レーティング:ローマ 4-2 インテル《セリエA》

2014.12.01 06:41 Mon
▽セリエA第13節のローマvsインテルが、11月30日にスタディオ・オリンピコで開催され、ホームのローマが4-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽ローマ採点
GK
26 デ・サンクティス 5.5
失点に責任なし。集中力を保っていた

DF
13 マイコン 5.5
久々の出場だったが、攻撃面での存在感は絶大。ただ、守備の局面でルーズさも見られた
44 マノラス 5.5
対人能力の高さを発揮したが、チームは2失点

23 アストーリ 5.5
2失点に関与したが、それ以外は悪くなかった
25 ホレバス 6.0
圧巻の仕掛けから移籍後初ゴール。だが、攻撃面でブレーキとなる部分が少し気になる

MF
15 ピャニッチ 6.5
ドッピエッタを達成。卓越したボールスキルでチャンスを創出

20 ケイタ 5.5
中盤で攻守に気の利いたプレーを披露

(→デ・ロッシ 5.5)
守備のバランスを整えた

4 ナインゴラン 6.0
ダイナミックなプレーで中盤をけん引

FW
8 リャイッチ 6.0
先制点をアシスト。良いタイミングで裏に抜け出してチャンスに絡んだ

(→フロレンツィ 5.5)
与えられた役割を完遂

10 トッティ 6.5
変わらぬ存在感でチームをけん引。相手の急所を突くダイレクトプレーはさすが

(→イトゥルベ -)

27 ジェルビーニョ 6.0
先制点を記録。再三チャンスに絡んだが、ややプレー精度を欠いた

監督
ガルシア 6.0
2度のリードを追いつかれたのは頂けないが、内容的には完勝

▽インテル採点
GK
1 ハンダノビッチ 5.5
4失点も自身にミスはなかった。序盤に左足を気にしていたが、無事フル出場

DF
14 カンパニャーロ 4.5
ロングスローで存在感も守備はザルだった

23 ラノッキア 5.0
貴重な同点ゴールを奪ったが、2失点目ではホレバスに簡単にかわされた

5 ファン・ジェスス 4.5
ポジショニング、プレー判断の悪さが致命的

22 ドド 5.0
古巣とのリーグ戦初対戦で1アシスト。課題の守備で脆さを見せた

(→イカルディ -)

MF
13 グアリン 4.5
攻守に精彩を欠いた

18 メデル 5.0
周囲との連係が悪くフィルター役をこなせなかった

(→オビ -)

8 パラシオ 5.0
周囲の問題か、コンディションの問題か、本来の輝きを見せられず

90 エムビラ 5.0
攻守に凡庸

17 クズマノビッチ 5.5
セットプレーから1アシスト

FW
7 オスバルド 6.0
個の力で1ゴール。身体能力を生かしたプレーを見せた

監督
マンチーニ 5.0
力の差を見せつけられる敗戦。後半半ばに主審への執拗な抗議で退席処分となった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ピャニッチ(ローマ)
▽決勝点と試合を決定付ける4点目を奪う千両役者の働きだった。トッティと並んで今のチームにとって、なくてはならない存在。

ローマ 4-2 インテル
【ローマ】
ジェルビーニョ(前21)
ホレバス(後2)
ピャニッチ(後15)
ピャニッチ(後47)
【インテル】
ラノッキア(前36)
オスバルド(後12)

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