スポルティング連勝でグループ2位浮上《CL》

2014.11.26 08:04 Wed
チャンピオンズリーグ・グループG第5節、スポルティングvsマリボルが25日に行われ、ホームのスポルティングが3-1で勝利を収めた。スポルティングFW田中順也はベンチ入りしなかった。

前節シャルケ戦で初勝利を挙げ、決勝トーナメント進出に向けてチャンスの出てきたスポルティング。一方のマリボルもチェルシー戦をドローに持ち込んで望みをつないでおり、両チームともに勝ち点3を加えて最終節を迎えたいところだった。

開始10分、スポルティングは早い時間に先制点を奪うことに成功。ジェフェルソンが左サイドを突破してクロスを入れ、ファーから飛び込んだマネが合わせて1-0とした。

さらに35分、ナニが見事な個人技で2点目。エリア内左側でボールを受け、シュートフェイントを入れながら中央へ持ち込む。1本目のシュートはDFにブロックされたが、もう一度ボールを拾うと細かいボールタッチで守備陣を翻弄し、最後は豪快に蹴り込んでリードを広げた。

苦しくなったマリボルだが、42分には反撃に転じて1点を返す。メヤツが左サイドに抜けだして低いクロスを入れると、ゴール前に入ったジェフェルソンがオウンゴールを入れてしまった。

1点差でハーフタイムを迎えたが、ここでスタジアムの照明が故障。試合は数十分間にわたって遅延を余儀なくされる。

ようやく再開された後半も主導権を握ったのはホームのスポルティング。65分にはジョアン・マリオが右サイドからクロスを上げると、ナニが頭で触って浮いたボールの落ち際をスリマニがボレーで捉え、3-1と突き放した。

その後もスポルティングの優位は変わらず、立て続けにマリボルのゴールを脅かす。4点目はならなかったが、そのまま危なげなくリードを守って3-1で試合を終えた。

2連勝を収めたスポルティングは、チェルシーに敗れたシャルケを上回ってグループ2位に浮上。最終節は敵地でのチェルシー戦にグループ突破を懸ける。マリボルは敗退が決定したが、最終節でシャルケを破れば3位でヨーロッパリーグに残ることはできる。


提供:goal.com

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