日大藤沢に快勝の星稜が決勝進出《全国高校サッカー選手権》
2015.01.10 14:21 Sat
▽10日にさいたまスタジアム2002で行われた第93回全国高校サッカー選手権大会の準決勝第1試合、日大藤沢(神奈川)vs星稜(石川)は、星稜が3-0で勝利し、2大会連続となる決勝進出を決めた。


▽試合は立ち上がりから、サイドを起点に相手陣内に押し込む星稜、カウンターを狙う日大藤沢という構図で推移していく。すると6分、星稜が最初のチャンスを演出。左サイドのMF藤島からボックス内でフリーとなったFW森山にクロスが通るが、森山のヘディングシュートはGK鈴木の守備範囲に飛んでしまった。
▽その後も、左サイドを起点にチャンスメイクを図った星稜は21分、藤島がボックス内で日大藤沢のMF大野に足を引っ掛けられて、PKを獲得。キッカーを務めたMF平田のシュートは、GK鈴木に防がれたものの、こぼれ球を拾ったMF前川のクロスが、日大藤沢DF小野寺のオウンゴールを誘い、先制点を奪った。
▽攻め続ける星稜は、35分に追加点を記録。藤島のパスに抜け出した森山がクロスを上げると、ニアサイドに飛び込んだMF杉原が、一度はトラップをミスするも、相手DFに当たって、足元に転がってきたボールをゴール左に押し込んだ。
▽2点のビハインドを負った日大藤沢だったが、43分にビッグチャンスが訪れる。右サイドのDF福屋がニアサイドを狙ったクロスに、MF今井が合わせにいったが、ゴールを奪うことはできない。
▽すると、直後に星稜が加点。FW大田のシュートが、ボックス内で小野寺のハンドを誘い、再びPKのチャンスを得る。今度はキッカーを務めた大田が、冷静にゴールマウス左に突き刺して、リードを3点とした。このゴールで大田は、3試合連続となる得点を記録している。試合はこのまま3-0で前半終了を迎えた。
▽早い段階で1点を返したい日大藤沢は、ハーフタイム明けに積極的な選手交代を見せる。FW前田とMF大野を下げて、MF栗林とDF三明を投入。田場をトップ下に配した日大藤沢は、交代策が功を奏し、後半の立ち上がりに押し込む展開を見せた。
▽それでも、なかなか星稜ゴールを割ることができない日大藤沢は、20分に今大会2ゴールのFW佐藤を投入。その佐藤は33分にボックス手前からゴール右に鋭いシュートを放ったが、これはGK坂口にはじき出されてしまった。さらに3分後には、ボックス手前でボールを受けた田場が、鋭い反転からゴール左を狙ったが、星稜ゴールを割ることはできない。
▽その後も日大藤沢が積極的にゴールを目指したが、最後まで星稜の堅守を崩せずに試合終了。この結果、星稜が3-0で勝利し、2大会連続となる決勝進出を決めた。なお、決勝戦は12日の13:30からさいたまスタジアムで行われる。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
MF藤島樹騎也(星稜/3年)
▽FW森山やDF宮谷と共に左サイドからチームの攻撃をけん引。68分にベンチへと下がったが、サイドからのクロスやドリブルでのカットインを繰り返し、相手ディフェンダーに的を絞らせない動きを見せ続けた。さらに先制点に繋がるPK獲得に成功し、2点目では左サイドで起点となるヒールパスを森山に供給した。
日大藤沢 0-3 星稜
22分 オウンゴール【星稜】
35分 杉原啓太【星稜】
45+2分 大田賢生【星稜】


▽その後も、左サイドを起点にチャンスメイクを図った星稜は21分、藤島がボックス内で日大藤沢のMF大野に足を引っ掛けられて、PKを獲得。キッカーを務めたMF平田のシュートは、GK鈴木に防がれたものの、こぼれ球を拾ったMF前川のクロスが、日大藤沢DF小野寺のオウンゴールを誘い、先制点を奪った。
▽不運な形で先制点を許してしまった日大藤沢は26分、右サイドからFW田場がドリブルで中央に切れ込むと、ボックス左の前田にパスを通す。しかし、前田のシュートは、星稜DF鈴木のシュートブロックに遭い、ゴールを奪えない。
▽攻め続ける星稜は、35分に追加点を記録。藤島のパスに抜け出した森山がクロスを上げると、ニアサイドに飛び込んだMF杉原が、一度はトラップをミスするも、相手DFに当たって、足元に転がってきたボールをゴール左に押し込んだ。
▽2点のビハインドを負った日大藤沢だったが、43分にビッグチャンスが訪れる。右サイドのDF福屋がニアサイドを狙ったクロスに、MF今井が合わせにいったが、ゴールを奪うことはできない。
▽すると、直後に星稜が加点。FW大田のシュートが、ボックス内で小野寺のハンドを誘い、再びPKのチャンスを得る。今度はキッカーを務めた大田が、冷静にゴールマウス左に突き刺して、リードを3点とした。このゴールで大田は、3試合連続となる得点を記録している。試合はこのまま3-0で前半終了を迎えた。
▽早い段階で1点を返したい日大藤沢は、ハーフタイム明けに積極的な選手交代を見せる。FW前田とMF大野を下げて、MF栗林とDF三明を投入。田場をトップ下に配した日大藤沢は、交代策が功を奏し、後半の立ち上がりに押し込む展開を見せた。
▽それでも、なかなか星稜ゴールを割ることができない日大藤沢は、20分に今大会2ゴールのFW佐藤を投入。その佐藤は33分にボックス手前からゴール右に鋭いシュートを放ったが、これはGK坂口にはじき出されてしまった。さらに3分後には、ボックス手前でボールを受けた田場が、鋭い反転からゴール左を狙ったが、星稜ゴールを割ることはできない。
▽その後も日大藤沢が積極的にゴールを目指したが、最後まで星稜の堅守を崩せずに試合終了。この結果、星稜が3-0で勝利し、2大会連続となる決勝進出を決めた。なお、決勝戦は12日の13:30からさいたまスタジアムで行われる。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
MF藤島樹騎也(星稜/3年)
▽FW森山やDF宮谷と共に左サイドからチームの攻撃をけん引。68分にベンチへと下がったが、サイドからのクロスやドリブルでのカットインを繰り返し、相手ディフェンダーに的を絞らせない動きを見せ続けた。さらに先制点に繋がるPK獲得に成功し、2点目では左サイドで起点となるヒールパスを森山に供給した。
日大藤沢 0-3 星稜
22分 オウンゴール【星稜】
35分 杉原啓太【星稜】
45+2分 大田賢生【星稜】
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