協会会長選、脱「密室」へJ選手会が1票

2014.12.20 09:00 Sat
日本サッカー協会の「会長選」に選手の清き1票が投じられる。16年3月の会長選任から75人の評議員による投票になることが決定。日本プロサッカー選手会(JPFA)にも投票権が与えられることが19日、分かった。21日の日本協会評議員会で承認される予定。

これまでの会長選は評議員会の承認こそ必要だったが、事実上、数人の幹部で構成された役員選考委員会で推薦された人物が、そのまま会長になっていた。一部では「密室選出」とも言われ、国際サッカー連盟(FIFA)から選挙を行うように指導を受けていた。

日本協会はその指導をもとに、会長選任方法を模索。FIFAから求められていた47都道府県協会の代表者で構成されていた評議員の増員や、会長選への出馬条件なども精査してきた。このたび、新方式についてFIFAからの了承も取り付けたため、21日の評議員会で承認の上、規約改正という流れになる。

増員される評議員の中にはJ1・18クラブの実行委員に加え、なでしこリーグを運営する日本女子サッカーリーグ、日本フットボールリーグ(JFL)、日本フットサルリーグ(Fリーグ)、全日本大学連盟らが加わることになる。

最も注目されるのは、JPFAも加わること。会長選の投票権を持つことになり、現時点ではJPFAの選手会長が投票を行う可能性が高い。たかが1票ではあるが、現場のサッカー選手の「民意」が会長選出時に反映することは、日本サッカー界にとってもプラスの材料になるはずだ。

日本代表のハビエル・アギーレ監督の八百長問題で揺れる日本協会は、その対応策のつたなさ、組織としての機能不全が問題視されている。今回の規約改正により、これまでとは違った声が体制づくりに影響を与えることが、今後に向けた転機になるかもしれない。

提供:日刊スポーツ

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly