敗退にも選手を誇るアギーレ監督「上を向いて続けていきたい」《アジアカップ2015》
2015.01.23 23:28 Fri
▽日本代表は23日、アジアカップ2015の準々決勝でUAE代表と対戦し、120分を戦って1-1のタイスコア。PK戦の末に4-5で敗れ、日本はベスト8で大会を去ることとなった。
▽試合後、記者会見に臨んだ日本代表のハビエル・アギーレ監督は「このチームを誇りに思っている」と語り、選手たちが見せた姿勢を評価しつつ、今後も今回のような戦い方を続けていく必要があるとの見解を示した。
◆ハビエル・アギーレ監督(日本)
「私はこのチームに対して誇りを感じている。120分間ですべてを出し切ってくれたと思う。攻撃やその他の様々な部分すべてにおいて、相手を上回っていたと思う。最終的にPK戦までもつれ込んだが、PK戦になると運の要素が入ってくるので、(勝つ確率は)50%に落ちてしまう。立ち上がりでのケアレス(ミス)から失点してしまい、それを追いかける120分という展開になってしまった。選手たちは最後まで戦い続けたと思う。最終的には相手が勝ったが、良いサッカーを見せ、相手より点を取ろうと最後までトライしていたのは日本だった。結果的に1ゴール差のPK戦で負けてしまったが、今日見せた戦い方をこれからも見せなくてはいけないと思う」
━━内容も良く、交代策にも疑問点はなかったのですが、結果が出なかった。この先どのようにしてくか考えはあるか
「サッカーというのはゴールを決めるゲームであって、今日は1点しか取れなかった。シュートやセットプレーでの良い場面、キープ率でも相手を上回っていたが、相手もあることであり、相手も人生を懸けた戦いを見せたと思う。相手の交代は、1-1の状態をキープしてPK戦にもつれ込ませることが狙いだったと思うが、その通りになってしまった。
「(本田)圭佑は素晴らしい選手で、この大会でも3得点を挙げている。リーダーの中の1人として戦っていた。PK戦というのは誰が外してもおかしくないもの。その点は重要視していない。彼は自身を持ってプレーしていたので、キッカーに指名した」
━━大会を通じてチャンスはたくさん作ったが決め切ることができなかった。この後はどのように取り組んでいくか
「私はたくさんの決定機を作ったことを嬉しく思っている。最終的にシュートのミスやセービングに阻まれたりしために決まらなかったが、クロスやミドルシュートがたくさん見られた。相手の様に試合を通じてチャンスが1回、2回であったら、私も心配するが、将来的にどうするかということならこのまま続けるのみだ。あとは、そういった場面でしっかり決めきるというだけだ」
━━選手たちの疲労が影響したか
「言い訳はしない。選手たちはしっかり準備していたと思う。ポストに当たるような場面もあったが、本田は今大会4回ほどやっている。それもまた、運が足りなかったとは言いたくない。しかし、今日のゲームで勝利に値したのは我々だったと思っている。そういった内容を見せることができたと思うので、上を向いて続けていきたいと思う」
━━日本が試合の大半を支配していたが、こういった試合でたくさん得点を挙げられなかった要因は
「相手は高いモチベーションでプレーしていた。我々のケアが足りなかった立ち上がりの10分で失点してしまった。その後は、相手が引いて、守備的なゲームを展開したと思う。PK戦になってからは運の要素もある。そこで相手の方が1つ多く決めたということ。110分間、相手は引いて守って、ロングキックでチャンスを狙っていたが、それが相手にとって良い結果につながった。今後のゲームで幸運を願っている」
▽試合後、記者会見に臨んだ日本代表のハビエル・アギーレ監督は「このチームを誇りに思っている」と語り、選手たちが見せた姿勢を評価しつつ、今後も今回のような戦い方を続けていく必要があるとの見解を示した。
「私はこのチームに対して誇りを感じている。120分間ですべてを出し切ってくれたと思う。攻撃やその他の様々な部分すべてにおいて、相手を上回っていたと思う。最終的にPK戦までもつれ込んだが、PK戦になると運の要素が入ってくるので、(勝つ確率は)50%に落ちてしまう。立ち上がりでのケアレス(ミス)から失点してしまい、それを追いかける120分という展開になってしまった。選手たちは最後まで戦い続けたと思う。最終的には相手が勝ったが、良いサッカーを見せ、相手より点を取ろうと最後までトライしていたのは日本だった。結果的に1ゴール差のPK戦で負けてしまったが、今日見せた戦い方をこれからも見せなくてはいけないと思う」
━━内容も良く、交代策にも疑問点はなかったのですが、結果が出なかった。この先どのようにしてくか考えはあるか
「サッカーというのはゴールを決めるゲームであって、今日は1点しか取れなかった。シュートやセットプレーでの良い場面、キープ率でも相手を上回っていたが、相手もあることであり、相手も人生を懸けた戦いを見せたと思う。相手の交代は、1-1の状態をキープしてPK戦にもつれ込ませることが狙いだったと思うが、その通りになってしまった。
━━本田がPKを外すことは予想していたか
「(本田)圭佑は素晴らしい選手で、この大会でも3得点を挙げている。リーダーの中の1人として戦っていた。PK戦というのは誰が外してもおかしくないもの。その点は重要視していない。彼は自身を持ってプレーしていたので、キッカーに指名した」
━━大会を通じてチャンスはたくさん作ったが決め切ることができなかった。この後はどのように取り組んでいくか
「私はたくさんの決定機を作ったことを嬉しく思っている。最終的にシュートのミスやセービングに阻まれたりしために決まらなかったが、クロスやミドルシュートがたくさん見られた。相手の様に試合を通じてチャンスが1回、2回であったら、私も心配するが、将来的にどうするかということならこのまま続けるのみだ。あとは、そういった場面でしっかり決めきるというだけだ」
━━選手たちの疲労が影響したか
「言い訳はしない。選手たちはしっかり準備していたと思う。ポストに当たるような場面もあったが、本田は今大会4回ほどやっている。それもまた、運が足りなかったとは言いたくない。しかし、今日のゲームで勝利に値したのは我々だったと思っている。そういった内容を見せることができたと思うので、上を向いて続けていきたいと思う」
━━日本が試合の大半を支配していたが、こういった試合でたくさん得点を挙げられなかった要因は
「相手は高いモチベーションでプレーしていた。我々のケアが足りなかった立ち上がりの10分で失点してしまった。その後は、相手が引いて、守備的なゲームを展開したと思う。PK戦になってからは運の要素もある。そこで相手の方が1つ多く決めたということ。110分間、相手は引いて守って、ロングキックでチャンスを狙っていたが、それが相手にとって良い結果につながった。今後のゲームで幸運を願っている」
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