グアルディオラ、レバークーゼン監督を絶賛 「すごく良い仕事をしている」

バイエルンは6日に行われるブンデスリーガ第14節で、レバークーゼンをホームに迎える。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、敵将のロジャー・シュミット監督が「すごく良い仕事をしている」とたたえた。

首位を快走中のバイエルンは、ここまでのリーグ戦は負けなしと絶好調が続いている。それでもグアルディオラ監督は、勝ち点23で3位につけているレバークーゼンを称賛し、警戒心をうかがわせた。5日の会見では、対戦相手について以下のように話している。ドイツ『AZ』がそのコメントを伝えた。

「彼らは非常に良いプレーを見せている。監督のアイデアが伝わってくるようなプレーだ。相手に合わせず、自分たちのプレーを貫こうとする。アグレッシブにかかってくるだろうし、高い位置でのプレスも良い」

今年1月、バイエルンはザルツブルクとの親善試合で0-3と完敗を喫している。その時、オーストリア王者で指揮を執っていたのは、この夏からレバークーゼンを率いているシュミット監督だ。

「2014年の頭、ザルツブルクでロジャー・シュミットに敗れたが、それは我々にとって、非常に良い経験だったね。彼が我々に正しい道を示してくれたんだ。常に攻撃的な考えを持つ優秀な監督だよ。ファンにとっても、サッカーにとっても良い」

「その敗戦は、我々の目を覚ます効果があった。そのときに初めてロジャー・シュミットと知り合ったよ。私は彼のことが好きだね。すごく良い仕事をしている。そして、(レバークーゼンには)優れた選手たちがいる。(ステファン・)キースリンクや(カリム・)ベララビはセカンドボールをうまく狙えるね」

長期離脱中の選手を除けば、「昨日の練習にはみんな参加し、みんな万全な状態だ」と語るスペイン人指揮官。レバークーゼン戦では前節ヘルタ・ベルリン戦に比べて「より多くのDFを起用する」とのことで、レバークーゼン戦は多少守備的なアプローチを選ぶかもしれない。

グアルディオラ監督は相手を評価しつつ、「明日の試合を勝てば、大きく前進できる」とも語った。アリアンツ・アレーナでの上位対決を制し、首位の座をさらに固めるつもりだ。
提供:goal.com