大仁会長、監督人選モラル調査不足認める

2014.12.06 09:00 Sat
日本協会の大仁邦弥会長(70)が5日、代表監督人選時の調査不足を認めた。横浜市内で開かれた神奈川県サッカー協会フットボールセンター(かもめパーク)のオープニング式典に参加した後、八百長疑惑がかかっている日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)の話題に触れ「契約の前にもいろいろ調べたけれど、八百長絡みの話はなかった。もし契約前に疑惑があると分かっていたら、契約しなかったと思う」と話した。

日本代表監督を選ぶ際の基準として、モラルは重要な項目だ。八百長疑惑を事前にキャッチした場合、その有無にかかわらず、候補から外すことは公益財団法人として当然の処置と言える。その上での一般論ではあるが、このタイミングだけに微妙な発言となった。
日本協会は、アギーレ監督招聘(しょうへい)を目指し、4年前から接触して調査を進めてきた。就任直後、人選を任されていた原博実専務理事は「多彩な戦術に加え、規律を重んじる性格で、日本をよい方向に導いてくれる」と自信に満ちた表情で話していたが、肝心なモラルに関する調査ができなかった。

日本協会は、アギーレ監督がスペインの裁判所からの出頭がある場合、来年2月が有力との見解を示したが、今後の展開次第では同1月のアジア杯期間中、最悪なら同6月にスタート予定の18年W杯ロシア大会アジア予選の最中に呼ばれる可能性もある。大仁会長は「今は『僕はやってない』という監督の言葉を信じるだけ。今後については、ここからの展開の中で考えたい」と、危機感を感じさせなかった。【盧載鎭】

提供:日刊スポーツ

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