、シャルケはアフリカネーションズカップ帰りのチュポ=モティングに代わってボアテングを投入。その直後、フクスの右サイドからのFKを新戦力のナスタシッチが合わせた。しかし、フリーで放ったヘディングはGKの正面に飛んでしまう。
その1分後にはフンテラールが左サイドをオフサイドぎりぎりで抜け出し、GKとの1対1に持ち込む。しかし、シュートコースがなく決めきれない。
シャルケが追加点のチャンスを外していると、68分にハノーファーが動く。ヒルシュに代わってアジアカップに参加していた清武を投入。一方のシャルケはヘーガーが足を痛めて70分にバルネッタとの負傷交代を強いられた。
ハノーファーは投入された清武を中心に中盤の主導権を握るが、シャルケの最終ラインを突破することができず、清武のミドルシュートも枠の外。酒井も前半以上に積極的な攻撃参加を見せたが、決定機にはつながらなかった。
終盤には、決定機を外して苛立ちの募っていたフンテラールが相手の真後ろからタックルしてしまい一発退場。10人のシャルケは1点差を守りきって勝ち点3を手にしたが、次節のバイエルン戦ではエースを欠いての戦いを強いられることとなった。
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