岡崎、クロスバー直撃も得点ならず マインツはケルンと分けて8戦白星なし《ブンデスリーガ》
2014.12.17 06:52 Wed
16日に行われたブンデスリーガ第16節、ケルンvsマインツは、0-0のスコアレスドローに終わった。マインツFW岡崎慎司はフル出場し、クロスバーをたたくシュートを放つ場面もあったが、得点を奪うには至らず。ケルンFW大迫勇也はベンチ入りしたが、出場機会なし。MF長澤和輝はベンチ外だった。
前節でシャルケを下し、連敗を3で止めたものの、今季1勝とホームを苦手としているケルン。7戦白星なしで12位まで順位を落としたマインツとしては、なんとか勝利を取り戻したい一戦だった。
先に決定的な場面をつくったのはケルンだった。8分、レーマンのFKにマローが合わせてネットを揺らす。だが、オフサイドの判定で得点は認められない。微妙だったが、ケルンにとっては落胆のジャッジとなった。
事なきを得たマインツは、13分に右CKからジュニオール・ディアスがヘディング。だが、ボールはGKホルンの正面へ。23分には、左から中央へ切り込んだ岡崎が、ボールを失いかけながらも持ち前の粘りを見せる。この踏ん張りが、最後は味方のシュートにつながったが、ボールはクロスバーを越えた。
38分にもマインツはチャンス。相手のミスから高い位置でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。岡崎の走りをおとりに、アラギが自ら持ち込んでシュートに持ち込むが、これも枠をとらえない。
スコアレスで迎えた後半も、両チームとも決定機をなかなかつくれず。そんな中、ケルンは72分、右サイドの裏を取ったD・ハルファーが折り返し、中央でゲルハルトが絡むと、ボールはフリーのウジャーの足元へ。だが、このシュートもマインツ守備陣を破るに至らなかった。
一方のマインツも、76分に絶好機。ペナルティーエリア内でうまくボールを呼び込んだ岡崎が、マリからのパスを受けると、DFをかわして決定的なチャンスをつくる。だが、左足で放ったシュートはクロスバーを直撃。惜しくも今季9点目とはならなかった。
83分にはケルンに再びチャンス。右クロスにウジャーが競り、こぼれたところをレーマンが右足でシュート。鋭い弾道だったが、GKカリウスのファインセーブに遭い、得点ならず。
1点が遠い両チームは、結局、スコアレスのままタイムアップの笛を迎えた。
提供:goal.com
前節でシャルケを下し、連敗を3で止めたものの、今季1勝とホームを苦手としているケルン。7戦白星なしで12位まで順位を落としたマインツとしては、なんとか勝利を取り戻したい一戦だった。
先に決定的な場面をつくったのはケルンだった。8分、レーマンのFKにマローが合わせてネットを揺らす。だが、オフサイドの判定で得点は認められない。微妙だったが、ケルンにとっては落胆のジャッジとなった。
事なきを得たマインツは、13分に右CKからジュニオール・ディアスがヘディング。だが、ボールはGKホルンの正面へ。23分には、左から中央へ切り込んだ岡崎が、ボールを失いかけながらも持ち前の粘りを見せる。この踏ん張りが、最後は味方のシュートにつながったが、ボールはクロスバーを越えた。
38分にもマインツはチャンス。相手のミスから高い位置でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。岡崎の走りをおとりに、アラギが自ら持ち込んでシュートに持ち込むが、これも枠をとらえない。
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1点が遠い両チームは、結局、スコアレスのままタイムアップの笛を迎えた。
提供:goal.com
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サッカー界を揺るがす大きな問題となっている日本代表MF佐野海舟の逮捕問題。移籍したばかりのマインツでも大きな問題に発展する可能性がある中、移籍金は支払われることになるようだ。 日本代表でもプレーし、今夏鹿島アントラーズからマインツへと完全移籍した佐野。しかし、17日に不同意性交疑惑で逮捕されたと一斉に報道された。 事件は14日、佐野は知人の男性2人と女性2人と都内で食事。その後、ホテルへと移動し、30代の女性に性的暴行を加えたとして逮捕。本人も容疑を認めていると言われている。 新加入選手のスキャンダルを受けたマインツは「マインツは新加入の佐野海舟が母国で逮捕されたという日本のメディア報道に驚きました。情報が不足しているため、この報道についての評価やコメントはまだできません」と声明を発表。詳細がわからないため、情報を集めている状況だとしていた。 クラブは弁護士などに連絡を取っているものの、まだ把握できていない状況であり、佐野は21日に合流する予定だったが、実現は不可能と見られている。 そんな中、ドイツ『ビルト』が続報を伝える中で、佐野の移籍が既に成立していると伝え、移籍金は支払わなければいけないとした。 「7月4日に正式に移籍が完了したため、マインツは基本移籍金250万ユーロ(約4億3000万円)を支払う必要がある」 「ただ、少なくとも、佐野海舟が不在であれば、クラブは年俸の支払いを免除できる可能性あるだろう」 鹿島も発表していた通り、佐野の移籍は完了しているため、当初の移籍金は支払う義務がマインツに発生する様子。一方で、契約を履行できない可能性が高い佐野は、給料を受け取ることはないという見方だ。 日本サッカー界だけでなく、ドイツサッカー界にも影響を与えるスキャンダル。捜査がどのように進展するのか、ドイツからも注目が集まっている。 2024.07.19 13:10 Fri5
