好調ジェノヴァ勢はそろって白星なし、セリエ3位争いは激化《セリエA》

2014.12.22 10:40 Mon
21日に行われたセリエA第16節、サンプドリアウディネーゼの一戦は、2-2のドローに終わった。一方、ジェノアは敵地でトリノに1-2と敗れている。

サンプは15分、オカカが競ったこぼれ球をオビアングが叩き込んで先制。だが31分、左クロスをヘイホに合わせられて追いつかれると、34分にもCKからダニーロのヘッドで逆転される。

ビハインドを背負って後半を迎えたウディネーゼだが、60分に右クロスからガッビアディーニのヘッドで再び試合を振り出しに戻す。

その後、ゴールマウスに救われる場面もあったサンプは、ディ・ナターレを投入しながらウルトーの退場で10人となったウディネーゼに追加点を許さなかったものの、勝ち越すには至らず。2試合連続のドローとなった。

一方のジェノアは、前半終盤にファルケのゴールで先制したものの、後半に2失点。53分、63分と立て続けにセットプレーからグリクにゴールを許して連敗となった。

また、フィオレンティーナはホームでエンポリと1-1で引き分けている。前半終了間際にセットプレーの流れからバルガスの左足で先制。だが57分、CKからトネッリの同点弾を許すと、再び勝ち越すことはできず、2連勝を逃している。

この結果、ユーベとローマの2強を追う3位争いは、ラツィオ、ナポリ、サンプドリアが勝ち点27で並び、1差でジェノア、2差でミラン、3差でフィオレンティーナが追う展開に。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いはますます激化していきそうだ。

また、エラス・ヴェローナ対キエーボのダービーは、パロスキのゴールでアウェーのキエーボが1-0と勝利。アタランタ対パレルモは3-3のドローに終わっている。


提供:goal.com

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