レーティング:ハル・シティ 1-2 トッテナム《プレミアリーグ》
2014.11.24 03:14 Mon
▽プレミアリーグ第12節のハル・シティvsトッテナムが23日にKCスタジアムで開催され、トッテナムが2-1で逆転勝利を収めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽ハル・シティ採点
GK
1 マクレガー 6.0
2失点はしたが、再三の好守で相手を苦しめた
DF
27 エル・モハマディ 5.5
前半はタイミングの良い攻撃参加を見せたが、後半は守備に追われた
21 ドーソン 6.0
キャプテンまで務めた古巣との初対決で気迫のこもったプレーを披露
6 C・デイビス 5.5
決勝点の場面では疲労の影響か、寄せが遅れた
前半は1列前のブレイディーと攻撃の起点となったが、後半は自陣に押し込まれた
MF
34 ベン・アルファ 5.5
前半のシュートミスは頂けないが、上々のパフォーマンスだった
(→メイラー 5.0)
守備で味方を助けられず
14 リバモア 5.5
古巣相手に見事なミドルシュートを決めたが、後半に1発レッドカードでもおかしくない危険なタックルを見舞った
25 ガストン・ラミレス 3.5
無意味なラフプレーで退場。チームが良いリズムで戦っていただけに責任は重い
8 ハドルストン 5.5
後半はやや熱くなったが、安定した出来だった
(→ローゼナイアー 5.5)
最後の場面で身体は張ったが報われず
11 ブレイディー 6.0
鋭い仕掛けで相手の脅威となった
(→S・クイン -)
FW
18 イェラビッチ 5.5
周囲のサポートが少ない中でよく戦った
監督
ブルース 5.5
善戦もガストン・ラミレスの退場が痛すぎた
▽トッテナム採点
GK
1 ロリス 5.0
失点場面に責任はないが、ハイボールの処理でミスが目立った
DF
15 E・ダイアー 5.0
ブレイディーに完敗。ハーフタイムでピッチを去った
(→キリケシュ 5.5)
何度か質の高いクロスを供給
21 ファシオ 5.0
中途半端なクリアで失点の要因に。全体的に見ても厳しい出来だった
5 ヴェルトンゲン 5.5
バックラインの中では唯一及第点のパフォーマンス
33 B・デイビス 5.5
序盤は攻守に精彩を欠いたが、前半半ばから盛り返した
MF
11 ラメラ 5.5
ボールを持ち過ぎるきらいがあるものの、チャンスは作っていた
19 デンベレ 5.5
キープ力は見せたが、もっと積極性がほしい
(→レノン 6.0)
攻守両面で持ち味のスピードが生きた
38 R・メーソン 6.0
アグレッシブなプレーを90分間続けた
23 エリクセン 6.5
値千金の決勝点を記録。攻撃をけん引した
FW
9 ソルダード 5.5
味方を活かすプレーは良かったが、ゴールという結果がほしい
(→パウリーニョ -)
18 ケイン 6.0
ストライカーらしい抜け目ない動き出しで同点ゴールを記録
監督
ポチェッティーノ 5.5
相手の退場に助けられたが、勝ち切ったことは大きい
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
エリクセン(トッテナム)
▽精度の高い右足のキックで決勝点を含む全ゴールに絡んだ。チームで唯一勝負強さを備えている選手。
ハル・シティ 1-2 トッテナム
【ハル・シティ】
リバモア(前8)
【トッテナム】
ケイン(後16)
エリクセン(後45)
▽ハル・シティ採点
GK
1 マクレガー 6.0
2失点はしたが、再三の好守で相手を苦しめた
DF
27 エル・モハマディ 5.5
前半はタイミングの良い攻撃参加を見せたが、後半は守備に追われた
キャプテンまで務めた古巣との初対決で気迫のこもったプレーを披露
6 C・デイビス 5.5
決勝点の場面では疲労の影響か、寄せが遅れた
26 ロバートソン 5.5
前半は1列前のブレイディーと攻撃の起点となったが、後半は自陣に押し込まれた
MF
34 ベン・アルファ 5.5
前半のシュートミスは頂けないが、上々のパフォーマンスだった
(→メイラー 5.0)
守備で味方を助けられず
14 リバモア 5.5
古巣相手に見事なミドルシュートを決めたが、後半に1発レッドカードでもおかしくない危険なタックルを見舞った
25 ガストン・ラミレス 3.5
無意味なラフプレーで退場。チームが良いリズムで戦っていただけに責任は重い
8 ハドルストン 5.5
後半はやや熱くなったが、安定した出来だった
(→ローゼナイアー 5.5)
最後の場面で身体は張ったが報われず
11 ブレイディー 6.0
鋭い仕掛けで相手の脅威となった
(→S・クイン -)
FW
18 イェラビッチ 5.5
周囲のサポートが少ない中でよく戦った
監督
ブルース 5.5
善戦もガストン・ラミレスの退場が痛すぎた
▽トッテナム採点
GK
1 ロリス 5.0
失点場面に責任はないが、ハイボールの処理でミスが目立った
DF
15 E・ダイアー 5.0
ブレイディーに完敗。ハーフタイムでピッチを去った
(→キリケシュ 5.5)
何度か質の高いクロスを供給
21 ファシオ 5.0
中途半端なクリアで失点の要因に。全体的に見ても厳しい出来だった
5 ヴェルトンゲン 5.5
バックラインの中では唯一及第点のパフォーマンス
33 B・デイビス 5.5
序盤は攻守に精彩を欠いたが、前半半ばから盛り返した
MF
11 ラメラ 5.5
ボールを持ち過ぎるきらいがあるものの、チャンスは作っていた
19 デンベレ 5.5
キープ力は見せたが、もっと積極性がほしい
(→レノン 6.0)
攻守両面で持ち味のスピードが生きた
38 R・メーソン 6.0
アグレッシブなプレーを90分間続けた
23 エリクセン 6.5
値千金の決勝点を記録。攻撃をけん引した
FW
9 ソルダード 5.5
味方を活かすプレーは良かったが、ゴールという結果がほしい
(→パウリーニョ -)
18 ケイン 6.0
ストライカーらしい抜け目ない動き出しで同点ゴールを記録
監督
ポチェッティーノ 5.5
相手の退場に助けられたが、勝ち切ったことは大きい
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
エリクセン(トッテナム)
▽精度の高い右足のキックで決勝点を含む全ゴールに絡んだ。チームで唯一勝負強さを備えている選手。
ハル・シティ 1-2 トッテナム
【ハル・シティ】
リバモア(前8)
【トッテナム】
ケイン(後16)
エリクセン(後45)
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連敗ストップのフォレストが3位浮上! スパーズは厳しい連敗で16位に転落…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第33節、トッテナムvsノッティンガム・フォレストが21日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのフォレストが1-2で勝利した。 スパーズは前節、ウォルバーハンプトンに2-4の惨敗。降格の心配はないものの、屈辱の15位に転落。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでは敵地でフランクフルトを1-0で撃破しベスト4進出。その勢いに乗って臨んだ中3日のホームゲームでは先発5人を変更。ウドジェとマディソン、ベリヴァル、、ブレナン・ジョンソン、ソランケに代えてスペンス、クルゼフスキ、サール、オドベール、リシャルリソンを起用した。 対して直近連敗で急失速の4位フォレストは、難敵相手に連敗ストップを狙った。前々節はアストン・ビラ相手の敗戦も前節はエバートンに敗戦。ここにきてチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの重圧を感じ始めている。今回の一戦では志向するスタイル的に相性がいいスパーズ相手にバウンスバックを図った。 拮抗した入りとなったが、早い時間帯にスコアが動く。5分、直前にギブス=ホワイトの鋭いミドルシュートでGKヴィカーリオにファインセーブを強いたフォレスト。このプレーで得た右CKの流れからペナルティアーク左にこぼれたボールをアンダーソンが右足ダイレクトシュート。ゴール前でベンタンクールにディフレクトした強烈なシュートがヴィカーリオの手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 序盤の先制点で勢いづくアウェイチームはロングカウンターを軸に攻勢を継続。すると16分、相手陣内で得たFKの場面で左のエランガに展開。右足の正確なインスウィングのクロスに反応したウッドがDFとGKヴィカーリオに競り勝ってヘディングシュートを右隅に叩き込んだ。 いずれもセットプレー流れでの連続失点となったホームチームはここから反撃。右のペドロ・ポロとオドベール、左のスペンスとテルの両サイドからドリブル突破、コンビネーション、クロスとチャンスを創出。 20分にはオドベールの右隅を捉えたミドルシュートでGKセルスに好守を強いると、以降はオドベールの高速クロスなどでゴールへ迫る。そして、完全に押し込んで波状攻撃を仕掛ける展開のなかで前半終盤にはリシャルリソンやテルにボックス内でのビッグチャンスが舞い込んだが、いずれも最後の精度を欠いて前半のうちに1点も返すことはできなかった。 迎えた後半、スパーズは今後の戦いを睨んでかロメロ、ファン・デ・フェンを下げてダンソ、ベン・デイビスを同時投入。センターバック2枚を入れ替えた。これに対してフォレストはエランガを下げてモラトを投入し、より守備的な5バックに布陣を変更した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続きボールを握ったスパーズが押し込むが、専守防衛の構えを見せるアウェイチームの堅守に苦戦。63分には右CKでポロのクロスをニアに飛び込んだクルゼフスキが頭で合わせるが、ファーポストに向かったボールはDFトフォロの見事なゴールカバーにかき出された。 66分にも相手のクリアミスを奪ってボックス右に抜け出したリシャルリソンにビッグチャンスも、勇敢に間合いを詰めたGKセルスのビッグセーブに阻まれたスパーズ。直後の67分にはオドベール、クルゼフスキを下げてジョンソン、ソランケを同時投入。2トップ気味の布陣で変化を加えていくと、以降もダンソの意表を突くミドルシュート、80分にはポロのピンポイントクロスにリシャルリソンが頭で合わせるが、セルスのビッグセーブを前にゴールが遠い。 試合終盤にかけてメンバーを入れ替えながら逃げ切りを図るフォレストに対して、スパーズが猛攻を仕掛けていく。87分には前半から機能していたポロとのホットラインがようやく開通したリシャルリソンのヘディングシュートがゴール左隅に決まり、ホームチームがようやく1点を返す。 これで俄然試合の緊張感が高まるなか、フォレストはカードを辞さずに時計を進めるプレーで泥臭く逃げ切りを図る。これに対してリスクを冒して最後までゴールを目指したスパーズだったが、再びゴ―ルをこじ開けるには至らなかった。 この結果、スパーズ相手のシーズンダブルで連敗を止めたフォレストが3位浮上。CL出場権争いで大きな勝ち点3を奪取した。一方、EL優先を窺わせる戦いとなったスパーズは内容面で若干の改善も厳しいリーグ連敗で16位に転落した。 トッテナム 1-2 ノッティンガム・フォレスト 【トッテナム】 リシャルリソン(後42) 【フォレスト】 エリオット・アンダーソン(前5) クリス・ウッド(前16) 2025.04.22 06:09 Tue5