霜田技術委員長「これから先は将来を考えた選手選考が始まる」《アジアカップ2015》
2015.01.24 10:23 Sat
▽日本代表は23日に行われたアジアカップ2015準々決勝でUAE代表にPK戦で敗れ、ベスト8での敗退が決まった。24日朝、日本サッカー協会(JFA)の霜田技術委員長が、シドニー空港で取材に応じ、今大会を振り返った。霜田技術委員長のコメントは以下の通り。
◆霜田正浩 技術委員長
――試合の感想を
「感想は非常に残念。あれだけ圧倒して、日本の良いところをたくさん出して、試合の内容としてはとても良かった。国際マッチでは信じられないほどのシュート数を放った。だが、あれだけシュートを撃って1点しか入らなかったというのが課題。PK戦で負けて次のステージに進めないというのは非常に残念だし、日本や現地で応援してくれたサポーターに非常に申し訳なく思っている」
――なぜあれだけ圧倒して1点しか取れなかったのか
「明確な答えはないと思う。ホンジュラス戦のように6点も取れる試合もあれば、シュートを20本以上も撃って1点しか取れない試合もある。もちろん、(ゴールを奪う)確率を上げていくことが大事だと思うし、チャンスの数を増やすということをこれまでやってきた。そういう意味ではチャンスをあれだけつくれた。それを考えるとポジティブに考えなければならないと思うが、その確率をどれだけ上げていくか。相手は3本のシュートで1点を奪っているので、得点を奪う確率を上げていくのが日本の次のステップだと思っている」
――4戦連続で先発メンバーが一緒だったが
「監督とは話をしている。連戦になってくるので、もちろん選手のやりくりは大事になってくると思っていたが、勝っているチームをいじらないというセオリーを、今回はある程度のところまで踏襲しながらチームのベース作りをしようという話をしていた」
「疲れは相手もあるし、スケジュールの日程や相手よりも休みが少ないだとか、そういうことを監督は一切言い訳にしてこないと最初から話していた。1位で通過した場合は、こういうスケジュールになるというのは分かっていたので、そのつもりで準備をしてきた。もちろん、選手は疲れていたが、それを言い訳にしていない。それは敗因の原因に挙げたくない」
――大事な試合で勝ちきるというのは全世代の代表のテーマだったが、相手の対策やPKへのアプローチでもう少しやれたことはあるか
「U-19代表の北朝鮮戦と同じような、120分間を圧倒的に攻めて相手は守りを固めてきた。それで負けてしまうのは日本全体の課題だと思う。それをなんとかする魔法のレシピはないので、1つずつ地道にトレーニングを積み重ねていく必要がある。また、スカウティングやPKの対策は現場が非常によくやっているので、それでも勝てないときがあると思っている」
――アギーレ監督のチームづくりについて
「9月、10月、11月の3回の国際親善試合と、この1月のアジアカップと監督が就任してから非常に短い期間でこれだけチームを作ってくれたことは非常に評価している。初めて日本に来て、9月、10月はJリーグの選手を色々テストしながら、11月ぐらいからチームを固め始めた。ここ1カ月の長期のキャンプでは練習やミーティング、選手への働きかけなどを考えれば非常に良いチームをつくってくれたなと思う。監督としての力量は素晴らしいなと感じた。結果と内容が伴えば100点満点のチームだったが、結果だけ少し足りなかったかなと」
――今大会を踏まえての世代交代はあるのか
「ロシア・ワールドカップまで考えて、我々はここまでが第1クールだと思っていた。これまでは年齢に関係なく、調子の良い選手、実力のある選手を招集しながらチームづくりをしようと考えてきた。これから先は将来を考えた選手選考が始まると思う」
――アギーレ監督の八百長問題があったなかで選手に影響はあったか
「それがあったからPK戦で負けたとは思っていない。全く影響はなかったかは選手の心の底に聞かなければわからないが、少なくともチームの中でそういった雰囲気はなかった。全く影響はなかったと私たちは思っている」
――八百長問題があったからこそ良いサッカーを見せなければという思いはあったのか
「いえ、新しい監督が来て、新しいチームになって、これから日本代表はどういう戦いをしていくのかというなかにあったわけだから、こういった問題があるないに関わらず、監督がどういったサッカーをするのか、戦術はどうなのか、といったことを確認していった半年間なので、選手はピッチの中で前向きに取り組んでくれたと思っている」
――アジアで勝つことの難しさを今まで以上に自覚しているか
「そうですね。UAEが予選リーグであれだけテクニカルな試合をしてきたにも関わらず、日本戦では守備的な戦いを選択した。そういった意味を踏まえて一発勝負では何が起こるか分からないし、それを勝ちきるのが本当に実力を持ったチームだと思う。なので、日本は全てのカテゴリーを含めて、驕る気持ちをなくして、1つずつ目の前の試合に勝たなければいけないなと」
――大会を終えて収穫はあったか
「あったと思う。選手たちもアギーレ監督のやりたいサッカーを分かったと思うし、課題は選手自身がよく分かっている。選手たちは所属クラブで結果を残して、また代表に呼ばれて新しいチームでプレーして欲しいと思っている」
――コンフェデレーションズカップに出られないなど失ったものもある
「確かにコンフェデには出られないが、優勝して出場するに越したことはなかったが、本当に大事なのはこれから始まるワールドカップ予選。そういった意味ではアジアの国がどういう戦いをしてくるのか、どういった選手がいるかなどはこの大会でデータが取れると思っていた。なので、もちろん、この敗戦には納得していないし、悔しい結果ではあるが、それだけではなく収穫もあったと思っている」
――アギーレ監督のこれからのスケジュールは
「この後は一回日本に帰ってからスペインに戻る予定。フライトなどの詳細は調整しているところ」
――負傷した長友について
「24日の午前中に病院で検査ができるかは調整している。(もも裏の負傷か? )そうです」
――岡崎も負傷の情報があるが
「試合前に打撲があって試合には間に合ったが、ふくらはぎに張りがあるということが分かった」
――解決していない課題は決定力以外にあるか
「昨日の試合でも立ち上がりに失点してしまって、振り返ると非常にもったいなかった。ああいった集中力の切れた、あるいはワンチャンスしかないようなチャンスを決められてしまうようなことを少しずつなくしていかないといけない。それは選手たちも十分に分かっていると思うし、監督も試合前に話していた」
――柴崎といった若手の活躍もあったが
「4年前の大会で吉田も22歳で実質的な代表デビューした。そういった意味でも若い選手がこういった大会を経験して、代表の主力となってくれればと思う」
――これからも若い選手を代表に招集していくのか
「そういった話を監督とこれからしていく。もちろん、サッカー選手は年齢ではないと監督は大会前から言っていて、これからもその考えを変えないと思うが、より先を見据えたチーム編成をしなければならないという話はしている」
――3月の代表戦ではチームが大きく変わる可能性があるのか
「そこまで詳しい話はまだしていないが、1つの区切りがついたので、次のワールドカップ予選に向けて選手の発掘はしていく」
――今大会でアジアのサッカーの変化を感じたか
「中東もヨーロッパの監督を呼んで簡単に蹴らない、モダンなサッカーをしてきているなと。ただ、勝負強さというか、あまりチャンスがない中でゴールを決められる選手がどの国にも1人はいる。どの国も他から色々なサッカーを取り入れて成長しているので、日本も歩みを止めてはならないと感じている」
――長友が負傷してフォーメーションを変えた監督の采配について
「長友が動けていなかったなかで彼を外して10人で戦うという選択もあった。しかし、長友を真ん中におけば相手もマークに付かざるをえなくなるし、簡単に数的不利になるのではなくて、与えられた状況の中でどうやって勝利を得るかと考えて最善の策をしたと思っている」
――香川の大会を通してのパフォーマンスや今後の課題は
「監督も色々な話をしているし、やはり香川は代表で活躍してくれなければいけない選手。香川には活躍してもらいたいし、1日でも早くトップパフォーマンスを見せてくれることを望んでいる。クラブで試合に出ていないのでまだトップパフォーマンスではない。とはいえ、香川だけでなく、これからも代表で活躍していく選手が出てこなければならない。今後も香川や本田にいつまでも頼ってばかりの代表ではいけないので。香川の代わりに自分がやってやるというような選手が出てくれることも望んでいる」
――ベスト8はワールドカップに出場してから一番低い成績だが、結果をどう受け止めているか
「結果に関しては重く受け止めなければならないと思っている。代表チームは結果が全てという面もあるので。結果をしっかり出すことと、結果に至るプロセスをしっかり評価するととう両面をやらなければならないと思っている。そして、結果にウエイトが置かれる状況はこれからになってくる。まだこの時期は、もちろん結果は重く受け止めているが、そこに至るプロセスや監督の指導法やチームの雰囲気、進むべき方向性を今は重視して、前向きに捉えていきたい」
――八百長問題など外部の問題を含め、監督には結果を残してほしいと個人的に思っていたか
「それはもちろん。外の問題は私たちの力ではどうにもならないが、ピッチの中では本当に良い仕事をしてくれた。アギーレ監督に来てもらって私は本当に良かったなと心からそう思っている」
――この成績を受けて監督が責任を取るのかどうか
「就任してからまだ時間が短いし、まだ1つのステップを進んだだけなので、この大会結果は重く受け止めているが、この大会でどうするかはまだ考えていない」
◆霜田正浩 技術委員長
――試合の感想を
「感想は非常に残念。あれだけ圧倒して、日本の良いところをたくさん出して、試合の内容としてはとても良かった。国際マッチでは信じられないほどのシュート数を放った。だが、あれだけシュートを撃って1点しか入らなかったというのが課題。PK戦で負けて次のステージに進めないというのは非常に残念だし、日本や現地で応援してくれたサポーターに非常に申し訳なく思っている」
「明確な答えはないと思う。ホンジュラス戦のように6点も取れる試合もあれば、シュートを20本以上も撃って1点しか取れない試合もある。もちろん、(ゴールを奪う)確率を上げていくことが大事だと思うし、チャンスの数を増やすということをこれまでやってきた。そういう意味ではチャンスをあれだけつくれた。それを考えるとポジティブに考えなければならないと思うが、その確率をどれだけ上げていくか。相手は3本のシュートで1点を奪っているので、得点を奪う確率を上げていくのが日本の次のステップだと思っている」
――4戦連続で先発メンバーが一緒だったが
「監督とは話をしている。連戦になってくるので、もちろん選手のやりくりは大事になってくると思っていたが、勝っているチームをいじらないというセオリーを、今回はある程度のところまで踏襲しながらチームのベース作りをしようという話をしていた」
――選手の疲労が1つの敗因と考えているか
「疲れは相手もあるし、スケジュールの日程や相手よりも休みが少ないだとか、そういうことを監督は一切言い訳にしてこないと最初から話していた。1位で通過した場合は、こういうスケジュールになるというのは分かっていたので、そのつもりで準備をしてきた。もちろん、選手は疲れていたが、それを言い訳にしていない。それは敗因の原因に挙げたくない」
――大事な試合で勝ちきるというのは全世代の代表のテーマだったが、相手の対策やPKへのアプローチでもう少しやれたことはあるか
「U-19代表の北朝鮮戦と同じような、120分間を圧倒的に攻めて相手は守りを固めてきた。それで負けてしまうのは日本全体の課題だと思う。それをなんとかする魔法のレシピはないので、1つずつ地道にトレーニングを積み重ねていく必要がある。また、スカウティングやPKの対策は現場が非常によくやっているので、それでも勝てないときがあると思っている」
――アギーレ監督のチームづくりについて
「9月、10月、11月の3回の国際親善試合と、この1月のアジアカップと監督が就任してから非常に短い期間でこれだけチームを作ってくれたことは非常に評価している。初めて日本に来て、9月、10月はJリーグの選手を色々テストしながら、11月ぐらいからチームを固め始めた。ここ1カ月の長期のキャンプでは練習やミーティング、選手への働きかけなどを考えれば非常に良いチームをつくってくれたなと思う。監督としての力量は素晴らしいなと感じた。結果と内容が伴えば100点満点のチームだったが、結果だけ少し足りなかったかなと」
――今大会を踏まえての世代交代はあるのか
「ロシア・ワールドカップまで考えて、我々はここまでが第1クールだと思っていた。これまでは年齢に関係なく、調子の良い選手、実力のある選手を招集しながらチームづくりをしようと考えてきた。これから先は将来を考えた選手選考が始まると思う」
――アギーレ監督の八百長問題があったなかで選手に影響はあったか
「それがあったからPK戦で負けたとは思っていない。全く影響はなかったかは選手の心の底に聞かなければわからないが、少なくともチームの中でそういった雰囲気はなかった。全く影響はなかったと私たちは思っている」
――八百長問題があったからこそ良いサッカーを見せなければという思いはあったのか
「いえ、新しい監督が来て、新しいチームになって、これから日本代表はどういう戦いをしていくのかというなかにあったわけだから、こういった問題があるないに関わらず、監督がどういったサッカーをするのか、戦術はどうなのか、といったことを確認していった半年間なので、選手はピッチの中で前向きに取り組んでくれたと思っている」
――アジアで勝つことの難しさを今まで以上に自覚しているか
「そうですね。UAEが予選リーグであれだけテクニカルな試合をしてきたにも関わらず、日本戦では守備的な戦いを選択した。そういった意味を踏まえて一発勝負では何が起こるか分からないし、それを勝ちきるのが本当に実力を持ったチームだと思う。なので、日本は全てのカテゴリーを含めて、驕る気持ちをなくして、1つずつ目の前の試合に勝たなければいけないなと」
――大会を終えて収穫はあったか
「あったと思う。選手たちもアギーレ監督のやりたいサッカーを分かったと思うし、課題は選手自身がよく分かっている。選手たちは所属クラブで結果を残して、また代表に呼ばれて新しいチームでプレーして欲しいと思っている」
――コンフェデレーションズカップに出られないなど失ったものもある
「確かにコンフェデには出られないが、優勝して出場するに越したことはなかったが、本当に大事なのはこれから始まるワールドカップ予選。そういった意味ではアジアの国がどういう戦いをしてくるのか、どういった選手がいるかなどはこの大会でデータが取れると思っていた。なので、もちろん、この敗戦には納得していないし、悔しい結果ではあるが、それだけではなく収穫もあったと思っている」
――アギーレ監督のこれからのスケジュールは
「この後は一回日本に帰ってからスペインに戻る予定。フライトなどの詳細は調整しているところ」
――負傷した長友について
「24日の午前中に病院で検査ができるかは調整している。(もも裏の負傷か? )そうです」
――岡崎も負傷の情報があるが
「試合前に打撲があって試合には間に合ったが、ふくらはぎに張りがあるということが分かった」
――解決していない課題は決定力以外にあるか
「昨日の試合でも立ち上がりに失点してしまって、振り返ると非常にもったいなかった。ああいった集中力の切れた、あるいはワンチャンスしかないようなチャンスを決められてしまうようなことを少しずつなくしていかないといけない。それは選手たちも十分に分かっていると思うし、監督も試合前に話していた」
――柴崎といった若手の活躍もあったが
「4年前の大会で吉田も22歳で実質的な代表デビューした。そういった意味でも若い選手がこういった大会を経験して、代表の主力となってくれればと思う」
――これからも若い選手を代表に招集していくのか
「そういった話を監督とこれからしていく。もちろん、サッカー選手は年齢ではないと監督は大会前から言っていて、これからもその考えを変えないと思うが、より先を見据えたチーム編成をしなければならないという話はしている」
――3月の代表戦ではチームが大きく変わる可能性があるのか
「そこまで詳しい話はまだしていないが、1つの区切りがついたので、次のワールドカップ予選に向けて選手の発掘はしていく」
――今大会でアジアのサッカーの変化を感じたか
「中東もヨーロッパの監督を呼んで簡単に蹴らない、モダンなサッカーをしてきているなと。ただ、勝負強さというか、あまりチャンスがない中でゴールを決められる選手がどの国にも1人はいる。どの国も他から色々なサッカーを取り入れて成長しているので、日本も歩みを止めてはならないと感じている」
――長友が負傷してフォーメーションを変えた監督の采配について
「長友が動けていなかったなかで彼を外して10人で戦うという選択もあった。しかし、長友を真ん中におけば相手もマークに付かざるをえなくなるし、簡単に数的不利になるのではなくて、与えられた状況の中でどうやって勝利を得るかと考えて最善の策をしたと思っている」
――香川の大会を通してのパフォーマンスや今後の課題は
「監督も色々な話をしているし、やはり香川は代表で活躍してくれなければいけない選手。香川には活躍してもらいたいし、1日でも早くトップパフォーマンスを見せてくれることを望んでいる。クラブで試合に出ていないのでまだトップパフォーマンスではない。とはいえ、香川だけでなく、これからも代表で活躍していく選手が出てこなければならない。今後も香川や本田にいつまでも頼ってばかりの代表ではいけないので。香川の代わりに自分がやってやるというような選手が出てくれることも望んでいる」
――ベスト8はワールドカップに出場してから一番低い成績だが、結果をどう受け止めているか
「結果に関しては重く受け止めなければならないと思っている。代表チームは結果が全てという面もあるので。結果をしっかり出すことと、結果に至るプロセスをしっかり評価するととう両面をやらなければならないと思っている。そして、結果にウエイトが置かれる状況はこれからになってくる。まだこの時期は、もちろん結果は重く受け止めているが、そこに至るプロセスや監督の指導法やチームの雰囲気、進むべき方向性を今は重視して、前向きに捉えていきたい」
――八百長問題など外部の問題を含め、監督には結果を残してほしいと個人的に思っていたか
「それはもちろん。外の問題は私たちの力ではどうにもならないが、ピッチの中では本当に良い仕事をしてくれた。アギーレ監督に来てもらって私は本当に良かったなと心からそう思っている」
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「W杯間に合ってくれ!!」左ヒザ負傷でW杯危ぶまれる板倉滉が笑顔で意気込み「やるよ俺は!」
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が笑顔を見せた。 今季マンチェスター・シティからボルシアMGへと完全移籍した板倉。すぐにチームの守備の中心となった。 ダニエル・ファルケ監督からも信頼されていた板倉は、高いパフォーマンスを見せていた中、出場停止で欠場した試合の翌日のトレーニングでまさかの負傷。検査の結果、左ヒザ内側じん帯の部分断裂と診断されていた。 手術の必要はないとクラブは発表した一方で、「ワールドカップ(W杯)で中断するまではボルシアMGで試合をすることはできないだろう」と長期離脱になるとされていた。 そんな中、板倉は自身のインスタグラムを更新。松葉杖をつきながらも笑顔を見せ「たくさんのメッセージありがとうございます!やるよ俺は!」と、ケガに負けないで復帰すると強く意気込んだ。 これにはチームメイトのユリアン・ヴァイグルも反応。またファンも「めっちゃ応援しています!」、「早くよくなりますように」、「まずは治療に専念を」という心配の声のほか、「W杯には間に合うって信じてます」、「W杯間に合ってくれ!!」、「君が必要だ」と復帰を願う声も寄せられた。 9月の代表活動でのプレーは不可能となったが、まずはW杯に間に合わせるための治療とリハビリに臨むことに。カタールの地で板倉のプレーが見られるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】松葉杖をつきながらも笑顔を見せる板倉滉</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CifQsNaI87_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CifQsNaI87_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CifQsNaI87_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Kou Itakura(@kouitakura)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.14 22:33 Wed3
ゴミ捨て動画に続き、ゴミだらけのロッカールーム…日本代表を標的としたフェイクニュース再び、実際はイタリア代表のもの
先日は日本代表サポーターのゴミ拾い動画を編集し、逆再生してゴミ捨て動画を投稿した記者が炎上していたが、再び日本代表にまつわるフェイクニュースが話題となっている。 問題となっているのは、27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦の日本代表vsコスタリカ代表の一戦の後。試合はコスタリカがワンチャンスを生かして0-1で勝利していた。 勝利すればグループステージ突破が大きく近づく日本だったが、敗戦により一転して敗退の危機に。フェイクニュースとなったのは、敗れた日本がドレッシングルームを散らかして帰ったというものだった。 日本と言えば、前述の通りサポーターがゴミを拾う姿が今大会も大きな話題となり、国際サッカー連盟(FIFA)がサポーターにインタビューを申し込むほど。また、大会ボランティアが直接感謝を伝えようと、サポーターをスタンドに集めたことも話題だ。 さらに、この行動が多くの人の目に留まり、イラン代表、セネガル代表、フランス代表、モロッコ代表、エクアドル代表など、サポーターが帰る際に周りを片付けるという行為が広まっている。 また、サポーターだけでなく、日本代表チームがドレッシングルームを綺麗にして帰ることも話題となり、折り紙で作った鶴と「ありがとう」を日本語とアラビア語で書いた手紙を置いて帰ることも称賛されていた。 そんな中、信じられない写真が流出。ゴミが散らかり、煩雑な状態のロッカールームの写真がフェイスブックでアップされ「コスタリカ戦後の日本のドレッシングルーム」とキャプションが付けられていた。 しかし、これは全くのウソ。投稿されていた写真は、2022年3月に撮影されたもので、イタリア代表チームのドレッシングルームだとのこと。イギリス『サン』が取り上げたニュースで使用されていたものであり、北マケドニア代表に敗れたイタリア代表がW杯出場権を逃した後の様子だったようだ。 サポーターのゴミ拾い、そしてドレッシングルームの片付けなど、日本人が習慣的に行っていることに対し、世界では揶揄される風潮が広まっており、多くの人が信じていない一方で、一定数の人が騙されていることもあり、ソーシャルメディアの拡散力の凄さと、悪用の問題が浮き彫りとなっている。 <span class="paragraph-title">【写真】日本のコスタリカ戦後のドレッシングルームとして投稿されたフェイク写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Japan's dressing room after Costa Rica match.<a href="https://twitter.com/hashtag/Qatar2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Qatar2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Japan?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Japan</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/QatarWorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#QatarWorldCup2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CostaRica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CostaRica</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Germany?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Germany</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Messi?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Messi</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup2022</a> <a href="https://t.co/l2qJ4yiWub">pic.twitter.com/l2qJ4yiWub</a></p>— Futbol Antrenman (@FutbolAntrenman) <a href="https://twitter.com/FutbolAntrenman/status/1596839622314962945?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】実際のコスタリカ戦後のドレッシングルーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> (@FIFAWorldCup_JP) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup_JP/status/1597006101676949505?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.30 22:05 Wed4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5